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'''週刊少年サンデー'''(しゅうかんしょうねんサンデー) は[[小学館]]が発行する[[週刊]]の[[少年漫画|少年向け]][[漫画雑誌]]である。発行部数は『[[週刊少年ジャンプ]]』([[集英社]])、『[[週刊少年マガジン]]』([[講談社]])に続いて週刊少年漫画誌としては3位。
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'''週刊少年サンデー'''』(しゅうかんしょうねんサンデー、WEEKLY SHONEN SUNDAY)は、[[小学館]]が発行する[[日本]]の[[逐次刊行物#週刊|週刊]][[少年漫画|少年]][[日本の漫画雑誌|漫画雑誌]][[1959年]]に創刊。略称は 「サンデー」など。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
創刊号は『[[週刊少年マガジン]]』と同じ[[1959年]][[3月17日]][[火曜日]]に発売された[[1959年]][[4月5日]]号であり、創刊号の表紙を飾ったのは、当時[[読売ジャイアンツ|読売巨人軍]]の主力選手だった[[長嶋茂雄]]で、巻末には[[児童]][[心理学者]][[波多野勤子]]が祝辞を寄せている。
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[[1959年]](昭和34年)[[3月17日]]に、同年[[4月5日]]号として創刊。「サンデー」という誌名は「この雑誌を読むとまるで日曜日のように楽しい気分に浸れるように」という初代編集長[[豊田亀市]]が名付けた。当初は毎週[[火曜日]]の発売だったが、2011年現在は、毎週[[水曜日]]に発行されている。マスコットキャラクターの[[ナマズ]]は1977年からで、元々は『[[ビッグコミック]]』の前身雑誌『[[ボーイズライフ]]』の更に前身雑誌『[[中学生の友]]』のシンボルマーク。「澱んだ池の底でも辛抱していればそのうち大きくなる」というハングリー精神を表している。
  
サンデーという誌名は1959年4月5日が[[日曜日]]であることとは関係無く、この雑誌を読むとまるで日曜日のように楽しい気分に浸れるようにという初代編集長[[豊田亀市]]の願いによるものである。現在は毎週水曜日に発行されている。なお、『[[漫画サンデー]]』とは一切関係は無い。
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企画立ち上げ時のスタッフの大半が学年誌の編集者だったことから創刊前には「小学館の新児童誌」と宣伝され、創刊から10年近くの間、学年誌の延長線上にあり、読み物や付録などが充実していた。1960年代半ばには[[SF]]に力を入れ、当時気鋭の若手[[筒井康隆]]が小説の連載を持っていたこともあった。
  
漫画が掲載されている左ページの左下部に、めくり記号(手で左を指しているマーク)が印刷されている。他の小学館の漫画雑誌と同様に、吹き出し内の台詞に句読点がつく。1968年までは表紙に小学館のマークが記載されていた。
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1960年代にシリアスな漫画で問題を起こすことが多かった一方、ギャグ漫画やコメディ・タッチの漫画のヒット作が多かったことから、俗に「'''ギャグのサンデー'''」と呼ばれることになった。1980年代初頭には「'''ラブコメ'''」や「'''パロディ'''」も加わり、この風潮は現在も続いている。1980年代半ばにはギャグ漫画家(パロディ組)が飽和状態になり、『[[月刊少年キャプテン]]』([[徳間書店]])などの他誌への放出も目立った。
  
1980年代以降、誌名ロゴを平面体のものに刷新した際、他誌もそれに追随した。現行のサンデー誌名ロゴは1991年に変更されたものである。
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漫画家間の交流(サンデー内のみではなく、小学館関係の雑誌も含め)が比較的盛んで、1980年代-1990年代初頭には[[島本和彦]]を中心としたグループ、1990年代半ばからは[[藤田和日郎]]を中心としたグループが有名。創刊1500号を記念して作られたレコード「WINGS OF FREEDOM」(1985年)の際には、当時の連載陣の一部が歌を披露している。
  
少年誌では最も読者の年齢層が高いことで知られるが、近年、約6割を占める高校生以上の読者から、小中学生へと主読者層をシフトさせる編集方針が明確となってきた。結果として『[[週刊少年ジャンプ]]』との読者層の住み分けが崩れ、1990年代後半以降を支えた中堅作家がサンデーを離れる<ref>[[藤田和日郎]][[久米田康治]][[曽田正人]][[安西信行]](原案として名前は残っているが、ブログで「サンデーに居場所はない」として他誌への移籍を考えている様な発言があった)など</ref>事態を招いたため、高年齢層の読者からは不満の声が多い。
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雑誌(編集部)と漫画家との表沙汰になったトラブルも他誌と比べると比較的少なく、有名な事件は1980年代の「[[安永航一郎]]が編集者と喧嘩した」事と「[[新谷かおる]]が「[[バランサー (漫画)|バランサー]]」のクレームによる改題が発端で編集者との確執に至った」くらいだったが、2008年に[[雷句誠]]が自身の作品の発行元であった[[小学館]]に対して原稿紛失を巡って損害賠償請求の[[民事訴訟]]を提起し、その際に雷句は自身のブログや陳述書を通じて編集部の内実・体質や編集者の漫画家に対する横暴を暴露し話題になった。
  
{{CURRENTYEAR-JST}}年現在の誌面では、1980年代に一世を風靡した[[あだち充]]に代表される都会的な作品と、[[雷句誠]]に代表される「子供」を前面に押しだした作品とが並存している。雑誌の後半部分に掲載されている漫画ほど、高年齢向けだという傾向が指摘されている。この影響か、近年アイドルグラビアの掲載が『週刊少年マガジン』や『[[週刊少年チャンピオン]]』に比べ、やや減少傾向にあるともいう。
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2011年現在の発行部数は、週刊少年漫画誌としては『[[週刊少年ジャンプ]]』([[集英社]])、『[[週刊少年マガジン]]』([[講談社]])に続いて3位。
  
同誌では、人気が低迷する作品でもすぐに[[打ち切り]]となることは少なく、ストーリーの区切りがつくまで作品が掲載されることが多い。同誌に長期連載経験を持つ漫画家を、ヒットの如何を問わずに起用するともいわれている。『ジャンプ』の新人発掘重視・アンケート至上主義とは対照的であり、誌面の[[マンネリ]]化・連載作家の高年齢化・新人作家が連載を持ちにくい等の原因として、ベテラン作家重視が批判されることもある。
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== 歴史 ==
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=== 1959年創刊 - 1960年代 ===
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[[Image:週刊少年サンデー4.jpg|300px|thumb|週刊少年サンデー]]
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1958年、学年誌編集部の次長だった[[豊田亀市]]が、[[テレビ]]時代の到来と1950年代半ばから続いていた週刊誌ブームを受けて、[[漫画]]を中心に据えた少年週刊誌の発行を社長の[[相賀徹夫]]に働き掛け、『週刊少年サンデー』の創刊が決まる。当初は1959年5月5日の発行を予定して諸準備に取り掛かっていたが、『ぼくら』『少年倶楽部』などの月刊少年誌を持つ[[講談社]]も週刊誌ブームを受けて『[[週刊少年マガジン]]』の創刊準備を始めたことから、徐々に創刊日が繰り上がり、結局ともに1959年3月17日に創刊した。創刊号のラインアップは[[手塚治虫]]「[[スリル博士]]」、[[横山隆一]]「宇宙少年トンダー」、[[寺田ヒロオ]]「[[スポーツマン金太郎]]」、 [[藤子不二雄]]「[[海の王子]]」、[[益子かつみ]]「南蛮小天狗」で、創刊号の表紙に[[読売ジャイアンツ|読売巨人軍]]の[[長嶋茂雄]]を起用。巻末には[[児童]][[心理学者]]の[[波多野勤子]]が祝辞を寄せている。
  
単行本売上の依存率の高さは他誌を圧倒しているという。マンネリ化による作品人気の低迷を防ぎ単行本売上を確保するため、創刊以来単行本が40巻以上発売される作品は存在しなかった。長期連載を望む作家に取ってネックであったこの縛りは、『[[MAJOR]]』により破られた。{{CURRENTYEAR-JST}}年現在、『MAJOR』『[[名探偵コナン]]』『[[犬夜叉]]』の3作品が40巻以上発売されており、いずれも安定した高い人気を保っている。一方で、かつてはおこなわれなかった早期打ち切りや、ベテラン作家の他誌・他社への移籍なども発生しており、評価が分かれている。
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両誌の価格はサンデーが30円、マガジンが40円で、豊田が「もしサンデーがマガジンと同じ値段だったとしたら、マガジンの付録の分お得感で負けてしまう」と判断した事から、両誌の契約している印刷所がともに[[大日本印刷]]だったこともあり、「マガジンが刷り始めるのを確認してからサンデーの値段を入れて刷る」という機密漏洩的後だしジャンケンのような裏技を使っている。創刊号の売上げはサンデーが30万部で、マガジンが20.5万部でサンデー側に軍配が上がり、マガジンも5号から30円に値下げした。これ以降もお互い張り合って雑誌の総ページ数を増やしていった。1960年代半ばには[[W3事件]](「[[W3]]」をマガジンからサンデーに移籍)、1960年代末には「[[天才バカボン]]」のマガジンからサンデーへの移籍が起きるなど、その後もライバル間の争いは続いた。
  
{{CURRENTYEAR-JST}}年現在、特別定価250円となっている。2006年以降、定価で発行されたことはない。
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1960年代のヒット作には、[[横山光輝]]「[[伊賀の影丸]]」(1961年)、[[赤塚不二夫]]「[[おそ松くん]]」(1962年)、[[藤子不二雄]]「[[オバケのQ太郎]]」(1964年)、藤子「[[パーマン]]」(1966年)、横山光輝「[[ジャイアントロボ]]」(1967年)などがある。
  
== 変遷 ==
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1960年代半ばからマガジンが劇画路線・スポ根路線を開拓して、創刊当初の主要読者層([[団塊の世代|戦後のベビーブーム世代]])を離さなかったのに対して、サンデーは少年向けの漫画にこだわった。毎週土曜日に編集部を子供達に開放し、漫画需要を探るという作戦を取り、当時立ち上げを企画していた『週刊少年ジャンプ』([[集英社]])編集部の協力要請に「一ツ橋に少年向けの漫画雑誌は二つもいらない」と協力を拒否する一方で、青年向けの漫画雑誌「[[ビッグコミック]]」(1968年、創刊当初「一流の漫画家しか起用しない」というのをウリのひとつにしていた)を創刊するなどして対応していた。
; 創刊~1970年頃
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: 『少年サンデー』は『[[少年マガジン]]』と並び[[1959年]]創刊。以後、漫画雑誌は月刊から週刊へと主役の座を譲った。このころは『[[パーマン]]』『[[オバケのQ太郎]]』など[[藤子不二雄]]の作品、[[赤塚不二夫]]の名を世間に広めた『[[おそ松くん]]』などのギャグ漫画作品が連載。その後の同誌とは違い、『[[コロコロコミック]]』が創刊されるまで児童向けの作品も掲載されていた。余談だが同時期の『少年マガジン』も同様だった。
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; 1971年~1980年頃
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: 1970年に入ると、当時の『少年マガジン』への対抗意識からか、ヤング向け雑誌への方向転換を図り、トイレの便器、マネキン、マッチ箱などアート性の強い表紙が次々と登場した。1976年に『[[てれびくん]]』、翌1977年に『コロコロコミック』が創刊され『サンデー』は中高生中心の年齢層になった。この際、更に小中学生の読者層を補うために『[[マンガくん]]』が創刊された。『[[がんばれ元気]]』や『[[まことちゃん]]』がその頃大ヒットした。1970年代末期からは、『少年マガジン』『少年チャンピオン』の低迷も相まって、部数で『少年ジャンプ』に次ぐ第2位に。この時期の誌名ロゴ変更4回。
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; 1981~1990年頃
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: 『[[タッチ (漫画)|タッチ]]』『[[うる星やつら]]』など[[ラブコメ]]色の強い漫画を掲載。青春ラブコメブームを起こし大人気となった。1985年にロゴ・誌面デザインを変更して以降、『To-y』など、若干対象年齢層を引き上げた漫画を掲載していたが、[[ヤングサンデー]]創刊に伴い、1987年以後の新連載は若干対象年齢を引き下げた。1985年以降「[[週刊少年サンデー増刊号]]」が月刊発行となり、独自の人気作を多数輩出した。1988年から1990年にかけ、増刊「サンデーspecial」の発行など、実験的な試みを行う。
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; 1991~2000年頃
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: 1991年より現在のロゴに変更。1980年代中期~1990年代前半の間にデビューした作家が1990年代の10年間を支え、1997年から1999年にかけては人気連載が雑誌のほとんどを占める状態となった。発行部数も1994年以降上昇を続け、2000年度にはピークを迎え推定部数が200万部に到達したが、それ以後部数は低下の一途を辿っている。特に『[[犬夜叉]]』『[[名探偵コナン]]』、『H2』 はサンデーを代表する連載作品となり、テレビアニメ化もされた。この時代の特徴としては、1994年に編集長が[[奥山豊彦]]に交代して以後、[[スポーツ漫画]]重視の紙面作りが行われた事などが挙げられる。1995年より、週刊少年サンデー増刊号が「[[少年サンデー超]]増刊」と名称を変更する。
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; 2001年頃~
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: 2000年に編集長が[[都築伸一郎]]に交代。それまでの読者層を一新しようとしたが、2000年~2002年にかけての新連載が『サンデー』としては珍しく軒並み打ち切りとなった。その一方『[[金色のガッシュ!!]]』など、低い年齢層に受けいれられる漫画も登場した。
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: 2002年には、編集長が[[三上信一]]に交代。[[高橋しん]]をサンデーに呼び寄せるなどの試みを行ったが失敗する。また、本誌の補助的役割を果たしていた『[[少年サンデー超]]増刊』の連載作品の単行本化を2002年末で終了、その後2004年2月増刊号を以って、連載作品を全部終了、また月刊発行から隔月発行に変更を行い、以後の掲載作品は連載作家の読切と新人の読切のみとなった。
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: 低い年齢層へのアピールやメディアミックスの活用など、新たな方向性を模索している。これは2005年1号より編集長が[[林正人]]に交代した後も継続して行われている。
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== 読者コーナー ==
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1960年代末になると、「右手にマガジン、左手に朝日ジャーナル」の[[学生運動]]の時代が訪れ、学生の他にアングラ・カルチャー層からの支持を得たマガジンが発行部数を伸ばし、一気に追い抜かれることになった。この時期、[[園田光慶]]の「[[あかつき戦闘隊]]」(1968年)の懸賞問題の影響で、隆盛を誇っていた戦記モノが激減した。
 週刊少年ジャンプの[[ジャンプ放送局]]に対抗して、サンデーでも巻末に読者コーナーが設置された。当時の人気アイドルであったおニャン子クラブ出身の[[高井麻巳子]][[渡辺美奈代]]、[[吉沢秋絵]]などがいたが、特筆すべきは当時人気絶頂であった[[とんねるず]]が最初の読者コーナー「サンデーファン」を担当していたことである。投稿者の熱気とハイテンションさはすさまじく、ジャンプ放送局を凌駕していたといえる。
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== 発行部数 ==
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=== 1970年代 ===
* 2000年 200万部
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[[Image:週刊少年サンデー5.jpg|300px|thumb|週刊少年サンデー]]
* 2002年 153万部
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『週刊少年マガジン』との争いの敗北を受けて、追随する形で青年向け雑誌(マガジンとは異なり、スタイリッシュな路線を目指した)への方向転換を図り、1970年21号から1年間広告製作プロダクション[[サン・アド]]に表紙の製作を受注。「傑作アイデアシリーズ」と称した、昆虫をダイナミックにレイアウトした「怪虫シリーズ」を皮切りに、トイレの便器、マネキン、スキンヘッド、マッチ箱、オール手書きイラスト、編集部宛の投書など表紙としての定義さえも破壊した表紙が次々と登場した。この時期の主な連載に[[ジョージ秋山]]「[[銭ゲバ]]」(1970年)、[[古谷三敏]]「[[ダメおやじ]]」(1970年)などがある。それらが沈静化した1972年頃からは「[[月光仮面]]」、「[[赤胴鈴之助]]」などの旧作のアニメ化に伴った漫画連載を展開し、当時作品に馴染んでいた親層の取り込みを図る一方で、[[石ノ森章太郎|石森章太郎]]「[[人造人間キカイダー (漫画)|人造人間キカイダー]]」(1972年)、[[永井豪]]/[[石川賢 (漫画家)|石川賢]]「[[ゲッターロボ]]」(1974年)などの特撮作品のコミカライズを掲載し、子供層を押えようとするなど、「親と子が安心して読める」誌面を展開した。
* 2003年 131万部
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* 2004年 116万部
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* 2005年 106万部
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* 2006年 100万部
+
  
== 歴代編集長 ==
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しかし、サンデー、マガジンともすでに青年(あるいはそれ以上)向け雑誌に転じていたため、本来の読者層であるはずの少年の多くが『[[週刊少年ジャンプ]]』に流れることになり、1973年にはサンデー、マガジンともに発行部数で追い抜かれることになり、再び少年向けに方向転換(ただし、一部の劇画は残った)。
* 1991年~1993年:[[平山隆]]
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* 1994年~2000年:[[奥山豊彦]]
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* 2000年~2002年:[[都築伸一郎]]
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* 2002年~2004年:[[三上信一]]
+
* 2005年~:[[林正人]]
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== 現在連載中の作品 ==
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当時の小学館は路線転換の煽りで離れつつあった少年読者層の再度獲得を目指すべくまず1974年6月に「少年サンデーコミックス」レーベル(「[[漂流教室]]」などが第一弾として刊行)を立ち上げ、続いて幼児向けの『[[てれびくん]]』(1976年)、児童向けの『[[月刊コロコロコミック|コロコロコミック]]』(1977年)、学年誌とサンデーの中間の『マンガくん』(1976年)(1979年に『[[少年ビッグコミック]]』に改称)、新人作家育成のための『[[週刊少年サンデー超|週刊少年サンデー増刊号]]』(1978年)など次々と新雑誌を創刊。
* [[あいこら]][[井上和郎]]) 2005年32号~
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* [[兄ふんじゃった!]][[小笠原真]]) 2005年9号~
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* [[犬夜叉]]([[高橋留美子]]) 1996年50号~
+
* [[イフリート~断罪の炎人~]]([[吉田正紀]]) 2007年2・3合併号~
+
* [[お茶にごす。]]([[西森博之]])  2007年18号~
+
* [[お坊サンバ!!]]([[飯島浩介]]) 2007年29号~
+
* [[ギャンブルッ!]]([[鹿賀ミツル]]) 2007年4・5合併号~ 
+
* [[クナイ伝]]([[緒里たばさ]]) 2007年46号~
+
* [[クロスゲーム]]([[あだち充]]) 2005年22・23合併号~
+
* [[結界師]]([[田辺イエロウ]]) 2003年47号~
+
* [[GOLDEN★AGE]]([[寒川一之]]) 2006年21・22合併号~
+
* [[金色のガッシュ!!]]([[雷句誠]]) 2001年6号~
+
* [[最強!都立あおい坂高校野球部]]([[田中モトユキ]]) 2005年6号~
+
* [[史上最強の弟子ケンイチ]]([[松江名俊]]) 2002年20号~
+
* [[絶対可憐チルドレン]]([[椎名高志]]) 2005年33号~
+
* [[DIVE!!]](原作:[[森絵都]] 画:[[池野雅博]]) 2007年28号~
+
* [[ダレン・シャン (小説)|ダレン・シャン]](原作:[[ダレン・シャン]]、画:[[新井隆広]]) 2006年36・37合併号~
+
* [[ハヤテのごとく!]]([[畑健二郎]]) 2004年45号~
+
* [[魔王 JUVENILE REMIX]](原作:[[伊坂幸太郎]] 画:[[大須賀めぐみ]]) 2007年27号~
+
* [[マリンハンター]]([[大塚志郎]]) 2007年36・37合併号~
+
* [[名探偵コナン]]([[青山剛昌]]) 1994年5号~
+
* [[MAJOR]]([[満田拓也]]) 1994年33号~
+
* [[メテオド]]([[四位晴果]]) 2007年19号~
+
* [[ワイルドライフ]]([[藤崎聖人]]) 2003年2号~
+
  
== 過去の掲載作一覧 ==
+
この時期は『[[週刊少年チャンピオン]]』の大躍進の影響もあり、発行部数が低迷、第4位になっていた。1977年には編集長が交代し、ビッグコミック系誌から持ち込まれた、現在もサンデーを象徴するイメージキャラクターのナマズが初登場、また1976年から5年間1年ごとに誌名ロゴを変更する体制をとった。
=== あ行 ===
+
* [[ああ!!甲子園]](原作:[[入江豊]]、画:[[園田光慶]]) 1968年29号~38号
+
* [[I'mナム]]([[細野不二彦]]) 1987年1号~31号
+
* [[I LOVE あやめ]]([[春日光広]]) 1980年17号~26号
+
* [[青の6号]]([[小澤さとる]]) 1967年2号~45号
+
* [[青空しょって]]([[森秀樹 (漫画家)|森秀樹]]) 1987年24号~1991年51号
+
* [[青空ふろっぴぃ]]([[細野不二彦]]) 1985年33号~1986年40号
+
* [[赤いペガサス]]([[村上もとか]]) 1977年13号~1979年38号
+
* 赤いペガサスII 翔(原作:村上もとか、画:[[千葉潔和]]) 1988年46号~1989年42号
+
* [[あかつき戦闘隊]](園田光慶) 1967年46号~1969年18号
+
* [[赤胴鈴之助]]([[武内つなよし]]) 1972年16号~35号
+
* [[悪魔の音]]([[手塚治虫]]) 1963年17号~18号
+
* [[アクシデンツ -事故調クジラの事件簿-]]([[山田貴敏]]) 1996年5・6合併号~1998年41号
+
* [[アゲイン]]([[楳図かずお]]) 1970年43号~1972年5号
+
* [[アタック拳]]([[川崎のぼる]]) 1965年37号~46号
+
* [[あっかんマン]]([[田村信]]) 1979年26号~1980年7号
+
* [[アニマル1]](ワン) (川崎のぼる) 1967年11号~1968年35号
+
* [[あばれ王将]]([[貝塚ひろし]]) 1966年41号~1967年18号
+
* [[あばれ大海]]([[六田登]]) 1979年22号~42号
+
* [[あばれフブキ]](原作:[[滝沢解]]、画:園田光慶) 1971年41号~53号
+
* [[アホアホ学園]]([[久喜青葉]])
+
* [[ARMS]]([[皆川亮二]]、原案協力[[七月鏡一]]) 1997年16号~2002年20号
+
* [[甘く危険なナンパ刑事]]([[西森博之]]) 1990年12号~37号
+
* [[あやかし堂のホウライ]](原案協力:[[藤田和日郎]]、画:[[金田達也]]) 2005年7号~13号
+
* [[あやめにお手上げ!]]([[伊藤伸平]]) 1987年50号~1988年2・3合併号
+
* [[歩武の駒]]([[村川和宏]]) 1999年14号~2000年16号
+
* [[アラジンの息子]](原作:[[飛鳥日見子]]、画:園田光慶) 1972年5号~17号
+
* [[伊賀の影丸]]([[横山光輝]]) 1961年14号~1966年39号
+
* [[行け!!南国アイスホッケー部]]([[久米田康治]]) 1991年15号~1996年34号
+
* [[いただきます!]]([[山田貴敏]]) 1993年8号~1996年19号
+
* [[一番湯のカナタ]](椎名高志) 2002年21・22合併号~2003年2号
+
* [[一球さん]]([[水島新司]]) 1975年21号~1977年52号
+
* [[いつも美空]]([[あだち充]]) 2000年22・23合併号~2001年24号
+
* [[いでじゅう!|県立伊手高校柔道部物語・いでじゅう!]](モリタイシ) 2002年33号~2005年30号
+
* [[いなずまエース]]([[江波譲二]]) 1964年1号~11号
+
* [[イナズマン]]([[石ノ森章太郎]]) 1973年34号~1974年38号
+
* [[いるか!!]]([[田辺崇]]) 2001年25号~30号
+
* [[うえきの法則]](福地翼) 2001年34号~2004年46号
+
* [[うえきの法則+|うえきの法則プラス]]([[福地翼]]) 2005年19号~45号(休載)2007年1号~2007年29号
+
* [[ウエルカム]]([[柳沢みきお]]) 1990年16号~25号
+
* [[うしおととら]](藤田和日郎) 1990年6号~1996年45号
+
* [[歌え!!ムスタング]](原作:[[福本和也]]、画:川崎のぼる) 1968年30号~1969年19号
+
* [[宇宙警備隊]]([[横山光輝]]) 1961年49号~1962年15号
+
* [[宇宙少年トンダー]]([[横山隆一]]) 1959年創刊号~29号
+
* [[売ったれダイキチ!]](原作:[[若桑一人]]、作画:[[武村勇治]]) 2003年22・23合併号~2004年8号
+
* [[うっちゃれ五所瓦]]([[なかいま強]]) 1988年19号~1991年29号
+
* [[ウノケンの爆発ウギャー!!]]([[うのせけんいち]]) 1990年17号~1991年40号
+
* [[海の王子]](原案:[[高垣葵]]、画:[[藤子不二雄]]) 1959年創刊号~1961年14号
+
* [[ウメ星デンカ]](藤子不二雄) 1969年7号~35号
+
* [[売り出せ!パンプス]]([[スノウチサトル]]) 1980年1号~9号
+
* [[うる星やつら]](高橋留美子) 1978年39号~1987年8号
+
* [[ウルトラマンタロウ]]([[石川賢 (漫画家)|石川賢]]) 1973年17号~34号
+
* [[噂の男前]]([[吉田聡]]) 1993年52号~1996年35号
+
* [[H2 (漫画)|H2]](あだち充) 1992年32号~1999年50号
+
* [[エイチマン]]([[安永航一郎]]) 1984年34号~36号
+
* [[英雄失格]](原作:[[梶原一騎]]、画:[[やまさき拓味]]) 1977年37号~1978年40号
+
* [[エムエム三太]]([[山川大助]]) 1965年5号~17号
+
* [[MJ (漫画)|MJ]](原作:[[金城哲夫]]、画:[[横山まさみち]]) 1968年15号~43号
+
* [[エンヤ KODOMO忍法帖]]([[森下裕美]]) 1995年21・22号~1998年20号
+
* [[おーい!ボケタン]]([[ビッグ錠]]) 1972年47号~1973年13号
+
* [[おいら女蛮]]([[永井豪]]) 1974年32号~1976年3・4合併号
+
* [[王立院雲丸の生涯]]([[広井王子]]、[[池上遼一]]) 1991年28号~1992年12号
+
* [[大空のちかい]]([[九里一平]]) 1962年45号~1964年19号
+
* [[鳳ボンバー]](田中モトユキ) 2002年23号~2003年21号
+
* [[おさるなまさるくん]]([[長谷川清]]) 1993年13号~1994年48号
+
* [[おじさんBOY!!小学中学生]]([[渡部精二]]) 1992年11号~41号
+
* [[おそ松くん]]([[赤塚不二夫]]) 1962年16号~1969年15号
+
* [[おっ母ァやくざ]](原作:[[早坂暁]]、画:[[田丸ようすけ]]) 1973年15号~32号
+
* [[オッス!少林寺]]([[菊田洋之]]) 1992年43号~1994年17号
+
* [[音吉くんのピアノ物語]]([[林倫恵子]]) 1989年52号~1992年9号
+
* [[男大空]](原作:[[雁屋哲]]、画:池上遼一) 1980年3・4合併号~1982年44号
+
* [[男組]](原作:雁屋哲、画:池上遼一) 1974年4・5合併号~1979年30号
+
* [[男どアホウ甲子園]](原作:[[佐々木守]]、画:[[水島新司]]) 1970年8号~1975年9号、1999年36・37合併号
+
* [[オバケのQ太郎]](藤子不二雄) 1964年6号~14号、1964年24号~1966年51号
+
* [[帯をギュッとね!]]([[河合克敏]]) 1989年1・2合併号~1995年52号
+
* [[おやこ刑事]](原作:[[林律雄]]、画:[[大島やすいち]]) 1977年21号~1981年12号
+
* [[おらぁグズラだど]](原作:[[笹川ひろし]]、画:[[坂井れんたろう]]) 1967年31号~1968年28号
+
* [[俺様は?]](なぞ)(杉本ペロ) 2003年7号~2005年3号
+
* [[俺たちのフィールド]]([[村枝賢一]]) 1992年3・4合併号~1998年45号
+
* [[おれの太陽]]([[つのだじろう]]) 1965年40号~1966年6号
+
* [[おれは直角]]([[小山ゆう]]) 1973年45号~1976年17号
+
* [[おれはナマズ者]](原作:[[やまさき十三]]、画:[[はしもとみつお]]) 1982年6号~1984年21号
+
* [[俺はやるぞ]]([[高野よしてる]]) 1965年2号~16号
+
* [[おろち]](楳図かずお) 1969年25号~1970年35号
+
  
=== か行 ===
+
1970年代中期から後期にかけては[[小山ゆう]][[がんばれ元気]]」(1976年)、[[楳図かずお]][[まことちゃん]]」(1976年)などがヒットしているが、[[雁屋哲]]/[[池上遼一]][[男組]]」(1974年)、[[さいとう・たかを]][[サバイバル (漫画)|サバイバル]]」(1976年)、[[林律雄]]/[[大島やすいち]][[おやこ刑事]]」(1976年)などの劇画のインパクトが強く、硬派でかつ重い雑誌と取られがちだった。1980年前後には、『週刊少年チャンピオン』の部数激減の影響もあり、発行部数が『週刊少年ジャンプ』に次ぐ第2位になった。
* [[母ちゃんNo.1]](赤塚不二夫) 1976年27号~1977年12号
+
* [[怪奇千万!十五郎]]([[川久保栄二]]) 2004年3号~20号
+
* [[快球Xあらわる!!]] (原案:[[摩周貴]]、画:[[益子かつみ]]) 1959年21号~1961年38号
+
* [[怪人ジャガーマン]]([[モンキー・パンチ]]) 1971年18号~27号
+
* [[怪虫カブトン]](つのだじろう) 1966年35号~51号
+
* [[学園帝国 俺はジュウベイ!]](原作:広井王子、画:[[中平正彦]]) 1993年3・4合併号~46号
+
* [[格闘王物語 ビュンBOY]](原作:[[ヒロナカヤスシ]]、画:[[丹羽啓介]]) 1992年7号~39号
+
* [[影組]]([[赤司かずたか]]) 1998年16号~1999年5・6合併号
+
* [[かけだせダッシュ]]([[石ノ森章太郎|石森章太郎]]) 1960年3号~21号
+
* [[翔けろ天馬]]([[関谷ひさし]]) 1962年15号~42号
+
* [[風の次郎吉]](武内つなよし) 1963年42号~52号
+
* [[旋風の橘]]([[猪熊しのぶ]]) 2002年2・3合併号~2003年1号
+
* [[風の伝承者]](原作:若桑一人、画:山本智) 1998年14号~2000年11号
+
* [[風を抜け!]]([[村上もとか]]) 1986年4・5合併号~1988年29号
+
* [[KATSU!]](あだち充) 2001年36・37合併号~2005年12号
+
* [[かってに改蔵]]([[久米田康治]]) 1998年21・22合併号~2004年34号
+
* [[かってに頼道]](はしもとみつお) 1980年31号~52号
+
* [[河童の三平]]([[水木しげる]]) 1968年28号~1969年46号
+
* [[かつみ]]([[矢口高雄]]) 1977年18号~36号
+
* [[カムイ外伝]]([[白土三平]]) 1965年21号~1966年40号
+
* [[がむしゃら]](原作:やまさき十三、画:あだち充) 1976年5・6合併号~18号
+
* [[仮面豪打丸]](貝塚ひろし) 1975年41号~50号
+
* [[仮面の忍者赤影]](飛騨の赤影)(横山光輝) 1966年45号~1967年48号
+
* [[仮面ライダーBlack]](石ノ森章太郎) 1987年41号~1988年50号
+
* [[からくりサーカス]](藤田和日郎) 1997年32号~2006年26号
+
* [[ガラスの脳]](手塚治虫) 1971年
+
* [[かん太郎物語]]([[本宮ひろ志]]) 1972年35号~45号
+
* [[ガンバ!Fly high]](原作:[[森末慎二]]、画:菊田洋之) 1994年25号~2000年45号
+
* [[がんばれ元気]][[小山ゆう]]) 1976年19号~1981年14号
+
* [[がんばれ健太]][[伊東章夫]]) 1963年1号~11号
+
* [[がんばれ!ロボコン]](石森章太郎(=石ノ森章太郎)) 1974年42号~1975年16号
+
* [[機動公務員 かもしか!]](村枝賢一) 1999年22・23合併号~2000年35号
+
* [[機動警察パトレイバー]]([[ゆうきまさみ]]) 1988年17号~1994年23号
+
* [[牙戦]](原作:滝沢解、画:あだち充) 1975年2号~34号
+
* [[牙走り]](原作:[[小池一雄]]、画:[[ながやす巧]]) 1972年3・4合併号~32号
+
* [[きみのカケラ]]([[高橋しん]]) 2002年38号~2003年16号、2004年4・5合併号~14号
+
* [[ギャグありき]](赤塚不二夫) 1977年16号~41号
+
* [[キャッチマン]]([[大島やすいち]]) 1973年37号~1974年8号
+
* [[キャプテンウルトラ]]([[小畑しゅんじ]]) 1967年8号~38号
+
* [[キャプテンKen]]([[手塚治虫]]) 1960年51号~1961年34号
+
* [[キャプテン五郎]](川崎のぼる) 1965年51号~1966年9号
+
* [[キャプテンスカーレット]](原作:[[北川幸比古]]、画:江波譲二) 1967年47号~1968年27号
+
* [[究極超人あ〜る]](ゆうきまさみ) 1985年34号~1987年32号
+
* [[九番打者]](貝塚ひろし) 1964年27号~1965年18号
+
* [[今日から俺は!!]]([[西森博之]]) 1990年40号~1997年47号
+
* [[恐竜カーニバル]]([[上田悦]]) 1989年17号~1992年30号
+
* [[銀輪ジャガー]](原作:[[史村翔]]、画:[[左近士諒]]) 1976年12号~25号
+
* [[銀輪魂]](原作:史村翔、画:左近士諒) 1977年3・4合併号~14号
+
* [[Gu-Guガンモ]](細野不二彦) 1982年19号~1985年16号
+
* [[くたばれ!!涙くん]]([[石井いさみ]]) 1969年7号~1970年45号
+
* [[KUNIE-パンゲアの娘-]](ゆうきまさみ) 2001年21・22合併号~2002年30号
+
* [[暗闇五段]]([[寺田ヒロオ]]) 1963年46号~1964年31号
+
* [[グランドライナー]]([[吉田正紀]]) 2006年3・4合併号~11号
+
* [[グリグリ]](つのだじろう) 1967年19号~47号
+
* [[グリングラス]](石森章太郎) 1983年21号~1984年10号
+
* [[グループ銀]]([[さいとう・たかを]]) 1970年19号~48号
+
* [[くるまんBOY]]([[加東和]]) 1987年35号~52号
+
* [[紅三四郎]]([[九里一平]]) 1968年31号~47号
+
* [[黒い鷲]]([[バロン吉元]]) 1973年19号~1974年6・7合併号
+
* [[クロザクロ]]([[夏目義徳]]) 2004年35号~2006年1号
+
* [[黒松・ザ・ノーベレスト]]([[水口尚樹]]) 2003年20号~25号
+
* [[ゲイン (漫画)|ゲイン]][[なかいま強]]) 1997年1号~1998年35号
+
* [[激犬シアター]][[上西園茂宣]]) 1994年1・2合併号~28号
+
* [[激猿シアター]](上西園茂宣) 1992年28号~?号
+
* [[激鳥シアター]](上西園茂宣) 1993年1・2合併号~52号
+
* [[ゲゲゲの鬼太郎]]([[水木しげる]]) 1971年40号~53号
+
* [[ケダマン]](永井豪) 1972年3・4合併号~45号
+
* [[ゲッターロボ]](永井豪、石川賢) 1974年15号~1976年3・4合併号
+
* [[ケンカの聖書]](バイブル)(原作:梶原一騎、画:石井いさみ) 1971年1号~53号
+
* [[拳児]](原作:[[松田隆智]]、画:[[藤原芳秀]]) 1988年2・3合併号~1992年5号
+
* [[原人ビビ]]([[石川球太]]) 1966年31号~1967年31号
+
* [[健太やります!]]([[満田拓也]]) 1989年30号~1994年24号
+
* [[源とツグミ]](原作:[[李春子]]、画:[[小山春夫]]) 1969年39号~?
+
* [[ゴーゴーえっちゃんのキャスター参るゾ!]]([[橋口たかし|橋口隆志]]) 1995年13号~49号
+
* [[GO!!豪!!ナンセンス]](永井豪) 1970年13号~28号
+
* [[GS美神 極楽大作戦!!]](椎名高志) 1991年30号~1999年41号
+
* [[暗号名はBF|暗号名はBF(コードネームはベイビーフェイス)]]([[田中保佐奈]]) 2004年7号~37号
+
* [[甲子園が好き!]]([[むつ利行]]) 1987年33号~38号
+
* [[皇帝戦士 斑鳩]](脚本:[[宮崎まさる]]、画:[[斉藤亜弓]]) 1992年16号~28号
+
* [[鋼鉄人間シグマ]](原作:横山光輝、画:[[塚本光治]]) 1964年14号~1965年3・4合併号
+
* [[ゴエモンろっく]]([[田村信]]) 1975年43号~1976年2号
+
* [[GOAL]]([[岡村賢二]]) 1987年8号~25号
+
* [[告白]]([[ジョージ秋山]]) 1971年11号~21号
+
* [[こちゃんと礼]](原作:[[牛次郎]]、画:[[緒方智巳]]) 1982年48号~1983年15号
+
* [[ゴッド・アーム]](原作:梶原一騎、画:[[桑田次郎]]) 1976年18号~1977年29号
+
* [[こっとん鉄丸]]([[あおきてつお]]) 1987年24号~1988年14号
+
* [[駒が舞う]](大島やすいち) 1972年22号~1973年30号
+
* [[こりゃマイッ太]]([[ムロタニツネ象]]) 1965年48号~1966年21号
+
* [[秘密戦隊ゴレンジャー|ゴレンジャー]](石森章太郎) 1975年18号~1976年23号
+
* [[ごろんぼ松]](原作:牛次郎、画:[[久寿けいすけ]]) 1979年30号~52号
+
* [[こわしや我聞]]([[藤木俊]]) 2004年11号~2005年52号
+
* [[こんちゃーすボン太郎]](原案:摩周貴、画:[[益子かつみ]]) 1961年39号~1962年12号
+
* [[コンちゃん]]([[石川弘]]) 1960年14号~40号
+
* [[崑ちゃん捕物帖]](原作:[[花登筐]]、画:[[前川かずお (絵本作家、漫画家)|前川かずお]]) 1961年8号~36号
+
  
=== さ行 ===
+
=== 1980年代 ===
* [[サイボーグエース]](原作:[[ジャック・ラカン]]、画:[[北野英明]]) 1971年44号~1972年13号
+
[[Image:週刊少年サンデー6.jpg|300px|thumb|週刊少年サンデー]]
* [[サイボーグ009]](石ノ森章太郎) 1979年13号~1981年11号
+
[[Image:週刊少年サンデー7.jpg|300px|thumb|週刊少年サンデー]]
* [[ザ・色っぷる]]([[吾妻ひでお]]) 1970年41号~46号
+
1980年代に入ると、[[劇画村塾]]出身の[[高橋留美子]]の「[[うる星やつら]]」(1978年)と、「少年ビッグコミック」で「[[みゆき (漫画)|みゆき]]」をヒットさせていた[[あだち充]]の「[[タッチ (漫画)|タッチ]]」(1981年)と、同じく「[[エリア88]]」をヒットさせていた[[新谷かおる]]の「[[ふたり鷹]]」(1981年)のヒットで[[ラブコメ]]ブーム(学園もの、青春もの)を巻き起こし、この3作品のアニメ化により部数を大きく伸ばして、1983年には最高発行部数の228万部を記録した(ちなみに、この記録は現在でも破られていない)。そのため、当時発行部数で首位に立っていた『週刊少年ジャンプ』編集部は猛追を恐れ、「友情・努力・勝利」を「友情・勝利・愛」に変えようとした程であった(但し、これはその直後の「[[北斗の拳]]」の大ヒットと、これに伴う発行部数の急激な上昇によって回避された)。
* [[サギパッパ]](ジョージ秋山) 1976年2号~24号
+
* [[さすがの猿飛]](細野不二彦)
+
* [[サスケ (漫画)|サスケ]]([[白土三平]]) 1968年32号~1969年22号
+
* [[サバイバル]][[さいとう・たかを]]) 1976年38号~1980年52号
+
* [[砂漠の野球部]]([[コージィ城倉]]) 1995年5・6合併号~1997年14号
+
* [[サブマリン707]](小澤さとる) 1963年2号~1965年41号
+
* [[ザ・ムーン]](ジョージ秋山) 1972年14号~1973年18号
+
* [[さよなら三角]]([[原秀則]]) 1981年4・5合併号~1984年18号
+
* [[SALAD DAYS]](猪熊しのぶ) 1998年48号~2001年48号
+
* [[サンダーキッド]]([[久松文雄]]) 1966年15号~30号
+
* [[サンダーマスク]]([[手塚治虫]]) 1972年43号~1973年2号
+
* [[365歩のユウキ]]([[西条真二]]) 2002年6号~43号
+
* [[CM野郎]](石森章太郎) 1970年16号~32号
+
* [[ジーザス (漫画)|ジーザス]](原作:[[七月鏡一]]、画:[[藤原芳秀]]) 1992年42号~1995年20号
+
* [[ジオポリスジョー]]([[里見桂]]) 1989年48号~1990年19号
+
* [[地獄くん]](ムロタニツネ象) 1967年1号~7号
+
* [[思春期刑事 ミノル小林]](水口尚樹) 2004年13号~2005年31号
+
* [[疾風影太郎]](原作:武内つなよし、画:小沢さとる) 1960年29号~52号
+
* [[死神博士]](川崎のぼる) 1966年11号~28号
+
* [[ジャイアントロボ]](横山光輝(初期のみ[[小澤さとる]]と共作)) 1967年20号~1968年10号
+
* [[Shout!]]([[清水洋三]]) 1994年~1995年
+
* [[じゃじゃ馬グルーミン★UP!]](ゆうきまさみ) 1994年44号~2000年42号
+
* [[ジャストミート (漫画)|ジャストミート]](原秀則) 1984年30号~1987年49号
+
* [[柔道讃歌]](原作:梶原一騎、画:[[貝塚ひろし]]) 1972年21号~1975年14号
+
* [[ジョーダンじゃないよ!]]([[斉藤むねお]]) 1992年35・36合併号~1994年47号
+
* [[少年]](原作:[[矢島正雄]]、画:[[小山ゆう]]) 1989年32号~39号
+
* [[少年SF短篇集]]([[藤子・F・不二雄]])
+
* [[少年ケニア]](原作:[[山川惣治]]、画:[[石川球太]]) 1961年14号~1962年15号
+
* [[少年サンダー]]([[片山ユキオ]]) 2003年3号~8号
+
* [[少年フライデー]](赤塚不二夫) 1974年33号~1975年11号
+
* [[女子中学生ノート]]([[寺島英樹]]) 1987年29号~51号
+
* [[白いパイロット]]([[手塚治虫]]) 1961年35号~1962年26号
+
* [[シロベ]](矢口高雄) 1984年29号~48号
+
* [[ZINGY]](原作:雁屋哲、画:[[上條淳士]]) 1984年22号~51号
+
* [[じんじんの仁]](原作:[[小松君郎]]、画:[[影丸穣也]]) 1973年11号~40号
+
* [[神聖モテモテ王国]]([[ながいけん]]) 1996年15号~2000年9号(終了告知はなく、コミックスも全6巻ではなく1~6巻という扱い)
+
* [[人造人間キカイダー]](石ノ森章太郎) 1972年30号~1974年13号
+
* [[新ひみつ戦隊ゴレンジャーごっこ]](石森章太郎) 1975年33号~1976年23号
+
* [[水曜ぼけなす指定席]]([[喜国雅彦]]) 1987年36号~50号
+
* [[スーパージェッター]]([[久松文雄]]) 1965年1号~1966年2号
+
* [[スーパーライダー]]([[石渡治]]) 1980年41号~1982年27号
+
* [[スター9]]([[江原伸]]) 1966年25号~1967年10号
+
* [[ステキに野蛮人]]([[鈴宮和由]])  1985年3・4合併号~23号
+
* [[ズバ変]](永井豪) 1971年28号~53号
+
* [[スピンナウト]]([[西森博之]]、[[春風邪三太]]) 1998年35号~1999年24号
+
* [[スプリガン]](原作:[[たかしげ宙]]、画:[[皆川亮二]]) 1989年10号~51号
+
* [[スプリンター]](小山ゆう) 1984年46号~1987年17号
+
* [[スペオペ宙学]]([[永井豪]]) 1978年37号~1979年21号
+
* [[スポーツてんこ盛り]]([[あおやま英雄]]) 1987年40号~1989年52号
+
* [[スポーツマン金太郎]]([[寺田ヒロオ]]) 1959年創刊号~1963年45号
+
* [[スマイルfor美衣]]([[里見桂]]) 1987年4・5合併号~1989年15号
+
* [[スリル博士]](手塚治虫) 1959年創刊号~23号
+
* [[聖イカンガー学園]](原作:[[イカンガー岩崎]]、画:[[小川智明]]) 1988年20号~46号
+
* [[星雲児]](池上遼一) 1983年5号~1984年11号
+
* [[聖結晶アルバトロス]]([[若木民喜]])2006年1号~51号
+
* [[青春動物園ズウ]](原作:[[小池一夫]]、画:[[やまさき拓味]]) 1978年46号~1981年43号
+
* [[青春賭博]](原作:[[真樹日佐夫]]、画:池上遼一) 1971年17号~38号
+
* [[青春ナックル4]]([[ほそかわ春]]) 1980年5・6合併号~22号
+
* [[青春の河]](ジョージ秋山) 1977年29号~1978年12号
+
* [[青拳狼]](原作:[[勝鹿北星|きむらはじめ]]、画:池上遼一) 1984年24号~1985年1号
+
* [[銭ゲバ]]([[ジョージ秋山]]) 1970年13号~1971年6号
+
* [[背番号0物語]](寺田ヒロオ) 1960年22号~1961年6号
+
* [[0マン]]([[手塚治虫]]) 1959年24号~1960年50号
+
* [[戦国甲子園~九犬士伝説~]]([[桐山光侍]]) 1991年33号~1992年27号
+
* [[仙べえ]](藤子不二雄) 1971年37号~1972年3・4合併号
+
* [[速球屋]]([[高山よしさと]]) 1971年22号~43号
+
* [[その気になっても]]([[谷村明彦]]) 1983年16号~47号
+
* [[その名もあがろう]][[六田登]]) 1983年3・4合併号~33号
+
  
=== た行 ===
+
この時期から増刊組が台頭。[[島本和彦]]の「[[炎の転校生]]」(1983年)、[[ゆうきまさみ]]の「[[究極超人あ〜る]]」(1985年)などでの特撮の[[パロディ]]が話題になり、いずれもヒットした。なお、本誌から連載の依頼があっても増刊で描くのが好きだからと断る[[みず谷なおき]]のような漫画家もいた。
* [[ターゲット]](園田光慶) 1969年20号~1970年24号
+
* [[ダート特急]]([[あびる義明]]) 1982年49号~1983年1・2合併号
+
* [[大棟梁]]([[西条真二]]) 2000年37・38合併号~2001年4・5合併号
+
* [[ダイナマ伊藤!]]([[杉本ペロ]]) 1999年17号~2002年47号
+
* [[ダイナミック3]](石森章太郎) 1959年33号~1960年2号
+
* [[光の戦士ダイヤモンドアイ|ダイヤモンド・アイ]](原作:[[川内康範]]、画:[[橋本勝己]]) 1973年43号~1974年13号
+
* [[太陽の戦士 ポカポカ]](久米田康治) 1996年39号~1997年39号
+
* [[高原村へようこそ]]([[村生ミオ]]) 1987年51号~1988年19号
+
* [[タキシード銀|タキシード銀 GINJIの恋の物語]]([[松浦聡彦]]) 1997年15号~2000年7号
+
* [[タケル道]](画:[[大和八重子]]、原案協力:[[小川直也]]) 2000年39号~2001年16号
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* [[ダスト18]]([[手塚治虫]]) 1972年2号~21号
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* [[DADA!]]([[吉田聡]]) 1989年44号~1991年38号
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* [[ただいま授業中!]]([[岡崎つぐお]]) 1980年44号~1983年8号
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* [[タックイン (漫画)|タックイン]](原作:[[谷川明彦]]、画:[[鈴木雅洋]]) 1989年16号~33号
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* [[ダッシュ勝平]](六田登) 1979年48号~1982年48号
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* [[奪戦元年]](原作:[[火浦巧]]、画:里見桂) 1984年31号~1985年10号
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* [[タッチ (漫画)|タッチ]](あだち充) 1981年36号~1986年50号
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* [[たとえばこんなラヴ・ソング]]([[北崎拓]]) 1990年28号~1991年50号
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* [[タフ]]([[中原裕]]) 1990年33号~1991年31号
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* [[旅立て!ひらりん]]([[山上たつひこ]]) 1971年25号~35号
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* [[タマガワ君]]([[あだちつとむ]]) 1971年23号~32号
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* [[ダメおやじ]]([[古谷三敏]]) 1970年43号~1982年30号
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* [[ダメっ子ユキちゃん]]([[さとうしんまる]]) 1981年46号~1983年52号
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* [[弾丸児]]([[九里一平]]) 1967年28号~1968年14号
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* [[DAN DOH!!]](原作:[[坂田信弘]]、画:[[万乗大智]]) 1995年15号~2000年30号
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* DAN DOH!! Xi(原作:坂田信弘、画:万乗大智) 2000年32号~2003年19号
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* DAN DOH!! ~ネクストジェネレーション~(原作:坂田信弘、画:万乗大智) 2004年17号~2005年1号
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* [[誓いの旗]](原作:[[神保史郎]]、画:ながやす巧) 1969年46号~1970年19号
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* [[地球ナンバーV7]](横山光輝) 1968年38号~1969年13号
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* [[ちくちくウニウニ]]([[吉田戦車]]) 1990年38号~1992年?号
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* [[父物語 斧]](原案:[[稲葉一良、原作:[[安房野遊人]]、画:[[本庄敬]]) 1987年42号~1988年21号
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* [[地底少年チャッピー]]([[水口尚樹]]) 2006年2号~41号
+
* [[ちびっこ町長]]([[わちさんぺい]]) 1962年41号~52号
+
* [[チャレンジD]](原作:[[石堂淑朗]]、画:[[大倉元則]]) 1971年48号~1972年14号
+
* [[超龍戦記ザウロスナイト]]([[克・亜樹]]) 1992年1・2合併号~1993年10号
+
* [[ちょっとヨロシク!]]([[吉田聡]]) 1985年17号~1987年20号
+
* [[突き屋]](原作:雁屋哲、画:[[長谷川法世]]) 1977年5・6合併号~32号
+
* [[望郷戦士]](ティアフルソルジャー)(原作:[[工藤かずや]]、画:北崎拓) 1988年38号~1989年51号
+
* [[♂ティンクル×2♀アイドル☆スター|♂ティンクル<sup>2</sup>♀アイドル☆スター]]([[遠山光]]) 1991年2・3合併号~1993年16号
+
* [[できんボーイ]] ([[田村信]]) 1977年35号~1979年16号
+
* [[でっかでか]]([[小山田つとむ]]) 1970年1号~15号
+
* [[てなもんや一本槍]](原作:[[香川登志緒]]、画:つのだじろう) 1968年16号~52号
+
* [[デビデビ DEVIL&DEVIL 魔と天はパートナー!?]]([[三好雄己]]) 1997年41号~2000年40号
+
* [[デビルキング]](さいとう・たかを) 1969年31号~1970年17号
+
* [[てりぶる少年団]]([[とり・みき]]) 1989年36号~47号
+
* [[天下一大物伝]](原作:梶原一騎、画:大島やすいち) 1975年29号~1977年16号
+
* [[電光レッド]]([[金田光二]]) 1960年14号~30号
+
* [[天才バカボン]](赤塚不二夫) 1969年35号~1970年15号
+
* [[天使な小生意気]](西森博之) 1999年25号~2003年36・37合併号
+
* [[電人1号]]([[黒葉潤一]]) 2003年12号~19号
+
* [[天地無用 (週刊少年サンデー)|天地無用]](原作:[[やまさき十三]]、画:[[岡村賢二]]) 1985年35号~1986年23号
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* [[天まであがれ]](原作:史村翔、画:[[金井たつお]]) 1981年31号~1982年20号
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* [[TO-Y]]([[上條淳士]]) 1985年16号~1987年15号
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* [[東京刑事]]([[鈴木けい一]]) 1999年5・6合併号~22・23合併号
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* [[東京番長]]([[鈴木けい一]]) 1995年2・3合併号~1997年19号
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* [[闘翔ボーイ]]([[竜崎遼児]]) 1986年45号~1988年27号
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* [[道士郎でござる]](西森博之) 2004年22・23合併号~2006年5・6合併号
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* [[動物のカメちゃん]]([[噌西けんじ]])  2000年31号~35号、2000年42号~2002年52号
+
* [[東遊記]]([[酒井ようへい]]) 2004年38号~2005年22・23合併号
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* [[ドカチン]](原作:[[吉田竜夫]]、画:[[坂井れんたろう]]) 1968年29号~1969年11号
+
* [[どかちんきっど]]([[こしばしげる]]) 1988年1号~38号
+
* [[トガリ]]([[夏目義徳]]) 2000年36号~2002年11号
+
* [[トキオ]](中原裕) 1992年19号~1993年32号
+
* [[どきどきハートビート]]([[岡崎つぐお]]) 1986年22号~1987年20号
+
* [[ときめきハイスクール刑事 サクラにおまかせ|ときめきハイスクール刑事 サクラにおまかせ♥]](上西園茂宣) 1995年4号~13号
+
* [[Dr.椎名の教育的指導!!]]([[椎名高志]]) 1989年14号~34号
+
* [[ドクター・ツルリ]](ムロタニツネ象) 1968年12号~36号
+
* [[特救GO!]](さいとう・たかを) 1981年18号~1982年18号
+
* [[どっきりドクター]](細野不二彦) 1981年14号~1982年7号
+
* [[ドッグワールド]](石森章太郎) 1976年35号~1977年18号
+
* [[とつげきウルフ]]([[島本和彦]]) 1987年18号~41号
+
* [[とべとべとんび]](長谷川法世) 1977年39号~1978年8号
+
* [[とべない翼]](原作:真樹日佐夫、画:[[梅本さちお]]) 1970年25号~1971年17号
+
* [[トライ・トライ]](原作:[[水谷龍二]]、画:[[内山まもる]]) 1982年28号~47号
+
* [[D-LIVE!!]]([[皆川亮二]]) 2002年44号~2006年18号
+
* [[DRAM拳-ファイナルファイト-]](シナリオ:[[井上敏樹]]、画:[[猪熊しのぶ]]) 1994年3・4合併号~42号
+
* [[どりる]]([[石川優吾]]) 2001年35号~2002年30号
+
* [[ドルフィン・ブレイン]]([[山田玲司]]) 1995年35号~50号
+
* [[ドロファイター]](村上もとか) 1979年47号~1981年8号
+
* [[どろろ]](手塚治虫) 1967年35号~1968年30号
+
* [[ドロロンえん魔くん]](永井豪) 1973年41号~52号
+
* [[泥んこ球場]](原作:[[福本和]]、作画:江波 譲二) 1969年21号~30号
+
* [[トンガ・シリーズ]][[加賀五三六]]) 1962年4号~14号
+
* [[トンカチむすこ]](わちさんぺい) 1960年17号~52号
+
* [[トンカツちゃん]](石森章太郎) 1959年20号~30号
+
  
=== な行 ===
+
1985年に誌名ロゴを固定化し、その頃から、[[RCサクセション]]を筆頭に[[BARBEE BOYS]][[爆風スランプ]]などの[[バンド (音楽)|ロックバンド]]、あるいはウィラードやガスタンクなどのパンク・ハードコア系のバンドの盛り上がり(第1次バンドブーム)にインスピレーションを受けた[[石渡治]]の「B・B」(1985年)、[[上條淳士]]の「[[To-y]]」(1985年)などの、音楽的かつ青年誌的な漫画が増えた。
* [[ないとバード]](里見桂) 1985年15号~1986年30号
+
* [[ナイトラヴァーズ]](原作:[[文月剣太郎]]、作画:[[清水洋三]]) 2001年4・5合併号~33号
+
* [[流れ星サブ]](高山よしさと) 1972年15号~24号
+
* [[なぎさMe公認]][[北崎拓]]) 1996年16号~1999年34号
+
* [[なんか妖かい!?]] (原作:きむらはじめ、画:[[里見桂]]) 1982年21号~1984年21号
+
* [[No.1リンナ]]([[石田まさよし]]) 1984年11号~30号
+
* [[虹色とうがらし]](あだち充) 1990年4・5合併号~1992年19号
+
* [[虹の戦闘隊]]([[荘司としお]]) 1964年27号~43号
+
* [[21エモン]]([[藤子・F・不二雄]]) 1968年1号~1969年6号
+
* [[人気者でいこう]](中原裕) 1989年35号~1990年32号
+
* [[ネコなび]]([[杉本ペロ]]) 2005年31号~2007年36・37合併号
+
* [[ネリわさび狂騒曲]]([[木全和也]]) 1981年9号~16号
+
* [[のらガキ]](赤塚不二夫) 1975年12号~1976年25号
+
  
=== は行 ===
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1985年中盤に「ふたり鷹」が、1986年末に「タッチ」が、1987年初頭に「うる星やつら」が終了したのを皮切りに、それまでのサンデーを支えていた作品の多くが完結し、1980年代前半の勢いが止まる。その後、高橋留美子の「[[らんま1/2]]」(1987年)や、ゆうきまさみの「[[機動警察パトレイバー]]」(1988年)などがヒットするものの、続くヒット作がなかなか出ずに部数が大きく落ち込み、1987年頃にはマガジンに発行部数を追い抜かれた。
* [[パーマン]][[藤子・F・不二雄]]) 1967年2号~44号
+
* [[ハウンドイレブン]]([[岡村賢二]]) 1985年5・6合併号~13号
+
* [[バカンス小僧]](益子かつみ) 1963年28号~38号
+
* [[妖逆門]]([[田村光久]]、原案:[[藤田和日郎]]) 2006年13号~2007年16号
+
* [[はしれ!春馬]]([[はしもとみつお]]) 1981年20号~29号
+
* [[はしれ走]]([[みやたけし]]) 1982年22号~1984年27号
+
* [[パスポートブルー]]([[石渡治]]) 1999年24号~2001年38号
+
* [[バスボン特急]]([[空飛光一]]) 1979年39号~48号
+
* [[はだしのブン]]([[永島慎二]]) 1971年31号~49号
+
* [[ばっくれ一平!]](竜崎遼児) 1988年34号~1990年7号
+
* [[はっぴい直前]](克・亜樹) 1986年51号~1988年7号
+
* [[PATI-PATI]]([[松村努]]) 1991年4・5合併号~15号
+
* [[鳩と桜]](原作:小池一雄、画:[[神田たけ志]]) 1971年33号~47号
+
* [[闘魂少女]](バトルガール)([[林崎文博]]) 1992年8号~34号
+
* [[B・Fフィッシュボーイズ]]([[木村謙午]]) 1993年21・22合併号~1994年10号
+
* [[パニック方程式]]([[こしたてつひろ]]) 1986年23号~1987年9号
+
* [[バランサー]]([[新谷かおる]]) 1985年43号~1986年21号
+
* [[はるかなビシ]](みやたけし) 1984年49号~1985年25号
+
* [[ハルノクニ]](原作:[[浜中明]]、画:[[中道裕大]]) 2006年12号~50号
+
* [[晴美120%]]([[岡崎つぐお]]) 1983年15号~1984年23号
+
* [[春よ恋]](原秀則)
+
* [[バロン]](六田登) 1990年36号~1993年7号
+
* [[番外甲子園]](原作:やまさき十三、画:内山まもる) 1979年3・4合併号~1982年5号
+
* [[バンパイヤ]](手塚治虫) 1966年23号~1967年19号
+
* [[B・B]]([[石渡治]]) 1985年24号~1991年9号
+
* [[秘拳伝キラ]](原作:[[碧星タケル]]、画:[[三好雄己]]) 1996年20号~1997年5・6合併号
+
* [[ビッグ・1]]([[藤子不二雄A|藤子不二雄]]) 1962年12号~29号
+
* [[ヒット・エンド・ラン]]([[あや秀夫]]) 1978年9号~1980年34号
+
* [[飛天暴走伝承MAOH]](原作:[[萩島佐佑]]、画:[[天獅子悦也]]) 1992年17号~1993年52号
+
* [[人喰鉄道]](原作:[[戸川幸夫]]、画:[[石川球太]]) 1969年3号~22号
+
* [[火の玉ボーイ]](石渡治) 1982年32号~1985年15号
+
* [[日の丸陣太]]([[望月三起也]]) 1967年1号~23号
+
* [[美味パラダイス]](原作:[[夢野有理]]、画:[[ほんまかずひろ]]) 1988年27号~1989年14号
+
* [[漂流教室]](楳図かずお) 1972年23号~1974年27号
+
* [[日吉の城]](貝塚ひろし) 1972年1号~16号
+
* [[ピンクちゃん]]([[三原四郎]]) 1960年28号~52号
+
* [[ピントぴったし!]](石田まさよし) 1982年3・4号~1983年37号
+
* [[ふぁいてぃんぐSWEEPER]]([[中津賢也]]) 1984年12号~30号
+
* [[ふぁいとの暁]]([[あおやぎ孝夫]]) 2002年35号~2004年1号
+
* [[ファンシー雑技団]]([[黒葉潤一]]) 1997年4号~1999年8号
+
* [[ファンタジスタ (漫画)|ファンタジスタ]]([[草場道輝]]) 1999年35号~2004年14号
+
* [[風魔孤太郎]](原作:牛次郎、画:[[石川賢 (漫画家)|石川賢]]) 1972年40号~52号
+
* [[笛吹童子]](原作:[[北村寿夫]]、画:[[浅井まさのぶ]]) 1972年52号~1973年19号
+
* [[武心 BUSHIN]]([[万乗大智]]) 2006年14号~2007年12号
+
* [[ふ・た・り]](北崎拓) 1992年18号~1993年43号
+
* [[ふたり鷹]]([[新谷かおる]]) 1981年44号~1985年32号
+
* [[ぶッかれ・ダン]](赤塚不二夫) 1970年32号~1971年13号
+
* [[ぶっちぎり]](中原裕) 1987年9号~1989年30号
+
* [[二人のショーグン]]([[手塚治虫]]) 1979年1号~6号
+
* [[ブラック団]](つのだじろう) 1964年44号~1966年30号
+
* [[フリーキック!]](原秀則) 1989年7号~1990年39号
+
* [[ブリザードアクセル]] ([[鈴木央]]) 2005年15号~2007年27号
+
* [[ブリザート・プリンセス]]([[鈴宮和由]]) 1984年1・2合併号~19号
+
* [[ブリット(漫画)|ブリット]](三好雄己) 2001年1号~19号
+
* [[ブルーゾーン]](石森章太郎) 1968年6号~29号
+
* [[フルメタルボクサー]](原作:[[小田弘士]]、画:[[小林たつよし]]) 1991年44号~1992年1・2合併号
+
* [[ブレイブ猿s]](松浦聡彦) 2000年17号~36号
+
* [[プロゴルファー猿]]([[藤子不二雄A]]) 1974年13号~43号、1975年3・4合併号~1978年45号
+
* [[プロレス大勝負]]([[原田久仁信]]) 1984年28号~37号
+
* [[プロレススーパースター列伝]] (原作:[[梶原一騎]]、画:原田久仁信) 1980年23号~1983年26号
+
* [[奮戦ヨーデルス]](スノウチサトル) 1979年42号~52号
+
* [[ブンブン]](わちさんぺい) 1961年1号~7号
+
* [[ベアマーダー流介]](原作:[[橋場千晶]]、画:岡村賢二) 1988年15号~1989年7号
+
* [[平成ときめき力士 プニャリン]]([[コージィ城倉]]) 2000年44号~2001年36・37合併号
+
* [[ヘヴィ]](村上もとか) 1989年3・4合併号~1990年31号
+
* [[HEAVY METAL甲子園]]([[みやすのんき]]) 1990年46号~1991年34号
+
* [[べら坊]]([[森田拳次]]) 1965年17号~31号
+
* [[very good満天!!]]([[桑沢篤夫]]) 1991年14号~40号
+
* [[冒険ガボテン島]](久松文雄) 1966年50号~1967年49号
+
* [[ぼくちゃん先生]]([[柳沢きみお]]) 1976年42号~52号
+
* [[ぼくはジョンべえ]](つのだじろう) 1960年41号~52号
+
* [[ぼくらは√3]]([[松村さとる]]) 1987年32号~39号
+
* [[ポケット歴史]]([[吉田ゆたか]]) 1964年43号~1965年3・4合併号
+
* [[星くずパラダイス]](克・亜樹) 1989年37号~1991年43号
+
* [[ホッケーウルフ]](原作:[[竹山洋]]、画:[[小林辰禎]]) 1980年2号~19号
+
* [[ほっとけどっぐ]]([[まきの勝]]) 1979年15号~26号
+
* [[炎の転校生]]([[島本和彦]]) 1983年31号~1985年48号、1999年39号~40号
+
* [[炎のニンジャマン]](島本和彦) 1991年51号~1992年42号
+
* [[HORIZON]](菊田洋之) 2001年20号~33号
+
  
=== ま行 ===
+
1988年から1991年にかけて連載数を増加させ、他社からのギャグ漫画家などの引き抜きや、[[石ノ森章太郎]]ら大御所の登用、漫画家インタビューコラム「オレのまんが道」の連載、既存の枠にとらわれない増刊『サンデーspecial』の発行、プロ・アマチュアを問わずに連載用の第1話を公募して誌面に掲載、読者の人気が高かったものを連載化する「コミックグランプリ」の実施、[[たま (バンド)|たま]][[X JAPAN|X]]といったロックバンドのカラーグラビア掲載などの実験的な試みを数多く行った。この時期は雑誌及び編集部に混乱が続いていて、[[小山ゆう]]の「少年」(1989年)の不自然な打ち切り、[[柳沢きみお]]の「ウエルカム」(1990年)の打ち切り、単行本が最終巻刊行直後に絶版になる(石森「[[仮面ライダーBlack]]」、楳図「[[まことちゃん|まことちゃん(平成版)]]」)など、中堅・ベテラン・大御所を問わず悲惨な目に遭うことになった。
* [[マーベラス]](武村勇治) 2000年1号~47号
+
* [[舞]](原作:工藤かずや、画:池上遼一) 1985年14号~1986年16号
+
* [[マイペース風太郎]](原秀則) 1988年4・5合併号~43号
+
* [[まかせてエルナ]]([[やまだ☆かおる]]) 1991年35・36合併号~44号
+
* [[まことちゃん]](楳図かずお) 1976年16号~1981年30号、1988年37号~1989年32号
+
* [[まじっく快斗]]([[青山剛昌]]) 1987年26号~1988年8月号、1999年20号~21号、2002年34号~35号、2007年4・5合併号~6号
+
* [[ますらお 秘本義経記]](北崎拓) 1994年14号~1996年3・4合併号
+
* [[まぼろし大将]](益子かつみ) 1959年9号~20号
+
* [[マタドール]](原作:[[滝直毅]]、画:[[本そういち]]) 1988年32号~53号
+
* [[マッシュ]]([[山田貴敏]]) 1989年50号~1992年38号
+
* [[MAD STONE]]([[正木秀尚]]) 1989年15号~33号
+
* [[まぼろし分隊]](江原伸) 1963年28号~41号
+
* [[まろ]](永井豪) 1970年30号~1971年27号
+
* [[見上げてごらん]]([[草場道輝]]) 2005年16号~2006年45号
+
* [[MISTERジパング]](椎名高志) 2000年14号~2001年46号
+
* [[美鳥の日々]]([[井上和郎]]) 2002年42号~2004年34号
+
* [[緑の無人島]](原作:[[南洋一郎]]、画:石川球太) 1963年15号~29号
+
* [[ミラクルA]](貝塚ひろし) 1965年19号~1966年21号
+
* [[無限・ゼロ]]([[川久保栄二]]) 1994年10号~16号
+
* [[ムサシ]](原作:小池一夫、画:川崎のぼる) 1974年35号~1977年20号
+
* [[六三四の剣]](村上もとか) 1981年17号~1985年41号
+
* [[メギドの火]](つのだじろう) 1976年3・4合併号~30号
+
* [[め組の大吾]]([[曽田正人]]) 1995年38号~1999年27号
+
* [[メグんち物語]]([[緒方雄一]]) 1984年18号~42号
+
* [[MÄR]]([[安西信行]]) 2003年6号~2006年31号
+
* [[MÄRΩ|MÄRΩ(オメガ)]]([[星野倖一郎]]、原案:[[安西信行]]) 2006年39号~2007年28号
+
* [[漢魂!!!]](メンソウル)([[南ひろたつ]]) 1999年16号~2001年4・5合併号
+
* [[もぅスンゴイ!!]](南ひろたつ) 1997年4号~48号
+
* [[もーれつア太郎]](赤塚不二夫) 1967年48号~1970年27号
+
* [[燃えるV]](島本和彦) 1986年6号~52号
+
* [[燃えろ仁王]](原作:[[福本和也]]、作画:[[浜慎二]]) 1968年7号~27号
+
* [[モンキーターン]]([[河合克敏]]) 1996年36・37合併号~2005年3号
+
  
=== や行 ===
+
この時期、少年ビッグコミックの対象読者層が創刊当初に予測していた層より上になっていた事を受けて、青年誌『[[週刊ヤングサンデー|ヤングサンデー]]』(1987年)としてリニューアル創刊。
* [[YAIBA]](青山剛昌) 1988年39号~1993年50号
+
* [[焼きたて!!ジャぱん]]([[橋口たかし]])  2002年4・5合併号~2007年8号
+
* [[野球虫]]([[聖日出夫]]) 1978年1号~21号
+
* [[闇の風]](石森章太郎) 1969年23号~41号
+
* [[闇の左近]]([[岸本修]]) 1964年27号~52号
+
* [[やりくり天国]](原作:花登筐、画:[[前川かずお (絵本作家、漫画家)|前川かずお]]) 1960年14号~28号
+
* [[勇者ダン]]([[手塚治虫]]) 1962年29号~52号
+
* [[勇太やないか]](大島やすいち) 1981年34号~1982年21号
+
* [[夜明けのマッキー]](望月三起也) 1970年21号~52号
+
* [[陽気なカモメ]](六田登) 1983年38号~1985年31号
+
  
=== ら行 ===
+
=== 1990年代 ===
* [[ライジング・サン]](原作:[[武論尊]]、画:松浦聡彦) 2001年17号~18号、23号~46号
+
[[Image:週刊少年サンデー8.jpg|300px|thumb|週刊少年サンデー]]
* [[楽ガキFighter ~HERO OF SAINT PAINT~]]([[中井邦彦]]) 2003年34号~2004年2号
+
1988年から1991年にかけての大混乱の中、若手漫画家の手により、それまでのサンデーの色に無かった新しい漫画が増える。「[[帯をギュッとね!]]」([[河合克敏]]、1988年~)、「[[うしおととら]]」([[藤田和日郎]]、1990年〜)、「[[今日から俺は!!]]」([[西森博之]]、1990年〜、増刊号から移籍)、「[[行け!!南国アイスホッケー部]]」([[久米田康治]]、1991年〜)、「[[GS美神 極楽大作戦!!]]」([[椎名高志]]、1991年〜)などで、これらはいずれも長期連載になった。
* [[ラグナロック・ガイ]]([[岡崎つぐお]]) 1984年34号~1985年52号
+
* [[ラッキーボーイ]]([[春風邪三太]]) 1991年41号~47号
+
* [[ラフ (漫画)|ラフ]]([[あだち充]]) 1987年17号~1989年40号
+
* [["LOVe"]](石渡治) 1993年46号~1999年10号
+
* [[ラブZ]](原作:小池一夫、画:[[やまさき拓味]]) 1982年46号~1984年33号
+
* [[らんま1/2]][[高橋留美子]]) 1987年36号~1996年12号
+
* [[力童くん]][[バロン吉元]]) 1978年14号~1979年20号
+
* [[陸軍中野予備校]](安永航一郎) 1985年42号~1986年52号
+
* [[リベロ革命!!]][[田中モトユキ]]) 2000年4・5合併号~2002年18号
+
* [[リュウ]](原作:矢島正雄、画:[[尾瀬あきら]]) 1986年39号~1988年1号
+
* [[隆一夜ばなし]](横山隆一) 1959年30号~1960年13号
+
* [[竜が斬る!]](原作:佐々木守、画:[[石井いさみ]]) 1972年45号~1973年26号
+
* [[竜の旗]](望月三起也) 1966年5号~40号
+
* [[烈火]](さいとう・たかを) 1971年2号~33号
+
* [[烈火の炎]]([[安西信行]]) 1995年16号~2002年9号
+
* [[レッツラゴン]](赤塚不二夫) 1971年37号~1974年29号
+
* [[R・PRINCESS]](安西信行) 1994年23号~1995年1号
+
* [[RANGEMAN]]([[モリタイシ]]) 2006年27号~2007年39号
+
* [[ロボットくん]]([[前谷惟光]]) 1963年39号~52号
+
* [[ロボットボーイズ]](原作:[[七月鏡一]]、作画:[[上川敦志]]) 2003年32号~2004年10号
+
* [[ローンレンジャー]]([[山田常夫]]) 1959年創刊号~23号
+
  
=== わ行 ===
+
これらに加えて、「[[H2 (漫画)|H2]]」([[あだち充]]、1992年〜)、「[[名探偵コナン]]」([[青山剛昌]]、1994年〜)、「[[MAJOR]]」([[満田拓也]]、1994年〜)、「[[烈火の炎]]」([[安西信行]]、1995年〜)、「[[犬夜叉]]」(高橋留美子、1996年〜)など中堅・ベテランの長期連載も増え、伸び悩んでいた部数も1994年頃から2000年頃まで上昇を続けた。雑誌的には一種の安定期に入ったが、その一方で1990年代半ばから後半にかけて若手漫画家が台頭せず、暗い影を落とした(1995年に週刊少年サンデー増刊号を『[[週刊少年サンデー超]]』とリニューアルするなどして若手漫画家の台頭を待っていた)。
* [[ワープボーイ]](原作[[荒尾和彦]]、作画:松浦聡彦) 1996年1号~36・37合併号
+
* [[ワインドアップ!!]][[小泉裕洋]]) 1988年20号~1989年29号
+
* [[W3]](ワンダー・スリー)([[手塚治虫]]) 1965年23号~1966年18号
+
* [[ワンテン探偵局]](まきの勝) 1979年31号~42号
+
  
== アニメ化作品 ==
+
この時期、『コロコロコミック』と『サンデー』の中間層をターゲットにした『[[コミックGOTTA]]』(1999年)、メディアミックス誌『[[月刊サンデージェネックス|月刊サンデーGX]]』(2000年)が創刊。
2007年度第一四半期時点で放送中の作品は以下の通り(五十音順)
+
 
* [[結界師 (アニメ)|結界師]]
+
=== 2000年代 ===
* [[ハヤテのごとく! (テレビアニメ)|ハヤテのごとく!]]
+
[[Image:週刊少年サンデー9.jpg|300px|thumb|週刊少年サンデー]]
* [[名探偵コナン]]
+
この前後から長期連載や人気作が次々と終了し、部数が低迷。1990年代以上に積極的なメディア展開を行うようになり、「[[金色のガッシュ!!]]」([[雷句誠]]、2001年〜)、「[[焼きたて!!ジャぱん]]」([[橋口たかし]]、2002年〜)、「[[史上最強の弟子ケンイチ]]」([[松江名俊]]、2002年〜)、「[[ワイルドライフ (漫画)|ワイルドライフ]]」([[藤崎聖人]]、2003年〜)、「[[結界師]]」([[田辺イエロウ]]、2003年〜)、「[[ハヤテのごとく!]]」([[畑健二郎]]、2004年〜)がヒットしたが、その他の連載は伸び悩み、部数の低迷に歯止めが効かず、1980年代後半の混乱と同様に連載作が安定しない時期に入った。多くの作品が短期終了となり、長期間連載を続けていた多くの漫画家がこの時期に離れている。[[2000年]]に創刊された『[[サンデーGX]]』の合同企画コーナーが設置され、一部の作家の入れ替えや引き入れが同じ小学館で刊行されている『[[少女コミック]]』・『[[ちゃお]]』と同時になされることが多い。
* [[メジャー (アニメ)|MAJOR]]
+
 
== 過去にアニメ化された作品 ==
+
2008年3月から2009年3月にかけて『[[週刊少年マガジン]]』と「サンデー×マガジン 創刊50周年企画」を行ない、共同雑誌の他、数多くのコラボレーション商品を発売。2009年第14号(3月18日号)では、「創刊表紙トリビュート号」と題して創刊号の表紙デザインを再現(創刊号表紙の長嶋茂雄を[[松坂大輔]]に、[[手塚治虫]]の『スリル博士』のイラストを[[橋口たかし]]の『[[最上の命医]]』に置換)した。
(五十音順)
+
 
* [[ARMS]]
+
50周年イベント終了後の2009年3月末に[[ウェブコミック配信サイト]]「[[クラブサンデー]]」を開設。それ以降新人の連載作品を「クラブサンデー」でのWEB連載に移動させる事例が増え、2000年代前半よりもさらに連載陣の入れ替えの激しさが増している。
 +
 
 +
=== 2010年代 ===
 +
この前後から、[[荒川弘]]など人気漫画家の新作を載せる従来の路線に加え、『コロコロコミック』関連作品との連動も図られるようになっており『[[ペンギンの問題]]』の出張掲載や『[[機動戦士ガンダムAGE]]』の前後編読み切りが行われているほか、本誌では初となる『[[ポケットモンスター]]』原作の[[ポケットモンスター ReBurst|漫画]]が連載されるなどしている。
 +
 
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しかしそれでも発行部数の下落は収まっておらず、発行部数公称55万部としている週刊少年漫画誌発行部数第4位の『[[週刊少年チャンピオン]]』との差が縮まりつつある。
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この時期、小学校高学年向けの[[小学館の学年別学習雑誌]]各誌が相次いで休刊し、休刊した各誌の読者層をターゲットにした『[[GAKUMANplus]]』(2010年)、『[[コロコロG]]』(2010年)が相次いで発刊。
 +
 
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== 特徴 ==
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=== 連載傾向と読者層 ===
 +
[[Image:週刊少年サンデー10.jpg|300px|thumb|週刊少年サンデー]]
 +
本誌の傾向としては、特に[[ラブコメディ]]と[[恋愛漫画]]にノウハウと強みを持っていることが挙げられる。特に、中長期連載となった作品ではその傾向が強く見られる(実際に、[[ウィキペディア]]のラブコメディ及び恋愛漫画のカテゴリーには本誌で連載されている、もしくはされていた作品の項目が数多くある)。また、主なジャンルがそれでなくても作中のエピソードなどで恋愛及びラブコメ的な要素を色濃く匂わせる作品も多い。
 +
 
 +
その一方で、少年漫画雑誌とは思えない社会を絡ませた重厚な内容の作品が掲載されることも時折見られる。
 +
 
 +
また少年漫画誌の中では読者の年齢層が高く、高校生以上の読者が全体の約6割を占めている。更にラブコメや恋愛漫画に強みを持っているため、少年誌でありながら女性の購読者が非常に多いことでも知られている。
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 +
=== 各種コーナー ===
 +
週刊少年ジャンプなどとは異なり、表紙にグラビア(週刊少年マガジンなども同様)が付いている号がある。
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 +
その他、2001年よりアンケートや[[#読者コーナー|読者投稿コーナー]]がハガキ以外にも[[サンデー青春学園|インターネット]]([http://websunday.net/ ウェブサンデー])からも応募・投稿できるが、これは週刊少年誌で最初に始まったものである。[[#読者コーナー|読者コーナー]]の節や[[サンデー青春学園]]も参照のこと。
 +
 
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また、2008年より週刊少年漫画誌としては初めて[[ウェブコミック配信サイト]]([http://club.shogakukan.co.jp/ クラブサンデー])を開設。詳細は[[クラブサンデー]]を参照のこと。
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== 歴代編集長 ==
 +
[[Image:週刊少年サンデー11.jpg|300px|thumb|週刊少年サンデー]]
 +
# [[豊田亀市]](1959年 - 1960年)
 +
# [[木下芳雄]](1960年 - 1963年)
 +
# [[堧水尾道雄]](1963年 - 1965年)
 +
# [[小西湧之助]](1965年 - 1967年)
 +
# [[高柳義也]](1967年 - 1969年)
 +
# [[木下賀雄]](1969年 - 1970年)
 +
# [[渡辺静夫]](1970年 - 1972年)
 +
# [[井上敬三]](1972年 - 1977年)
 +
# [[田中一喜]](1977年 - 1984年)
 +
# [[猪俣光一郎]](1984年 - 1987年)
 +
# [[熊谷玄典]](1987年 - 1991年)
 +
# [[平山隆]](1991年 - 1994年)
 +
# [[熊谷玄典]](1994年 - 1996年)
 +
# [[奥山豊彦]](1996年 - 2000年)
 +
# [[都築伸一郎]](2000年 - 2002年)
 +
# [[三上信一]](2002年 - 2004年)
 +
# [[林正人]](2005年 - 2009年)
 +
# [[縄田正樹]](2009年 - )
 +
 
 +
== 連載作品 ==
 +
過去の連載作品については[[週刊少年サンデー連載作品の一覧]]
 +
 
 +
以下、2012年2月8日(2012年10号)現在連載中の作品。休載中の不定期連載作品も含む。
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{| class="wikitable sortable" style="background: #FFF;"
 +
! 作品名 !! 作者(作画) !! 原作など !! 開始号 !! 備考
 +
|-
 +
| {{Display none|ましつくかいと}}[[まじっく快斗]] || {{Display none|あおやま こうしよう}}[[青山剛昌]] || - || 1987年26号 || 不定期連載
 +
|-
 +
| {{Display none|めいたんていこなん}}[[名探偵コナン]] || {{Display none|あおやま こうしよう}}[[青山剛昌]] || - || 1994年05号 ||2015年から不定期連載
 +
|-
 +
| {{Display none|ししようさいきようのてしけんいち}}[[史上最強の弟子ケンイチ]] || {{Display none|まつえな しゆん}}[[松江名俊]] || - || 2002年10号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|はやてのことく}}[[ハヤテのごとく!]] || {{Display none|はた けんしろう}}[[畑健二郎]] || - || 2004年45号 || 休載中
 +
|-
 +
| {{Display none|せったいかれんちるとれん}}[[絶対可憐チルドレン]] || {{Display none|しいな たかし}}[[椎名高志]] || - || 2005年33号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|けつこおしよおれい}}[[月光条例]] || {{Display none|ふした かすひろ}}[[藤田和日郎]] || - || 2008年17号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|かみのみそしるせかい}}[[神のみぞ知るセカイ]] || {{Display none|わかき たみき}}[[若木民喜]] || - || 2008年19号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|あらたかんかたり}}[[アラタ カンガタリ〜革神語〜]]|| {{Display none|わたせ ゆう}}[[渡瀬悠宇]] || - || 2008年44号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|はしめてのあく}}[[はじめてのあく]] || {{Display none|ふしき しゆん}}[[藤木俊]] || - || 2009年06号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|きようかいのりんね}}[[境界のRINNE]] || {{Display none|たかはし るみこ}}[[高橋留美子]] || - || 2009年21・22合併号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|まき}}[[マギ (漫画)|マギ]]  || {{Display none|おおたか しのふ}}[[大高忍]] || - || 2009年27号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|くにさきいすものししよう}}[[國崎出雲の事情]] || {{Display none|ひらかわ あや}}[[ひらかわあや]] || - || 2010年07号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|さいしようのめいいさきんくおふにいと}}[[最上の命医|最上の明医〜ザ・キング・オブ・ニート〜]] || {{Display none|はしくち たかし}}[[橋口たかし]]{{Small|(漫画)}} || {{Display none|いりえ けんそう}}[[入江謙三]]{{Small|(取材・原作)}} || 2010年18号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|こうてつのはなつはしら}}[[鋼鉄の華っ柱]] || {{Display none|にしもり ひろゆき}}[[西森博之]] || - || 2010年44号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|さいこはすとれえと}}[[最後は?ストレート!!]] || {{Display none|さむかわ かすゆき}}[[寒川一之]] || - || 2010年47号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|ちいさいひとあおはしとうそうたんしよものかたり}}[[ちいさいひと 青葉児童相談所物語]] || {{Display none|きようちくとう しん}}[[夾竹桃ジン]]{{Small|(漫画)}} || {{Display none|みすの みつひろ}}[[水野光博]]{{Small|(シナリオ)}}<br />{{Display none|こみや しゆんいち}}[[小宮純一]]{{Small|(取材協力)}} || 2010年49号 || 不定期連載
 +
|-
 +
| {{Display none|しようしゆうせんしんむしふきよお}}[[ムシブギョー|常住戦陣!!ムシブギョー]] || {{Display none|ふくた ひろし}}[[福田宏]] || - || 2011年06号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|ひいふるうすあおになれ}}[[BE BLUES!〜青になれ〜]] || {{Display none|たなか もとゆき}}[[田中モトユキ]] || - || 2011年09号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|ほけつともんすたありはあすと}}[[ポケットモンスター ReBurst|ポケットモンスター RéBURST]] || {{Display none|たむら みつひさ}}[[田村光久]]{{Small|(作画)}} || {{Display none|くすて しん}}[[楠出尽]]{{Small|(シナリオ)}} || 2011年12号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|ふゆうてん}}[[BUYUDEN]] || {{Display none|みつた たくや}}[[満田拓也]] || - || 2011年16号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|おすもしつつかさのいつかん}}[[おすもじっ!◆司の一貫◆]] || {{Display none|かとう ひろふみ}}[[加藤広史]]{{Small|(作画)}} || {{Display none|かか みつる}}[[鹿賀ミツル]]{{Small|(原作・構成)}}<br />{{Display none|きようときおん すしまつもと}}[[京都祇園 鮨まつもと]]{{Small|(協力)}} || 2011年17号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|きんのさししるはあすふうん}}[[銀の匙 Silver Spoon]] || {{Display none|あらかわ ひろむ}}[[荒川弘]] || - || 2011年19号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|あさおかこうこうやきゆうふにつしおおはあふえんす}}[[-浅丘高校野球部日誌- オーバーフェンス]] || {{Display none|あたち みつる}}[[あだち充]] || - || 2011年22・23合併号 || 不定期連載
 +
|-
 +
| {{Display none|いぬふほくらのしつほせんき}}[[犬部!|犬部! -ボクらのしっぽ戦記-]] || {{Display none|たかくら はるき}}[[高倉陽樹]]{{Small|(作画)}} || {{Display none|かたの ゆか}}[[片野ゆか]]{{Small|(原作)}}<br />{{Display none|はまなか あき}}[[はまなかあき]]{{Small|(シナリオ協力)}} || 2011年26号 || 不定期連載
 +
|-
 +
| {{Display none|かんこん}}[[GAN☆KON]] || {{Display none|すかわら けんし}}[[菅原健二]] || - || 2011年46号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|あなくるもおる}}[[アナグルモール]] || {{Display none|ふくち つはさ}}[[福地翼]] || - || 2011年47号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|てんはきようし}}[[電波教師]] || {{Display none|あすま たけし}}[[東毅]] || - || 2011年49号 ||
 +
|-
 +
| {{Display none|ひめはしけ}}[[ひめはじけ]] || {{Display none|くりすたるな ようすけ}}[[クリスタルな洋介]] || - || 2012年10号 ||
 +
|}
 +
 
 +
== 発行部数 ==
 +
[[Image:週刊少年サンデー12.jpg|300px|thumb|週刊少年サンデー]]
 +
* 1959年 30万部(創刊号)
 +
* 1983年 228万部(本誌の最高発行部数)
 +
* 2008年(2007年10月 - 2008年9月) 873,438部
 +
* 2009年(2008年10月 - 2009年9月) 773,062部
 +
 
 +
{| class="wikitable"
 +
|+ 発行部数(2008年4月以降)([http://www.j-magazine.or.jp/magdata/index.php?module=list&action=list 社団法人日本雑誌協会])
 +
! !! 1〜3月 !! 4〜6月 !! 7〜9月 !! 10〜12月
 +
|-
 +
! 2008年
 +
|  || 866,667 部 || 833,334 部 || 802,084 部
 +
|-
 +
! 2009年
 +
| 781,667 部 || 765,000 部 || 745,770 部 || 717,728 部
 +
|-
 +
! 2010年
 +
| 684,462 部 || 670,417 部 || 645,834 部 || 624,546 部
 +
|-
 +
! 2011年
 +
| 630,770 部 || 605,000部 || ||
 +
|}
 +
 
 +
== 増刊号 ==
 +
* [[週刊少年サンデー超|週刊少年サンデー増刊号→週刊少年サンデー超→週刊少年サンデーS]](1978年-、1995年-、2012年-)
 +
** 月刊誌。若手漫画家の連載と新人漫画の読切が中心。2004年から2009年春まで読切のみの隔月誌になっていた。
 +
* [[少年サンデー特別増刊R]](1994年-)
 +
** 不定期刊。『コロコロコミック』などと同じA5版(一時期B5版の時代もあった)で、人気作家の読切作品の再録と超での掲載経験がほとんどない新人作家の新作読切を掲載。
 +
* 週刊少年サンデー創刊50周年記念特別増刊『少年サンデー1983』(2009年)
 +
** 2009年7月15日に発売。1983年当時の人気作9作品の復刻と原作者および関連する漫画家のスペシャル・インタビューが掲載された。
 +
 
 +
== 系列誌 ==
 +
* [[ゲッサン]](月刊少年サンデー)(2009年-)
 +
* [[別冊少年サンデー]](1960年-1974年)
 +
* [[週刊ヤングサンデー|ヤングサンデー→週刊ヤングサンデー]] (1987年-2008年)
 +
** 『[[ビッグコミック]]』系列誌だったものが改名によってサンデー系列となった。
 +
 
 +
== 映像化作品 ==
 +
: 作品名は五十音順としている。
 +
=== アニメ ===
 +
==== 現在放送中の作品 ====
 +
[[2015年]]1月時点でのもの。過去には週4 - 5本程度のテレビアニメ作品が放送されていた時期もあったが、現在では『名探偵コナン』関連のみとなっている。
 +
 
 +
[[1990年代]]半ばまではアニメ化される作品の大半が[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系で放送されていたが、以降は[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]制作・[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系で放送されることが多い。[[2000年代]]に入ると[[テレビ東京]]系でアニメ化される作品も多くなってきている。また、近年の作品は[[サンライズ]]・[[トムス・エンタテイメント]]・[[シナジーSP]]によってアニメ化されることが多い。
 +
 
 +
* [[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]]
 +
臨回のリンネ。コナンの前座でEテレビでやっている
 +
うしおととら(2015年夏から)
 +
 
 +
==== 過去にアニメ化された作品 ====
 +
* [[ARMS]](アニメタイトル:PROJECT ARMS)
 +
* [[青の6号]]
 +
* [[一球さん]]
 
* [[犬夜叉]]
 
* [[犬夜叉]]
 
* [[うえきの法則]]
 
* [[うえきの法則]]
 
* [[ウメ星デンカ]]
 
* [[ウメ星デンカ]]
* [[うる星やつら]]
+
* [[うる星やつら (アニメ)|うる星やつら]]
 
* [[H2 (漫画)|H2]]
 
* [[H2 (漫画)|H2]]
 
* [[おそ松くん]]
 
* [[おそ松くん]]
 
* [[男どアホウ甲子園]]
 
* [[男どアホウ甲子園]]
 +
* [[おらぁグズラだど]]
 
* [[おれは直角]]
 
* [[おれは直角]]
*[[オバケのQ太郎]]
+
* [[オバケのQ太郎]]
 +
* [[神のみぞ知るセカイ]]
 
* [[カムイ外伝]]
 
* [[カムイ外伝]]
* [[仮面の忍者赤影]]
+
* [[仮面の忍者 赤影]]
* [[ガンバ!Fly high]]
+
* [[ガンバ!Fly high]](アニメタイトル:ガンバリスト!駿)
 
* [[がんばれ元気]]
 
* [[がんばれ元気]]
 
* [[機動警察パトレイバー]]
 
* [[機動警察パトレイバー]]
 
* [[Gu-Guガンモ]]
 
* [[Gu-Guガンモ]]
 
* [[紅三四郎]]
 
* [[紅三四郎]]
* [[GS美神 極楽大作戦!!]]
+
* [[クロスゲーム]]
* [[金色のガッシュ!!]]
+
* [[結界師 (アニメ)|結界師]]
 +
* [[GS美神 極楽大作戦!!]](アニメタイトル:GS美神)
 +
* [[金色のガッシュ!!]](アニメタイトル:金色のガッシュベル!!)
 
* [[さすがの猿飛]]
 
* [[さすがの猿飛]]
 
* [[史上最強の弟子ケンイチ]]
 
* [[史上最強の弟子ケンイチ]]
 +
* [[柔道讃歌]]
 +
* [[スプリガン (漫画)|スプリガン]]
 +
* [[絶対可憐チルドレン]]
 
* [[ダッシュ勝平]]
 
* [[ダッシュ勝平]]
 
* [[タッチ (漫画)|タッチ]]
 
* [[タッチ (漫画)|タッチ]]
 +
* [[ダメおやじ]]
 
* [[DAN DOH!!]]
 
* [[DAN DOH!!]]
 
* [[天使な小生意気]]
 
* [[天使な小生意気]]
632行目: 273行目:
 
* [[21エモン]]
 
* [[21エモン]]
 
* [[妖逆門]]
 
* [[妖逆門]]
 +
* [[バンパイヤ]]
 +
* [[パーマン]]
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* [[ハヤテのごとく! (アニメ)|ハヤテのごとく!]]
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* [[ヒット・エンド・ラン]](アニメタイトル:がんばれ! ぼくらのヒット・エンド・ラン)
 
* [[ふたり鷹]]
 
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* [[プロゴルファー猿]]
 
* [[美鳥の日々]]
 
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* [[六三四の剣]]
 
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* [[まことちゃん]]
 
* [[め組の大吾]]
 
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* [[MÄR]]
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* [[メジャー (アニメ)|MAJOR]]
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* [[MÄR]](アニメタイトル:メルヘヴン)
 
* [[もーれつア太郎]]
 
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* [[モンキーターン]]
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* [[モンキーターン (漫画)|モンキーターン]]
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* [[YAIBA]](アニメタイトル:剣勇伝説YAIBA)
 
* [[焼きたて!!ジャぱん]]
 
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* [[らんま1/2]]
 
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* おいら女蛮
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* [[スローステップ]]
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* ヘヴィ
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* [[青山剛昌短編集]]
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* [[ハヤテのごとく!]]([[台湾ドラマ]]。現地語タイトル:旋風管家)
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* [[名探偵コナン 工藤新一への挑戦状|名探偵コナン]](ドラマタイトル:名探偵コナン 工藤新一への挑戦状)
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* [[め組の大吾]]
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* [[らんま1/2]]
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* [[今日から俺は!!]]
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* [[銭ゲバ]]
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* [[タッチ (漫画)|タッチ]]
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* [[ダメおやじ]]
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* [[どろろ]]
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* [[ラフ (漫画)|ラフ]]
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=== 特撮関連 ===
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: [[特撮]]ドラマ化されたものや、[[メディアミックス]]として[[漫画化]]された作品群。
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* [[伊賀の影丸]]
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* [[イナズマン]]
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* [[仮面の忍者 赤影]]
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* [[仮面ライダーBlack]]
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* [[サンダーマスク]]
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* [[ジャイアントロボ]]
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* [[人造人間キカイダー (漫画)|人造人間キカイダー]]
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* [[秘密戦隊ゴレンジャー]]
  
 
== 少年サンデーCM劇場 ==
 
== 少年サンデーCM劇場 ==
サンデーでは、1995年からテレビCMにて連載作品の中でまだアニメ化されていない作品をCM用にアニメ化して放送している。これらは公式HP内の[http://websunday.net/theater/ コーナー]で、過去分も含め視聴可能。
+
1995年から、連載作品の中でまだアニメ化されていない作品を[[コマーシャルメッセージ|テレビCM]]用にアニメ化して放送している。これらは[http://websunday.net/theater/ 公式ホームページ]で、一部を除き過去分も含め視聴することができる。
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アニメ化された作品の場合はテレビ放送が開始した時点で放送を終了しているが、『ハヤテのごとく!』ではアニメ開始後も放送をしばらく続けていた。
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なお、下記以外では『[[神のみぞ知るセカイ]]』・『[[國崎出雲の事情]]』・『[[銀の匙 Silver Spoon]]』がCM劇場での形態を取らないテレビCMを放送したことがある。
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=== サンデーCM劇場でアニメ化された作品 ===
 
=== サンデーCM劇場でアニメ化された作品 ===
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* [[MAJOR]]
 
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* [[H2 (漫画)|H2]]
 
* [[H2 (漫画)|H2]]
* [[め組の大吾]]
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* [[犬夜叉]](第5回と12回の2作放映)
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* [[DAN DOH!!]]
 
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* [[絶対可憐チルドレン]]
※なお、第9回は創刊40周年記念特別編(オールスター総出演)。
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* [[クロスゲーム]]
 
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== 関連雑誌 ==
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* [[ムシブギョー|常住戦陣!!ムシブギョー]]
* [[週刊少年サンデー超]]
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: ※が付くのは後に正式なテレビアニメ化がされなかった作品。近年はテレビアニメ化が決定している作品がCMに使われることがほとんどである。
  
 
== 海外提携誌 ==
 
== 海外提携誌 ==
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* BOOKING(韓国・鶴山文化社)
 
* BOOKING(韓国・鶴山文化社)
 
* SHONEN STAR(インドネシア・ELEX MEDIA)
 
* SHONEN STAR(インドネシア・ELEX MEDIA)
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※ただし日本作品が全て掲載されているわけではない。
  
※日本作品が全て掲載されているわけではない。
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== 読者コーナー ==
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「[[ジャンプ放送局]]」の『週刊少年ジャンプ』や「マガジン7」の『週刊少年マガジン』に対抗して、巻末に読者コーナーが設置された。当時の人気アイドルだったおニャン子クラブ出身の[[高井麻巳子]]、[[渡辺美奈代]]、[[吉沢秋絵]]などがいたが、特筆すべきは当時人気絶頂だった[[とんねるず]]が最初の読者コーナー「サンデーファン」を担当していたことである。
  
== 脚注 ==
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現在の読者ページは2001年春に始まった。週刊の少年誌の中で「[[サンデー青春学園]]」が初めて読者からのインターネットでの投稿を受け付けた。
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== 関連項目 ==
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* [[週刊少年サンデー連載作品の一覧]] - 過去の連載作品の一覧。
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* [[クラブサンデー]] - サンデーのウェブコミック配信サイト。
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* [[サンデー青春学園]] - 読者投稿コーナー。
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
*[http://www.websunday.net/index.html 公式サイト]
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* [http://www.websunday.net/ 週刊少年サンデー公式サイト「WEBサンデー」]  
*[http://comics.shogakukan.co.jp/index.html 小学館:Shogakukan Online 小学館コミック]
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* [http://comics.shogakukan.co.jp/1983/ 週刊少年サンデー創刊50周年記念特別増刊『少年サンデー1983』 公式サイト]  
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* {{Twitter|shonen_sunday}}
  
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[[Category:日本の漫画雑誌]]
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[[Category:小学館の漫画雑誌]]
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[[Category:少年漫画雑誌]]
 
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[[Category:1959年創刊の雑誌]]
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[[Category:画像が多い記事]]

2020年1月13日 (月) 21:21時点における最新版

週刊少年サンデー
週刊少年サンデー
週刊少年サンデー

週刊少年サンデー』(しゅうかんしょうねんサンデー、WEEKLY SHONEN SUNDAY)は、小学館が発行する日本週刊少年漫画雑誌1959年に創刊。略称は 「サンデー」など。

概要[編集]

1959年(昭和34年)3月17日に、同年4月5日号として創刊。「サンデー」という誌名は「この雑誌を読むとまるで日曜日のように楽しい気分に浸れるように」という初代編集長豊田亀市が名付けた。当初は毎週火曜日の発売だったが、2011年現在は、毎週水曜日に発行されている。マスコットキャラクターのナマズは1977年からで、元々は『ビッグコミック』の前身雑誌『ボーイズライフ』の更に前身雑誌『中学生の友』のシンボルマーク。「澱んだ池の底でも辛抱していればそのうち大きくなる」というハングリー精神を表している。

企画立ち上げ時のスタッフの大半が学年誌の編集者だったことから創刊前には「小学館の新児童誌」と宣伝され、創刊から10年近くの間、学年誌の延長線上にあり、読み物や付録などが充実していた。1960年代半ばにはSFに力を入れ、当時気鋭の若手筒井康隆が小説の連載を持っていたこともあった。

1960年代にシリアスな漫画で問題を起こすことが多かった一方、ギャグ漫画やコメディ・タッチの漫画のヒット作が多かったことから、俗に「ギャグのサンデー」と呼ばれることになった。1980年代初頭には「ラブコメ」や「パロディ」も加わり、この風潮は現在も続いている。1980年代半ばにはギャグ漫画家(パロディ組)が飽和状態になり、『月刊少年キャプテン』(徳間書店)などの他誌への放出も目立った。

漫画家間の交流(サンデー内のみではなく、小学館関係の雑誌も含め)が比較的盛んで、1980年代-1990年代初頭には島本和彦を中心としたグループ、1990年代半ばからは藤田和日郎を中心としたグループが有名。創刊1500号を記念して作られたレコード「WINGS OF FREEDOM」(1985年)の際には、当時の連載陣の一部が歌を披露している。

雑誌(編集部)と漫画家との表沙汰になったトラブルも他誌と比べると比較的少なく、有名な事件は1980年代の「安永航一郎が編集者と喧嘩した」事と「新谷かおるが「バランサー」のクレームによる改題が発端で編集者との確執に至った」くらいだったが、2008年に雷句誠が自身の作品の発行元であった小学館に対して原稿紛失を巡って損害賠償請求の民事訴訟を提起し、その際に雷句は自身のブログや陳述書を通じて編集部の内実・体質や編集者の漫画家に対する横暴を暴露し話題になった。

2011年現在の発行部数は、週刊少年漫画誌としては『週刊少年ジャンプ』(集英社)、『週刊少年マガジン』(講談社)に続いて3位。

歴史[編集]

1959年創刊 - 1960年代[編集]

週刊少年サンデー

1958年、学年誌編集部の次長だった豊田亀市が、テレビ時代の到来と1950年代半ばから続いていた週刊誌ブームを受けて、漫画を中心に据えた少年週刊誌の発行を社長の相賀徹夫に働き掛け、『週刊少年サンデー』の創刊が決まる。当初は1959年5月5日の発行を予定して諸準備に取り掛かっていたが、『ぼくら』『少年倶楽部』などの月刊少年誌を持つ講談社も週刊誌ブームを受けて『週刊少年マガジン』の創刊準備を始めたことから、徐々に創刊日が繰り上がり、結局ともに1959年3月17日に創刊した。創刊号のラインアップは手塚治虫スリル博士」、横山隆一「宇宙少年トンダー」、寺田ヒロオスポーツマン金太郎」、 藤子不二雄海の王子」、益子かつみ「南蛮小天狗」で、創刊号の表紙に読売巨人軍長嶋茂雄を起用。巻末には児童心理学者波多野勤子が祝辞を寄せている。

両誌の価格はサンデーが30円、マガジンが40円で、豊田が「もしサンデーがマガジンと同じ値段だったとしたら、マガジンの付録の分お得感で負けてしまう」と判断した事から、両誌の契約している印刷所がともに大日本印刷だったこともあり、「マガジンが刷り始めるのを確認してからサンデーの値段を入れて刷る」という機密漏洩的後だしジャンケンのような裏技を使っている。創刊号の売上げはサンデーが30万部で、マガジンが20.5万部でサンデー側に軍配が上がり、マガジンも5号から30円に値下げした。これ以降もお互い張り合って雑誌の総ページ数を増やしていった。1960年代半ばにはW3事件(「W3」をマガジンからサンデーに移籍)、1960年代末には「天才バカボン」のマガジンからサンデーへの移籍が起きるなど、その後もライバル間の争いは続いた。

1960年代のヒット作には、横山光輝伊賀の影丸」(1961年)、赤塚不二夫おそ松くん」(1962年)、藤子不二雄オバケのQ太郎」(1964年)、藤子「パーマン」(1966年)、横山光輝「ジャイアントロボ」(1967年)などがある。

1960年代半ばからマガジンが劇画路線・スポ根路線を開拓して、創刊当初の主要読者層(戦後のベビーブーム世代)を離さなかったのに対して、サンデーは少年向けの漫画にこだわった。毎週土曜日に編集部を子供達に開放し、漫画需要を探るという作戦を取り、当時立ち上げを企画していた『週刊少年ジャンプ』(集英社)編集部の協力要請に「一ツ橋に少年向けの漫画雑誌は二つもいらない」と協力を拒否する一方で、青年向けの漫画雑誌「ビッグコミック」(1968年、創刊当初「一流の漫画家しか起用しない」というのをウリのひとつにしていた)を創刊するなどして対応していた。

1960年代末になると、「右手にマガジン、左手に朝日ジャーナル」の学生運動の時代が訪れ、学生の他にアングラ・カルチャー層からの支持を得たマガジンが発行部数を伸ばし、一気に追い抜かれることになった。この時期、園田光慶の「あかつき戦闘隊」(1968年)の懸賞問題の影響で、隆盛を誇っていた戦記モノが激減した。

1970年代[編集]

週刊少年サンデー

『週刊少年マガジン』との争いの敗北を受けて、追随する形で青年向け雑誌(マガジンとは異なり、スタイリッシュな路線を目指した)への方向転換を図り、1970年21号から1年間広告製作プロダクションサン・アドに表紙の製作を受注。「傑作アイデアシリーズ」と称した、昆虫をダイナミックにレイアウトした「怪虫シリーズ」を皮切りに、トイレの便器、マネキン、スキンヘッド、マッチ箱、オール手書きイラスト、編集部宛の投書など表紙としての定義さえも破壊した表紙が次々と登場した。この時期の主な連載にジョージ秋山銭ゲバ」(1970年)、古谷三敏ダメおやじ」(1970年)などがある。それらが沈静化した1972年頃からは「月光仮面」、「赤胴鈴之助」などの旧作のアニメ化に伴った漫画連載を展開し、当時作品に馴染んでいた親層の取り込みを図る一方で、石森章太郎人造人間キカイダー」(1972年)、永井豪/石川賢ゲッターロボ」(1974年)などの特撮作品のコミカライズを掲載し、子供層を押えようとするなど、「親と子が安心して読める」誌面を展開した。

しかし、サンデー、マガジンともすでに青年(あるいはそれ以上)向け雑誌に転じていたため、本来の読者層であるはずの少年の多くが『週刊少年ジャンプ』に流れることになり、1973年にはサンデー、マガジンともに発行部数で追い抜かれることになり、再び少年向けに方向転換(ただし、一部の劇画は残った)。

当時の小学館は路線転換の煽りで離れつつあった少年読者層の再度獲得を目指すべくまず1974年6月に「少年サンデーコミックス」レーベル(「漂流教室」などが第一弾として刊行)を立ち上げ、続いて幼児向けの『てれびくん』(1976年)、児童向けの『コロコロコミック』(1977年)、学年誌とサンデーの中間の『マンガくん』(1976年)(1979年に『少年ビッグコミック』に改称)、新人作家育成のための『週刊少年サンデー増刊号』(1978年)など次々と新雑誌を創刊。

この時期は『週刊少年チャンピオン』の大躍進の影響もあり、発行部数が低迷、第4位になっていた。1977年には編集長が交代し、ビッグコミック系誌から持ち込まれた、現在もサンデーを象徴するイメージキャラクターのナマズが初登場、また1976年から5年間1年ごとに誌名ロゴを変更する体制をとった。

1970年代中期から後期にかけては小山ゆうがんばれ元気」(1976年)、楳図かずおまことちゃん」(1976年)などがヒットしているが、雁屋哲/池上遼一男組」(1974年)、さいとう・たかをサバイバル」(1976年)、林律雄/大島やすいちおやこ刑事」(1976年)などの劇画のインパクトが強く、硬派でかつ重い雑誌と取られがちだった。1980年前後には、『週刊少年チャンピオン』の部数激減の影響もあり、発行部数が『週刊少年ジャンプ』に次ぐ第2位になった。

1980年代[編集]

週刊少年サンデー
週刊少年サンデー

1980年代に入ると、劇画村塾出身の高橋留美子の「うる星やつら」(1978年)と、「少年ビッグコミック」で「みゆき」をヒットさせていたあだち充の「タッチ」(1981年)と、同じく「エリア88」をヒットさせていた新谷かおるの「ふたり鷹」(1981年)のヒットでラブコメブーム(学園もの、青春もの)を巻き起こし、この3作品のアニメ化により部数を大きく伸ばして、1983年には最高発行部数の228万部を記録した(ちなみに、この記録は現在でも破られていない)。そのため、当時発行部数で首位に立っていた『週刊少年ジャンプ』編集部は猛追を恐れ、「友情・努力・勝利」を「友情・勝利・愛」に変えようとした程であった(但し、これはその直後の「北斗の拳」の大ヒットと、これに伴う発行部数の急激な上昇によって回避された)。

この時期から増刊組が台頭。島本和彦の「炎の転校生」(1983年)、ゆうきまさみの「究極超人あ〜る」(1985年)などでの特撮のパロディが話題になり、いずれもヒットした。なお、本誌から連載の依頼があっても増刊で描くのが好きだからと断るみず谷なおきのような漫画家もいた。

1985年に誌名ロゴを固定化し、その頃から、RCサクセションを筆頭にBARBEE BOYS爆風スランプなどのロックバンド、あるいはウィラードやガスタンクなどのパンク・ハードコア系のバンドの盛り上がり(第1次バンドブーム)にインスピレーションを受けた石渡治の「B・B」(1985年)、上條淳士の「To-y」(1985年)などの、音楽的かつ青年誌的な漫画が増えた。

1985年中盤に「ふたり鷹」が、1986年末に「タッチ」が、1987年初頭に「うる星やつら」が終了したのを皮切りに、それまでのサンデーを支えていた作品の多くが完結し、1980年代前半の勢いが止まる。その後、高橋留美子の「らんま1/2」(1987年)や、ゆうきまさみの「機動警察パトレイバー」(1988年)などがヒットするものの、続くヒット作がなかなか出ずに部数が大きく落ち込み、1987年頃にはマガジンに発行部数を追い抜かれた。

1988年から1991年にかけて連載数を増加させ、他社からのギャグ漫画家などの引き抜きや、石ノ森章太郎ら大御所の登用、漫画家インタビューコラム「オレのまんが道」の連載、既存の枠にとらわれない増刊『サンデーspecial』の発行、プロ・アマチュアを問わずに連載用の第1話を公募して誌面に掲載、読者の人気が高かったものを連載化する「コミックグランプリ」の実施、たまXといったロックバンドのカラーグラビア掲載などの実験的な試みを数多く行った。この時期は雑誌及び編集部に混乱が続いていて、小山ゆうの「少年」(1989年)の不自然な打ち切り、柳沢きみおの「ウエルカム」(1990年)の打ち切り、単行本が最終巻刊行直後に絶版になる(石森「仮面ライダーBlack」、楳図「まことちゃん(平成版)」)など、中堅・ベテラン・大御所を問わず悲惨な目に遭うことになった。

この時期、少年ビッグコミックの対象読者層が創刊当初に予測していた層より上になっていた事を受けて、青年誌『ヤングサンデー』(1987年)としてリニューアル創刊。

1990年代[編集]

週刊少年サンデー

1988年から1991年にかけての大混乱の中、若手漫画家の手により、それまでのサンデーの色に無かった新しい漫画が増える。「帯をギュッとね!」(河合克敏、1988年~)、「うしおととら」(藤田和日郎、1990年〜)、「今日から俺は!!」(西森博之、1990年〜、増刊号から移籍)、「行け!!南国アイスホッケー部」(久米田康治、1991年〜)、「GS美神 極楽大作戦!!」(椎名高志、1991年〜)などで、これらはいずれも長期連載になった。

これらに加えて、「H2」(あだち充、1992年〜)、「名探偵コナン」(青山剛昌、1994年〜)、「MAJOR」(満田拓也、1994年〜)、「烈火の炎」(安西信行、1995年〜)、「犬夜叉」(高橋留美子、1996年〜)など中堅・ベテランの長期連載も増え、伸び悩んでいた部数も1994年頃から2000年頃まで上昇を続けた。雑誌的には一種の安定期に入ったが、その一方で1990年代半ばから後半にかけて若手漫画家が台頭せず、暗い影を落とした(1995年に週刊少年サンデー増刊号を『週刊少年サンデー超』とリニューアルするなどして若手漫画家の台頭を待っていた)。

この時期、『コロコロコミック』と『サンデー』の中間層をターゲットにした『コミックGOTTA』(1999年)、メディアミックス誌『月刊サンデーGX』(2000年)が創刊。

2000年代[編集]

週刊少年サンデー

この前後から長期連載や人気作が次々と終了し、部数が低迷。1990年代以上に積極的なメディア展開を行うようになり、「金色のガッシュ!!」(雷句誠、2001年〜)、「焼きたて!!ジャぱん」(橋口たかし、2002年〜)、「史上最強の弟子ケンイチ」(松江名俊、2002年〜)、「ワイルドライフ」(藤崎聖人、2003年〜)、「結界師」(田辺イエロウ、2003年〜)、「ハヤテのごとく!」(畑健二郎、2004年〜)がヒットしたが、その他の連載は伸び悩み、部数の低迷に歯止めが効かず、1980年代後半の混乱と同様に連載作が安定しない時期に入った。多くの作品が短期終了となり、長期間連載を続けていた多くの漫画家がこの時期に離れている。2000年に創刊された『サンデーGX』の合同企画コーナーが設置され、一部の作家の入れ替えや引き入れが同じ小学館で刊行されている『少女コミック』・『ちゃお』と同時になされることが多い。

2008年3月から2009年3月にかけて『週刊少年マガジン』と「サンデー×マガジン 創刊50周年企画」を行ない、共同雑誌の他、数多くのコラボレーション商品を発売。2009年第14号(3月18日号)では、「創刊表紙トリビュート号」と題して創刊号の表紙デザインを再現(創刊号表紙の長嶋茂雄を松坂大輔に、手塚治虫の『スリル博士』のイラストを橋口たかしの『最上の命医』に置換)した。

50周年イベント終了後の2009年3月末にウェブコミック配信サイトクラブサンデー」を開設。それ以降新人の連載作品を「クラブサンデー」でのWEB連載に移動させる事例が増え、2000年代前半よりもさらに連載陣の入れ替えの激しさが増している。

2010年代[編集]

この前後から、荒川弘など人気漫画家の新作を載せる従来の路線に加え、『コロコロコミック』関連作品との連動も図られるようになっており『ペンギンの問題』の出張掲載や『機動戦士ガンダムAGE』の前後編読み切りが行われているほか、本誌では初となる『ポケットモンスター』原作の漫画が連載されるなどしている。

しかしそれでも発行部数の下落は収まっておらず、発行部数公称55万部としている週刊少年漫画誌発行部数第4位の『週刊少年チャンピオン』との差が縮まりつつある。

この時期、小学校高学年向けの小学館の学年別学習雑誌各誌が相次いで休刊し、休刊した各誌の読者層をターゲットにした『GAKUMANplus』(2010年)、『コロコロG』(2010年)が相次いで発刊。

特徴[編集]

連載傾向と読者層[編集]

週刊少年サンデー

本誌の傾向としては、特にラブコメディ恋愛漫画にノウハウと強みを持っていることが挙げられる。特に、中長期連載となった作品ではその傾向が強く見られる(実際に、ウィキペディアのラブコメディ及び恋愛漫画のカテゴリーには本誌で連載されている、もしくはされていた作品の項目が数多くある)。また、主なジャンルがそれでなくても作中のエピソードなどで恋愛及びラブコメ的な要素を色濃く匂わせる作品も多い。

その一方で、少年漫画雑誌とは思えない社会を絡ませた重厚な内容の作品が掲載されることも時折見られる。

また少年漫画誌の中では読者の年齢層が高く、高校生以上の読者が全体の約6割を占めている。更にラブコメや恋愛漫画に強みを持っているため、少年誌でありながら女性の購読者が非常に多いことでも知られている。

各種コーナー[編集]

週刊少年ジャンプなどとは異なり、表紙にグラビア(週刊少年マガジンなども同様)が付いている号がある。

その他、2001年よりアンケートや読者投稿コーナーがハガキ以外にもインターネットウェブサンデー)からも応募・投稿できるが、これは週刊少年誌で最初に始まったものである。読者コーナーの節やサンデー青春学園も参照のこと。

また、2008年より週刊少年漫画誌としては初めてウェブコミック配信サイト(クラブサンデー)を開設。詳細はクラブサンデーを参照のこと。

歴代編集長[編集]

週刊少年サンデー
  1. 豊田亀市(1959年 - 1960年)
  2. 木下芳雄(1960年 - 1963年)
  3. 堧水尾道雄(1963年 - 1965年)
  4. 小西湧之助(1965年 - 1967年)
  5. 高柳義也(1967年 - 1969年)
  6. 木下賀雄(1969年 - 1970年)
  7. 渡辺静夫(1970年 - 1972年)
  8. 井上敬三(1972年 - 1977年)
  9. 田中一喜(1977年 - 1984年)
  10. 猪俣光一郎(1984年 - 1987年)
  11. 熊谷玄典(1987年 - 1991年)
  12. 平山隆(1991年 - 1994年)
  13. 熊谷玄典(1994年 - 1996年)
  14. 奥山豊彦(1996年 - 2000年)
  15. 都築伸一郎(2000年 - 2002年)
  16. 三上信一(2002年 - 2004年)
  17. 林正人(2005年 - 2009年)
  18. 縄田正樹(2009年 - )

連載作品[編集]

過去の連載作品については週刊少年サンデー連載作品の一覧

以下、2012年2月8日(2012年10号)現在連載中の作品。休載中の不定期連載作品も含む。

作品名 作者(作画) 原作など 開始号 備考
ましつくかいとまじっく快斗 あおやま こうしよう青山剛昌 1987年26号 不定期連載
めいたんていこなん名探偵コナン あおやま こうしよう青山剛昌 1994年05号 2015年から不定期連載
ししようさいきようのてしけんいち史上最強の弟子ケンイチ まつえな しゆん松江名俊 2002年10号
はやてのことくハヤテのごとく! はた けんしろう畑健二郎 2004年45号 休載中
せったいかれんちるとれん絶対可憐チルドレン しいな たかし椎名高志 2005年33号
けつこおしよおれい月光条例 ふした かすひろ藤田和日郎 2008年17号
かみのみそしるせかい神のみぞ知るセカイ わかき たみき若木民喜 2008年19号
あらたかんかたりアラタ カンガタリ〜革神語〜 わたせ ゆう渡瀬悠宇 2008年44号
はしめてのあくはじめてのあく ふしき しゆん藤木俊 2009年06号
きようかいのりんね境界のRINNE たかはし るみこ高橋留美子 2009年21・22合併号
まきマギ おおたか しのふ大高忍 2009年27号
くにさきいすものししよう國崎出雲の事情 ひらかわ あやひらかわあや 2010年07号
さいしようのめいいさきんくおふにいと最上の明医〜ザ・キング・オブ・ニート〜 はしくち たかし橋口たかし(漫画) いりえ けんそう入江謙三(取材・原作) 2010年18号
こうてつのはなつはしら鋼鉄の華っ柱 にしもり ひろゆき西森博之 2010年44号
さいこはすとれえと最後は?ストレート!! さむかわ かすゆき寒川一之 2010年47号
ちいさいひとあおはしとうそうたんしよものかたりちいさいひと 青葉児童相談所物語 きようちくとう しん夾竹桃ジン(漫画) みすの みつひろ水野光博(シナリオ)
こみや しゆんいち小宮純一(取材協力)
2010年49号 不定期連載
しようしゆうせんしんむしふきよお常住戦陣!!ムシブギョー ふくた ひろし福田宏 2011年06号
ひいふるうすあおになれBE BLUES!〜青になれ〜 たなか もとゆき田中モトユキ 2011年09号
ほけつともんすたありはあすとポケットモンスター RéBURST たむら みつひさ田村光久(作画) くすて しん楠出尽(シナリオ) 2011年12号
ふゆうてんBUYUDEN みつた たくや満田拓也 2011年16号
おすもしつつかさのいつかんおすもじっ!◆司の一貫◆ かとう ひろふみ加藤広史(作画) かか みつる鹿賀ミツル(原作・構成)
きようときおん すしまつもと京都祇園 鮨まつもと(協力)
2011年17号
きんのさししるはあすふうん銀の匙 Silver Spoon あらかわ ひろむ荒川弘 2011年19号
あさおかこうこうやきゆうふにつしおおはあふえんす-浅丘高校野球部日誌- オーバーフェンス あたち みつるあだち充 2011年22・23合併号 不定期連載
いぬふほくらのしつほせんき犬部! -ボクらのしっぽ戦記- たかくら はるき高倉陽樹(作画) かたの ゆか片野ゆか(原作)
はまなか あきはまなかあき(シナリオ協力)
2011年26号 不定期連載
かんこんGAN☆KON すかわら けんし菅原健二 2011年46号
あなくるもおるアナグルモール ふくち つはさ福地翼 2011年47号
てんはきようし電波教師 あすま たけし東毅 2011年49号
ひめはしけひめはじけ くりすたるな ようすけクリスタルな洋介 2012年10号

発行部数[編集]

週刊少年サンデー
  • 1959年 30万部(創刊号)
  • 1983年 228万部(本誌の最高発行部数)
  • 2008年(2007年10月 - 2008年9月) 873,438部
  • 2009年(2008年10月 - 2009年9月) 773,062部
発行部数(2008年4月以降)(社団法人日本雑誌協会
1〜3月 4〜6月 7〜9月 10〜12月
2008年 866,667 部 833,334 部 802,084 部
2009年 781,667 部 765,000 部 745,770 部 717,728 部
2010年 684,462 部 670,417 部 645,834 部 624,546 部
2011年 630,770 部 605,000部

増刊号[編集]

  • 週刊少年サンデー増刊号→週刊少年サンデー超→週刊少年サンデーS(1978年-、1995年-、2012年-)
    • 月刊誌。若手漫画家の連載と新人漫画の読切が中心。2004年から2009年春まで読切のみの隔月誌になっていた。
  • 少年サンデー特別増刊R(1994年-)
    • 不定期刊。『コロコロコミック』などと同じA5版(一時期B5版の時代もあった)で、人気作家の読切作品の再録と超での掲載経験がほとんどない新人作家の新作読切を掲載。
  • 週刊少年サンデー創刊50周年記念特別増刊『少年サンデー1983』(2009年)
    • 2009年7月15日に発売。1983年当時の人気作9作品の復刻と原作者および関連する漫画家のスペシャル・インタビューが掲載された。

系列誌[編集]

映像化作品[編集]

作品名は五十音順としている。

アニメ[編集]

現在放送中の作品[編集]

2015年1月時点でのもの。過去には週4 - 5本程度のテレビアニメ作品が放送されていた時期もあったが、現在では『名探偵コナン』関連のみとなっている。

1990年代半ばまではアニメ化される作品の大半がフジテレビ系で放送されていたが、以降は読売テレビ制作・日本テレビ系で放送されることが多い。2000年代に入るとテレビ東京系でアニメ化される作品も多くなってきている。また、近年の作品はサンライズトムス・エンタテイメントシナジーSPによってアニメ化されることが多い。

臨回のリンネ。コナンの前座でEテレビでやっている うしおととら(2015年夏から)

過去にアニメ化された作品[編集]

ムシブギョー まじっくかいと

OVA[編集]

コミックス限定版や応募者全員サービスとしてのOVA化

ドラマ[編集]

現在ドラマ放送中、または過去にテレビドラマ化された作品の一覧

実写映画[編集]

OV[編集]

特撮関連[編集]

特撮ドラマ化されたものや、メディアミックスとして漫画化された作品群。

少年サンデーCM劇場[編集]

1995年から、連載作品の中でまだアニメ化されていない作品をテレビCM用にアニメ化して放送している。これらは公式ホームページで、一部を除き過去分も含め視聴することができる。

アニメ化された作品の場合はテレビ放送が開始した時点で放送を終了しているが、『ハヤテのごとく!』ではアニメ開始後も放送をしばらく続けていた。

なお、下記以外では『神のみぞ知るセカイ』・『國崎出雲の事情』・『銀の匙 Silver Spoon』がCM劇場での形態を取らないテレビCMを放送したことがある。

サンデーCM劇場でアニメ化された作品[編集]

※が付くのは後に正式なテレビアニメ化がされなかった作品。近年はテレビアニメ化が決定している作品がCMに使われることがほとんどである。

海外提携誌[編集]

  • 元気少年(台湾・青文出版集団
  • 龍漫少年星期天(中国・吉林美術出版社。編集は小学館の現地合弁法人「上海碧日咨詢事業有限公司」が担当)
  • BOOKING(韓国・鶴山文化社)
  • SHONEN STAR(インドネシア・ELEX MEDIA)

※ただし日本作品が全て掲載されているわけではない。

読者コーナー[編集]

ジャンプ放送局」の『週刊少年ジャンプ』や「マガジン7」の『週刊少年マガジン』に対抗して、巻末に読者コーナーが設置された。当時の人気アイドルだったおニャン子クラブ出身の高井麻巳子渡辺美奈代吉沢秋絵などがいたが、特筆すべきは当時人気絶頂だったとんねるずが最初の読者コーナー「サンデーファン」を担当していたことである。

現在の読者ページは2001年春に始まった。週刊の少年誌の中で「サンデー青春学園」が初めて読者からのインターネットでの投稿を受け付けた。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]