「岡山市」の版間の差分

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(明治維新から第二次大戦まで)
(市役所組織)
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=== 市役所組織 ===
 
=== 市役所組織 ===
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主要な組織(局)のみ記載(2009年(平成21年)4月1日現在)
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* 総務局
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* 企画局
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* 財政局
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* 市民局
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* 保健福祉局
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* 環境局
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* 経済局
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* 都市整備局
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* 下水道局
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* 水道局
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* 病院局
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* 消防局
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=== 行政区 ===
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岡山市内には以下の4つの行政区が設置されており、行政区の数は政令指定都市18市のうちで2番目に少なくなっている(最少は[[静岡市]]の3区)。
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* [[北区 (岡山市)|北区]]:市中心部および北西部。人口・面積とも最大。
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* [[中区 (岡山市)|中区]]:おおむね旭川以東、百間川以西。面積最小、人口密度は最大。
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* [[東区 (岡山市)|東区]]:市東部(西大寺・上道・瀬戸地区)。
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* [[南区 (岡山市)|南区]]:市南西部(芳田・興除・岡南・妹尾・灘崎・藤田地区)。人口増加率は最大。
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各区の人口、面積、人口密度は以下のようになっている。(人口は2005年[[国勢調査]])
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{| class="wikitable"
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! style="width: 4em;"|順位
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! style="width: 10em;"|人口
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! style="width: 10em;"|面積
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! style="width: 10em;"|人口密度
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|-
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| 1位
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| 北区 (295,312人)
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| 北区 (451.03km²)
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| 中区 (2712人/km²)
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|-
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| 2位
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| 南区 (165,193人)
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| 東区 (160.28km²)
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| 南区 (1297人/km²)
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|-
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| 3位
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| 中区 (138,949人)
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| 南区 (127.36km²)
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| 北区 (655人/km²)
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|-
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| 4位
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| 東区 (96,718人)
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| 中区 (51.24km²)
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| 東区 (603人/km²)
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|}
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=== 区役所・支所等の管轄地域 ===
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* 市内は、4区役所、11地域センター、3支所に編成されている。
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* 御津・建部・瀬戸の3支所は、合併特例法の期限後に、地域センターに変更される予定。
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{| class="wikitable"
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! 名称
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! 所在地
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! 管轄地域
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! 備考
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| '''[[岡山市役所]]'''
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| 北区大供一丁目1番1号
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| <small>市内4行政区を総括</small>
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| [[北区 (岡山市)|'''北区役所''']]
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| 北区大供一丁目1番1号
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| 岡山市北区域
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| <small>市役所の一部に設置</small>
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| [[吉備]]地域センター
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| 北区庭瀬414番地
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| 岡山市北区域
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| [[高松]]地域センター
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| 北区高松141番地1
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| 岡山市北区域
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| [[一宮]]地域センター
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| 北区一宮553番地1
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| 岡山市北区域
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|
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| [[津高 (岡山市)|津高]]地域センター
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| 北区栢谷1682番地
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| 岡山市北区域
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|
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| [[足守]]地域センター
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| 北区足守718番地
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| 岡山市北区域
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| [[御津町 (岡山県)|御津]]支所
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| 北区御津金川1020番地
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| 旧御津町域
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| <small>合併特例区のため、当面は支所のまま</small>
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| [[建部町|建部]]支所
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| 北区建部町福渡489番地
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| 旧建部町域
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| <small>合併特例区のため、当面は支所のまま</small>
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|-
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| [[中区 (岡山市)|'''中区役所''']]
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| 中区浜三丁目7番15号
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| 岡山市中区域
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| <small>[[山陽放送#本社・支社所在地|RSKメディアコム]]の1 - 3階に設置。<ref>2009年3月2日から、住民票交付などの一部の窓口業務については同区役所での取扱いが実施されていた。</ref>
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|-
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| [[東区 (岡山市)|'''東区役所''']]
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| 東区[[西大寺 (岡山市東区の地名)|西大寺]]上二丁目<br/>7番31号
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| 岡山市東区域
 +
| <small>旧西大寺支所</small>
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|-
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| [[上道]]地域センター
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| 東区楢原466番地
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| 岡山市東区域
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|
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|-
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| [[瀬戸町 (岡山県)|瀬戸]]支所
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| 東区瀬戸町瀬戸45番地
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| 旧瀬戸町域
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| <small>合併特例区のため、当面は支所のまま</small>
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|-
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| [[南区 (岡山市)|'''南区役所''']]
 +
| 南区灘崎町片岡207番地
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| 岡山市南区域<br/>(旧灘崎町域を含む)
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| <small>旧灘崎支所</small>
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|-
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| [[藤田村 (岡山県)|藤田]]地域センター
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| 南区藤田508番地
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| 岡山市南区域
 +
|
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|-
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| [[興除村|興除]]地域センター
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| 南区中畦593番地
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| 岡山市南区域
 +
|
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|-
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| [[妹尾]]地域センター
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| 南区箕島1024番地8
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| 岡山市南区域
 +
|
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|-
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| 福田地域センター
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| 南区古新田1089番地
 +
| 岡山市南区域
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|
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|-
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| 児島地域センター
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| 南区北浦716番地
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| 岡山市南区域
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|
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|-
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|}
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=== 保健センター・福祉事務所 ===
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市内の各福祉事務所は区役所の直轄組織となっている。
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{| class="wikitable"
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|-
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! style="width: 12em;"|保健センター名称
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! style="width: 13em;"|所在地
 +
! style="width: 18em;"|管轄地域
 +
! style="width: 16em;"|備考
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|-
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| 北区中央保健センター<br/>([[岡山市保健所]])
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| 北区鹿田町一丁目1-1
 +
| 岡山市北区の中心部
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| <small>岡山市保健福祉会館内</small>
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|-
 +
| 北区北保健センター
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| 北区谷万成二丁目6-33
 +
| 岡山市北区の北部、旧御津町・建部町域
 +
| <small>北ふれあいセンター内</small>
 +
|-
 +
| 中区保健センター
 +
| 中区桑野715-2
 +
| 岡山市中区域
 +
| <small>岡山ふれあいセンター内</small>
 +
|-
 +
| 東区保健センター
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| 東区西大寺中野本町4-5
 +
| 岡山市東区域
 +
|
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|-
 +
| 南区西保健センター
 +
| 南区妹尾880-1
 +
| 岡山市南区の西部
 +
| <small>西ふれあいセンター内</small>
 +
|-
 +
| 南区南保健センター
 +
| 南区福田690-1
 +
| 岡山市南区の南部、旧灘崎町域
 +
| <small>南ふれあいセンター内</small>
 +
|-
 +
|}
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{| class="wikitable"
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|-
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! style="width: 12em;"|福祉事務所名称
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! style="width: 13em;"|所在地
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! style="width: 18em;"|管轄地域
 +
! style="width: 16em;"|備考
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|-
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| 北区中央[[福祉事務所]]<sup></sup>
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| 北区鹿田町一丁目1-1
 +
| 岡山市北区の中心部
 +
| <small>岡山市保健福祉会館内</small>
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|-
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| 北区北福祉事務所
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| 北区谷万成二丁目6-33
 +
| 岡山市北区の北部、旧御津町・建部町域
 +
| <small>北ふれあいセンター内</small>
 +
|-
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| 中区福祉事務所
 +
| 中区国富一丁目1-30
 +
| 岡山市中区域
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|
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|-
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| 東区福祉事務所
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| 東区西大寺中二丁目16-33
 +
| 岡山市東区域
 +
| <small>西大寺ふれあいセンター内</small>
 +
|-
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| 南区西福祉事務所
 +
| 南区妹尾880-1
 +
| 岡山市南区の西部
 +
| <small>西ふれあいセンター内</small>
 +
|-
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| 南区南福祉事務所
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| 南区福田690-1
 +
| 岡山市南区の南部、旧灘崎町域
 +
| <small>南ふれあいセンター内</small>
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|-
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|}
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=== 市議会 ===
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:定数:53名(定数特例適用の定数、本来の定数は52名)
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:議長:宮武博(政隆会)
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:副議長:伏見源十郎(新風会)
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* [[2007年]][[4月22日]]執行の市議会議員選挙で選出。
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** 内訳は旧建部町域以外(一般選挙区)から選出された議員が52名、合併特例法の定数特例を適用して旧建部町域(建部選挙区)から選出された議員が1名である。
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<div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;">
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;会派の構成
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|-
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|'''新風会'''([[自由民主党 (日本)|自由民主党]]・保守系)
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|-
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|'''[[公明党]]岡山市議団'''
 +
|style="text-align: right;"|10
 +
|-
 +
|'''ゆうあいクラブ'''(保守系・連合系無所属)
 +
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 +
|-
 +
|'''政隆会'''(自由民主党・保守系)
 +
|style="text-align: right;"|8
 +
|-
 +
|'''市民ネット'''([[民主党 (日本 1998-)|民主党]]系)
 +
|style="text-align: right;"|7
 +
|-
 +
|'''[[日本共産党]]岡山市議団'''
 +
|style="text-align: right;"|5
 +
|-
 +
|'''新生会'''(政隆会から分裂)
 +
|style="text-align: right;"|3
 +
|-
 +
|}
 +
(2009年9月15日現在)
 +
</div>
 +
<div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;">
 +
;行政区ごとの定数
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!行政区
 +
!議員数
 +
|-
 +
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 +
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 +
|-
 +
|中区
 +
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 +
|-
 +
|東区
 +
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 +
|-
 +
|南区
 +
|style="text-align: right;"|13
 +
|}
 +
(本来の定数52で割り振り)
 +
</div><br style="clear: left;" />
 +
 +
=== 警察 ===

2009年12月23日 (水) 21:34時点における版

岡山市
国/地方 日本の旗 日本 
都道府県 岡山県
団体コード 33100-7
面積 km²
境界未定:なし
総人口 -
( )
人口密度 - 人 /km²
隣接自治体 倉敷市玉野市総社市
備前市瀬戸内市赤磐市
加賀郡吉備中央町
久米郡久米南町美咲町
都窪郡早島町
海上で隣接
香川県小豆郡土庄町
市の木 クロガネモチ
市の花 キク
市の花木 サルスベリ
岡山市役所
市長
所在地 〒700-8544
岡山県 岡山市北区大供一丁目1番1号
岡山市役所
外部リンク 岡山市
位置
テンプレート:基礎自治体位置図
特記事項:
岡山市旗
テンプレート
岡山より瀬戸内海を望む
瀬戸内海より岡山を望む

岡山市(おかやまし)は、中国地方の南東部、岡山県の南部に位置する政令指定都市で、同県の県庁所在地である。

概要

全国的には桃太郎の伝説と吉備団子西大寺会陽裸祭り)、温暖な瀬戸内の気候により育まれたマスカット・オブ・アレキサンドリア白桃など高級フルーツの産地として知られる都市である。中心部には岡山城日本三名園の一つである後楽園を市民のオアシスとして擁している。岡山藩池田氏城下町として栄えた江戸時代以来、地域中心都市として発展してきた高層ビルの立ち並ぶ中心部と、長閑な田園や中山間地域が広がる郊外の豊かな自然とが調和した都市環境を持っている。

1980年代以降の瀬戸大橋の開通、JR線の四国との直通化、山陽自動車道の開通に伴い交通インフラが急速に整備され、岡山都市圏は周辺都市圏と共に東瀬戸経済圏として成長してきた。

広大な平野を背景に中四国のクロスポイントとして交通網が整備され、一大物流ハブという優位性を持つ。都市部人口増加率は先行政令指定都市と比較しても上位に位置する。

2009年4月1日に全国で18番目、中国・四国地方では広島市に次いで2番目となる政令指定都市に移行した。

地理

岡山駅東口からの風景

地勢

市の北部はなだらかな丘が続く吉備高原の一角をなしており、市民の水がめである旭川ダムや、利便性の良さから利用客が増大している岡山空港、および近郊住宅街がある。瀬戸内海に注ぐ旭川吉井川、2つの一級河川の運搬・堆積作用によって形成された南部の岡山平野に中心市街地が位置しており、さらに平野の南部は江戸時代以降の干拓地であり農地が広がり穀倉地帯をなしている。その南に児島湾を挟み、瀬戸内海を望む風光明媚な児島半島の丘陵地を成す。

ファイル:岡山市 4.jpg
岡山県庁と市内東部を流れる旭川 向こう岸の巨大な緑地帯が後楽園
岡山のビジネス街 左からベネッセ本社、中国新聞社本社、英会話イーオン本社、そして一番右が林原グループ総本社である。
  • 河川
    • 一級河川
      • 旭川:市の中央部を北から南に貫流し、児島湾に注ぐ。
      • 吉井川:市の東部・西大寺地区を北から南に流れ、児島湾に注ぐ。
  • 湖沼
    • 児島湖1962年昭和37年)児島湾を堤防で締め切って造られた農業潅漑用の人工湖。
    • 旭川湖:市の北部を占める建部町にある旭川ダム(旭川第1堰堤)のダム湖。旭川中流部の一部をなす。美咲町吉備中央町と湖内で接している。
    • 白鳥湖:市の北部を占める建部町にある旭川ダム(旭川第2堰堤)のダム湖。旭川中流部の一部をなす。吉備中央町と湖内で接している。
    • 金山(499.5m、市内最高峰)
    • 金甲山(403m)
    • 龍ノ口山(257m)
    • 芥子山(233m、別名:備前富士)
    • 操山(169m)

気候

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岡山
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気温(℃)
総降水量(mm)
出典:Climate-Charts.com

}} 北を中国山地、南を四国山地に挟まれた瀬戸内海沿岸部に位置するため、典型的な瀬戸内海式気候に属す。温暖で日照時間は年間約2000時間と長く、年間降水量は1100mm程度とは全国的に見て非常に少ない。

春季秋季では移動性の高気圧に覆われ快晴となる日が多く、太平洋高気圧に覆われる夏季には瀬戸内海沿岸特有の「」が起るため、熱帯夜になることがしばしばある。しかし毎年幾度となく日本列島に来襲する台風やその影響による風雨も、中国山地や四国山地の山々によって弱められることが多く、災害に見舞われることは少ない。また、冬季においては北東季節風が中国山地にさえぎられるため降雪は少なく、雪が降った場合でも積雪する事はほとんどない。1989年以降、降水量1mm以上の降水日数が全国の県庁所在地では最少であるため、「晴れの国」をキャッチフレーズとしている。

岡山の気候(平年値(年・月ごとの値)気象庁
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均気温(°C) 4.8 5.1 8.4 14.3 19.0 22.9 26.9 27.9 23.7 17.6 12.1 7.0 15.8
平均最高気温(°C) 8.9 9.4 12.9 19.2 24.1 27.2 31.2 32.1 27.7 22.1 16.5 11.4 20.2
平均最低気温(°C) 1.0 1.0 3.8 9.3 14.1 19.1 23.5 24.2 20.0 13.4 7.8 2.8 11.7
日照時間(h) 146.8 141.5 167.0 186.7 201.4 158.6 179.5 200.0 153.3 170.5 149.1 155.4 2009.8
降水量(mm) 32.8 45.8 83.2 102.4 115.2 185.8 160.0 90.9 160.2 87.5 51.2 26.2 1141.0
降水日数(日) 4.7 5.5 8.7 9.4 9.0 11.3 9.2 6.6 8.9 6.9 5.1 4.0 89.1

隣接する自治体

人口

岡山市の推計人口は現在70万人を超えており、現在増加傾向にある。これは若年層を中心とした働き手による社会増および自然増によると考えられる。(全政令指定都市18市中最少)

また人口増加率についても先行政令市と比較しても比較的上位である。

demography33201.svg
岡山市と全国の年齢別人口分布図(比較) 岡山市の年齢・男女別人口分布図
紫色は岡山市
緑色は日本全国
青色は男性
赤色は女性
総務省統計局 / 国勢調査2005年

歴史

古代から律令時代まで

古代の岡山は吉備国の一角であり、弥生時代古墳時代には、筑紫出雲ヤマト毛野などと並んで、日本列島を代表する政権として繁栄し、ヤマトと連合して列島の統一・治世に貢献した。

しかし、吉備の興隆を快く思わないヤマトに裏切られて勢力を削減され、備前国備中国備後国美作国に分割され、これ以後現在に至るまで、経済・文化の面で連関の強い旧吉備国の政治的な統一は達成されていない。吉備国が分割された後、備前国の国府は現在の岡山市域内に置かれたと見られる。

戦国時代から天正期

岡山周辺は室町時代までは農村地帯で、16世紀には金光氏が小規模な城を築いて拠点にしていた。戦国時代に岡山の地の交通の便と土地の広さに目を付けた宇喜多直家1570年元亀元年)に金光宗高を謀反の疑いありとして切腹させて、岡山城を奪った。その後城を大規模に拡張し、山陽道を岡山経由に付け替えて、備前国内外の商人を呼び寄せ、1573年天正元年)に本拠にすべく移住した。直家が始めた城下町・岡山の振興は、秀家の代にも続けられ、これ以後、岡山は主に備前国の政治経済の中心地となった。

江戸時代

池田綱政

宇喜多秀家が関ヶ原の戦いで没落すると、1601年慶長6年)に小早川秀秋が岡山城に入った。秀秋は翌1602年(慶長7年)に死に、小早川家は断絶した。1603年(慶長8年)には池田忠継が入り、以後江戸時代を通じて、岡山は池田氏城下町となった。

城下町としての岡山は発展を続け、池田氏第四代の綱政の代である1707年宝永4年)には町方人口が3万0635人(武家・寺社方を含めた総人口は推定4万~5万人)に達し、国内でも十指に入る経済力を持つ城下町となった。後楽園が造成されたのもこの時期である。しかるに町方人口は享保の頃から暫減し、幕末の1858年安政年)には2万0092人となる。これは岡山藩の新田開発による農村商業の発達とは対照的であり、藩当局が農村から都市への人口流入を抑制する政策をとったことによるものとみられる。その後も順調に発展し、江戸時代末期には、十指に入る経済力を持つ城下町となった(江戸時代後期の大手の城下町:鹿児島熊本広島・岡山・徳島名古屋金沢仙台)。

明治維新から第二次大戦まで

岡山一番街(岡山駅地下商店街) 世界初の本格的ジオフロント

明治4年7月14日1871年8月29日)の廃藩置県により、岡山は岡山県の県庁所在地となり、1889年(明治22年)には市制を敷いた。市制施行当時、面積5.77km²、人口4万7564人。1920年大正9年)には人口9万4585人を数えた。

第二次大戦末期の1945年昭和20年)6月29日岡山空襲で大きな被害を受け、1000人以上が犠牲となり、10万人以上が家を失った。

第二次大戦後

戦後は順調に発展し、周辺市町村との合併を進めた。1960年(昭和35年)頃には、倉敷市を含めた県南広域都市の構想を岡山県知事が提唱したが、倉敷市長の失踪に端を発する騒動により、白紙撤回された。

1972年(昭和47年)3月15日には山陽新幹線岡山駅が開業、1988年(昭和63年)3月20日には瀬戸大橋線が開業し、以来は鉄道交通の要衝となっている。

1996年平成8年)には、国から中核市に指定された。その後の2005年(平成17年)3月22日、隣接する御津郡御津町児島郡灘崎町の2町を編入、2007年(平成19年)1月22日、隣接する御津郡建部町赤磐郡瀬戸町の2町を編入した。

2007年(平成19年)6月26日夕方に、市の人口が70万人を突破した。

2009年4月1日政令指定都市に移行し、区制が施行され、北区中区東区南区が設置された。

政治・行政

市長

現職市長

髙谷茂男 (たかや しげお、2005年(平成17年)10月11日~。第33・34代市長。2期目)

副市長
  • 村手聡 (むらて さとし)
  • 佐古親一 (さこ しんいち)
歴代市長
歴代 氏名 在任期間
1 花房端連 1889年明治22年)9月17日~1890年(明治23年)10月30日
2 新庄厚信 1890年(明治23年)10月30日~1894年(明治27年)年5月15日
3 小田安正 (1期) 1894年(明治27年)7月4日~1900年(明治33年)7月3日
4 小田安正 (2期) 1900年(明治33年)8月8日~1902年(明治35年)7月10日
5 岡田磐 (1期) 1902年(明治35年)7月25日~1908年(明治41年)7月24日
6 岡田磐 (2期) 1908年(明治41年)年7月28日~1914年(大正3年)年7月23日
7 岡田磐 (3期) 1914年大正3年)8月3日~1918年(大正7年)8月2日
8 中山寛 1918年(大正7年)10月19日~1922年(大正11年)10月18日
9 窪谷逸次郎 (1期) 1923年(大正12年)5月10日~1927年(昭和2年)5月9日
10 窪谷逸次郎 (2期) 1927年昭和2年)5月10日~1928年(昭和3年)8月18日
11 守屋松之助 (1期) 1929年(昭和4年)2月25日~1932年(昭和7年)12月12日
12 守屋松之助 (2期) 1933年(昭和8年)3月16日~1933年(昭和8年)8月2日
13 石原市三郎 1934年(昭和9年)2月25日~1938年(昭和13年)2月24日
14 時実秋穂 1938年(昭和13年)3月19日~1940年(昭和15年)1月8日
15 国富友次郎 1940年(昭和15年)9月4日~1944年(昭和19年)9月3日
16 竹内寛 1944年(昭和19年)9月4日~1945年(昭和20年)10月9日
17 橋本富三郎 1945年(昭和20年)11月22日~1947年(昭和22年)2月22日
18 田中弘道 1947年(昭和22年)4月6日~1951年(昭和26年)3月24日
19 横山昊太 1951年(昭和26年)4月23日~1955年(昭和30年)4月12日
20 田淵久 1955年(昭和30年)5月1日~1959年(昭和34年)4月30日
21 寺田熊雄 1959年(昭和34年)5月1日~1963年(昭和38年)4月30日
22 岡﨑平夫 (1期) 1963年(昭和38年)5月1日~1967年(昭和42年)4月30日
23 岡﨑平夫 (2期) 1967年(昭和42年)5月1日~1971年(昭和46年)4月30日
24 岡﨑平夫 (3期) 1971年(昭和46年)5月1日~1975年(昭和50年)4月30日
25 岡﨑平夫 (4期) 1975年(昭和50年)5月1日~1979年(昭和54年)4月30日
26 岡﨑平夫 (5期) 1979年(昭和54年)5月1日~1983年(昭和58年)4月30日
27 松本一 (1期) 1983年(昭和58年)5月1日~1987年(昭和62年)4月30日
28 松本一 (2期) 1987年(昭和62年)5月1日~1991年(平成3年)1月14日
29 安宅敬祐 (1期) 1991年平成3年)2月12日~1995年(平成7年)2月9日
30 安宅敬祐 (2期) 1995年(平成7年)2月10日~1999年(平成11年)2月9日
31 萩原誠司 (1期) 1999年(平成11年)2月10日~2003年(平成15年)2月9日
32 萩原誠司 (2期) 2003年(平成15年)3月24日~2005年(平成17年)8月25日
33 髙谷茂男 (1期) 2005年(平成17年)10月11日~2009年(平成21年)10月10日
34 髙谷茂男 (2期) 2009年(平成21年)10月11日~現職

市役所組織

主要な組織(局)のみ記載(2009年(平成21年)4月1日現在)

  • 総務局
  • 企画局
  • 財政局
  • 市民局
  • 保健福祉局
  • 環境局
  • 経済局
  • 都市整備局
  • 下水道局
  • 水道局
  • 病院局
  • 消防局

行政区

岡山市内には以下の4つの行政区が設置されており、行政区の数は政令指定都市18市のうちで2番目に少なくなっている(最少は静岡市の3区)。

  • 北区:市中心部および北西部。人口・面積とも最大。
  • 中区:おおむね旭川以東、百間川以西。面積最小、人口密度は最大。
  • 東区:市東部(西大寺・上道・瀬戸地区)。
  • 南区:市南西部(芳田・興除・岡南・妹尾・灘崎・藤田地区)。人口増加率は最大。


各区の人口、面積、人口密度は以下のようになっている。(人口は2005年国勢調査

順位 人口 面積 人口密度
1位 北区 (295,312人) 北区 (451.03km²) 中区 (2712人/km²)
2位 南区 (165,193人) 東区 (160.28km²) 南区 (1297人/km²)
3位 中区 (138,949人) 南区 (127.36km²) 北区 (655人/km²)
4位 東区 (96,718人) 中区 (51.24km²) 東区 (603人/km²)

区役所・支所等の管轄地域

  • 市内は、4区役所、11地域センター、3支所に編成されている。
  • 御津・建部・瀬戸の3支所は、合併特例法の期限後に、地域センターに変更される予定。
名称 所在地 管轄地域 備考
岡山市役所 北区大供一丁目1番1号 市内4行政区を総括
北区役所 北区大供一丁目1番1号 岡山市北区域 市役所の一部に設置
吉備地域センター 北区庭瀬414番地 岡山市北区域
高松地域センター 北区高松141番地1 岡山市北区域
一宮地域センター 北区一宮553番地1 岡山市北区域
津高地域センター 北区栢谷1682番地 岡山市北区域
足守地域センター 北区足守718番地 岡山市北区域
御津支所 北区御津金川1020番地 旧御津町域 合併特例区のため、当面は支所のまま
建部支所 北区建部町福渡489番地 旧建部町域 合併特例区のため、当面は支所のまま
中区役所 中区浜三丁目7番15号 岡山市中区域 RSKメディアコムの1 - 3階に設置。[1]
東区役所 東区西大寺上二丁目
7番31号
岡山市東区域 旧西大寺支所
上道地域センター 東区楢原466番地 岡山市東区域
瀬戸支所 東区瀬戸町瀬戸45番地 旧瀬戸町域 合併特例区のため、当面は支所のまま
南区役所 南区灘崎町片岡207番地 岡山市南区域
(旧灘崎町域を含む)
旧灘崎支所
藤田地域センター 南区藤田508番地 岡山市南区域
興除地域センター 南区中畦593番地 岡山市南区域
妹尾地域センター 南区箕島1024番地8 岡山市南区域
福田地域センター 南区古新田1089番地 岡山市南区域
児島地域センター 南区北浦716番地 岡山市南区域

保健センター・福祉事務所

市内の各福祉事務所は区役所の直轄組織となっている。

保健センター名称 所在地 管轄地域 備考
北区中央保健センター
岡山市保健所
北区鹿田町一丁目1-1 岡山市北区の中心部 岡山市保健福祉会館内
北区北保健センター 北区谷万成二丁目6-33 岡山市北区の北部、旧御津町・建部町域 北ふれあいセンター内
中区保健センター 中区桑野715-2 岡山市中区域 岡山ふれあいセンター内
東区保健センター 東区西大寺中野本町4-5 岡山市東区域
南区西保健センター 南区妹尾880-1 岡山市南区の西部 西ふれあいセンター内
南区南保健センター 南区福田690-1 岡山市南区の南部、旧灘崎町域 南ふれあいセンター内
福祉事務所名称 所在地 管轄地域 備考
北区中央福祉事務所 北区鹿田町一丁目1-1 岡山市北区の中心部 岡山市保健福祉会館内
北区北福祉事務所 北区谷万成二丁目6-33 岡山市北区の北部、旧御津町・建部町域 北ふれあいセンター内
中区福祉事務所 中区国富一丁目1-30 岡山市中区域
東区福祉事務所 東区西大寺中二丁目16-33 岡山市東区域 西大寺ふれあいセンター内
南区西福祉事務所 南区妹尾880-1 岡山市南区の西部 西ふれあいセンター内
南区南福祉事務所 南区福田690-1 岡山市南区の南部、旧灘崎町域 南ふれあいセンター内

市議会

定数:53名(定数特例適用の定数、本来の定数は52名)
議長:宮武博(政隆会)
副議長:伏見源十郎(新風会)
  • 2007年4月22日執行の市議会議員選挙で選出。
    • 内訳は旧建部町域以外(一般選挙区)から選出された議員が52名、合併特例法の定数特例を適用して旧建部町域(建部選挙区)から選出された議員が1名である。
会派の構成
会派名 議員数
新風会自由民主党・保守系) 10
公明党岡山市議団 10
ゆうあいクラブ(保守系・連合系無所属) 10
政隆会(自由民主党・保守系) 8
市民ネット民主党系) 7
日本共産党岡山市議団 5
新生会(政隆会から分裂) 3

(2009年9月15日現在)

行政区ごとの定数
行政区 議員数
北区 21
中区 11
東区 7
南区 13

(本来の定数52で割り振り)


=== 警察 ===

  1. 2009年3月2日から、住民票交付などの一部の窓口業務については同区役所での取扱いが実施されていた。