アンゴル=モア

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{{Otheruses|漫画『[[ケロロ軍曹]]』の登場人物|[[ミシェル・ノストラダムス師の予言集|ノストラダムスの予言集]]の詩句の用語|アンゴルモア}} '''アンゴル=モア'''は、[[吉崎観音]]作の[[漫画]]『[[ケロロ軍曹]]』およびその関連作品に登場する架空の[[宇宙人]]。[[ケロロ軍曹 (アニメ)|アニメ版]]の[[声優]]は[[能登麻美子]]。 名前は「[[ミシェル・ノストラダムス師の予言集]]」(百詩篇)に登場する「[[アンゴルモア]]の大王 (''le grand Roi d'Angolmois'') 」に因んでおり、「'''アンゴル・モア'''」と表記されることもある。 綴りは''Angol Mois''または''Angol Moa''だが、グループ「[[ケロロ軍曹の登場人物一覧#グループ・ユニット|モアピーチサマー]]」内では''More''とされている。 {{ネタバレ}} == 人物 == ケロン星と同盟関係にあるアンゴル族の少女で、[[ヒト]]型[[宇宙人]]。 [[日向冬樹|冬樹]]たちと[[1999年]][[7月]]に初めて会ったときの[[地球]]年齢は2000歳である(なおアニメでは地球に予定より500年早く到着してしまい、その間地球の衛星軌道上で眠っていて、4年10ヶ月寝過ごして[[2004年]][[5月]]に登場したとしている)。 [[一人称]]は「私(わたし)」か「モア」だが、宇宙遊眠病に罹ったときは「私(あたし)」になっていた。 === 恐怖の大王 === [[ミシェル・ノストラダムス師の予言集#百詩篇第10巻72番|ノストラダムスの『予言集』(百詩篇集)第10巻72番の詩]]に記されていた「1999年の7の月に天から至る'''[[恐怖の大王]]'''」は、この作品では当初彼女のこととされていた。当時の[[日本]]における解釈例では良く見られたように、件の詩に登場する本来は別人とされる「恐怖の大王」と「'''アンゴルモアの大王'''」が混同されていたのである(彼女の初登場話である、原作第10話に掲載されていた第10巻72番の詩には、「アンゴルモアの大王」が出てくる3行目がカットされていて、2行目に当たる「恐怖の大王が降ってくる」という部分の「恐怖」の字に「アンゴルモア」のルビが振られるという改竄が施されていた。一方、アニメの初登場話である第7話では原作のような原詩の改竄はない)。 1999年7月末(上述したようにアニメでは2004年5月)に「500年前の約束」(ノストラダムスの予言のことと推定された。ただ年が正しければ、[[ノストラダムス]]が『[[ミシェル・ノストラダムス師の予言集|予言集]]』([[ミシェル・ノストラダムス師の予言集#百詩篇集|百詩篇]])を著す[[1550年代]]はおろか、彼の生年である[[1503年]]よりも前の出来事となってしまうため、計算が合わなくなる)に従い地球を破壊するためにやってきたが、ガンプラ工場が壊れて[[ガンプラ]]が作れなくなると困るのでは、と冬樹に言われた[[ケロロ]]に止められて地球破壊は一旦中断した。 なお、予言集には「恐怖の大王」は「天から至る」(Du ciel Viendra) と記されている。これに「空から降ってきた少女」([[宮崎駿]]の映画『[[天空の城ラピュタ]]』のオープニング曲。「少女」とはシータのこと)を掛け、予言通り「空から来た少女」とした - すなわちモアそのものがシータのパロディであった可能性も考えられる。 その後、原作第117話にて予言を成就出来ない事によるストレスから麻美([[#性格|後述]])のような性格にたびたび変貌し遂には衝動的に地球を破壊しそうになったため、アンゴルストーン内で眠りにつく。そのまま故郷に帰ることになるかと思われたが、[[クルル (ケロロ軍曹)|クルル]]が彼女の身を案じて廃星登録済みの「フェアニウム鉱星」を地球への衝突コースに乗せたことで彼女は地球を救うために復活。第二審判儀式装になっていたことからおそらく外典・黙示録撃により廃星を破壊し、同時に衝動も解消された。 この一連の事件は、第10巻72番の詩の2・3行目にある「''天から至る恐怖の大王が、アンゴルモアの大王を蘇らせる''」(Du ciel Viendra un grand Roi d'effrayeur,Resusciter le grand Roi d'Angolmois) に忠実な事象であり、「恐怖の大王」はアンゴル=モアでなくこの廃星だと解釈が変更されていて、本作においてはこの一連の出来事がノストラダムスの予言の真実であるとほのめかしている。ただし話の名が「真説、黙示録予言・・・」、話中で出てくる予言集の名も「黙示録第十巻七十二番」(内容は[[五島勉]]の「[[ノストラダムスの大予言]]」における訳を用いている)となっていることから、ここで作者はノストラダムスの予言集と[[新約聖書]]の[[ヨハネの黙示録]]を混同している可能性もある。 === 外見・服装 === 素は[[皮膚|肌]]が色白で、[[頭髪|髪]]も白っぽい[[ショート]]。だが、普段は彼女が地球に来たときに最初に見かけた[[女子高生]]・麻美の姿を借りている。[[擬態]]中(麻美モード)は原作の時代を反映した[[ガングロ]]女子高生で、[[黄色]]いショートの髪(金髪にも見える)に[[ウルトラマン#科学特捜隊|科学特捜隊]]の隊称の形をした★のピン留めをしている(麻美はこのピン留めが[[ウルトラ警備隊]]の隊称の形になっている)。[[瞳孔|瞳]]の色は黄土色でこれは擬態時・擬態解除時ともに同じであり、麻美との違いになっている。 いつも[[緑]]に黄色の★がついた[[リストバンド]]をしている(原作では両手首だが、アニメでは右手のみ)。これはケロロからもらったものである(超劇場版3より)。 身長は155[[センチメートル|cm]](『ケロロ軍曹 ひみつ超ひゃっか』より)。アニメ第51話ではアンチバリアを装備している。 アニメでは[[コスプレ]]と[[水着]]以外の服装は基本的に1着のみで主要キャラクターの中で唯一、一年を通して[[衣替え]]しない(防寒具などを着ることはある)。 1stシーズンは麻美コピー時の白い[[ブラウス]]にベージュの[[ウェストコート|ベスト]]を重ね着して、[[ルーズソックス]]を履いている。2nd~4thシーズンの服装が[[セーラー服]]で、靴下は引き続きルーズソックス。超劇場版3・5thシーズン以降の現在では白いブラウスの上に[[青|紺色]]のベストを着て、[[赤]]い[[ネクタイ]]をつけている。靴下は紺の[[ニーソックス#ハイソックス|ハイソックス]]。1年中冬場でも半袖である(超劇場版3・第207話では長袖のブラウス)。食品の生産作業などの時は吉祥学園の生徒でもないのになぜか同校の[[体操着]]をよく着用している。 その一方、原作では[[ジャージ]]・セーラー服などよりさまざまな服を着ている(ただし、学校の制服風なものが多い)。原作・アニメ共にイベントや作戦時には[[バニーガール]]などのコスプレをする。ちなみに審判衣装と第二審判儀式装は[[OKAMA]]がデザインしたものである。 麻美の姿を借りた理由は、彼女の「自分のためなら友達をも見捨てる」という勇気(アニメではこの理由が正反対になっている)に惹かれたからだという。これは[[ウルトラセブン (架空のキャラクター)|ウルトラセブン(モロボシ・ダン)]]が地球でモデルにした人物のパロディである。 === 性格 === 擬態の元になった麻美は自分勝手で乱暴な性格にもかかわらず、空から落ちて頭を打ったため性格だけは逆転してしまった(『[[ドラゴンボール]]』の[[孫悟空 (ドラゴンボール)|孫悟空]]が谷に落ちて頭を打ち、性格が逆転したことのパロディ)。クルルはこれを「'''カカロット症候群'''」と名付けた。アニメ版では麻美の設定が異なり、表面的には周囲に対し乱暴に接していたが本心では素直な女の子だという性格がそのままコピーされた。 使命を果たせずにストレスがたまった際や宇宙遊眠病にかかった際には麻美の乱暴な性格が一部出ていた事もある。麻美の性格が出た時のモアはケロロを「オッサン」呼ばわりし言葉遣いや扱いも乱暴になるが、彼が好きという点には変化が無いためやや[[ツンデレ]]気味となる。 「恐怖の大王」であることを除けば、どこにでもいそうな女の子。ただし素直で純粋無垢(擬態時も先のようにコピー元と逆=素の性格がそのまま)でありすぎる故に、かなりの[[天然ボケ]]。 自分以外の誰かが地球を破壊しようとするとひどく動揺し怯える。ケロロが誤って衛星兵器のボタンに手をかけたときには「極悪非道」と呟いてへたりと座り込んだ。 === 能力・戦闘力 === * アンゴル族の究極奥義『[[ヨハネの黙示録|黙示録]]撃([[ハルマゲドン]])』によって、[[惑星]]を破壊することが出来る。 ** ハルマゲドンは力加減を調整出来る。通常は[[分数]]で調節するが、仮分数も設定可能。さらに[[数字]]を用いずに「死なない程度」などにもできる。 ** 惑星破壊は基本的にルシファースピアを打ち込んで行うが、[[隕石]]を落とすこともできる ちなみにこれは途中で中止もできる(超劇場版より)。 * [[宇宙空間]]でも活動可能で、擬態解除時には寒さや[[水圧]]にも耐えられる。さらにルシファースピアに乗って空を飛ぶこともできる。 * 弱点はアンゴルストーンで、これがあると活動を封じられてしまう([[スーパーマン (架空の人物)|スーパーマン]]のパロディ)。 * 運動神経に関しては不明な点が多い。例えば「モアピーチサマースノー」の時に夏美にきちんとついていっている点からかなり良い様にも思われるが、アニメ第92話Bパートで[[西澤桃華|桃華]]主催の[[羽根突き]]大会に参加したときの様子(慣れていなかったからかもしれないが)から見るとあまりよくないのではないかとも思われる。ちなみにドライビングテクニックはかなりある様子。少なくとも片方の先端に「無数のクレーターの開いた小惑星」状の重りがついたルシファースピアを通常のバトンであるかのように軽々と振り回すだけの腕力はある。 * 全登場キャラクター中最強の攻撃力を持つモアであるが、その武器であるルシファースピアを自衛のために使うことはほとんどない。唯一の例外はアニメ第138話Aパートであったが、この時はタママの「嫉妬玉」をたまたま持っていたスピアではじき返しただけであった。つまりケロロが絡まない限り、自分自身がどれだけ窮地に立たされようがルシファースピアで身を守ることには思い至らない。 * 他方、ケロロが絡んだ場合には、ルシファースピアを文字通り「武器」として用いる場面も見られる。[[キルル]]を一瞬で消滅させたメールの攻撃を1/1で相殺(超劇場版2)するなど、その威力はさすがに「恐怖の大王」に相応しい。大半が「専守防衛」目的ではあるが、アニメ第102話では[[ガルル小隊#ガルル中尉|ガルル中尉]]に対して1/10という「明確に殺意を伴った」攻撃を仕掛けたこともある(ガルル小隊がアンゴルストーンを携帯していたため未遂に終わった)。 * クルルの電子工作の助手を務めるほどの頭脳を有しており、たびたび彼のアシスタントを勤めている。またケロン軍に正規配属はされていないはずなのに、時々ケロロ小隊の作戦会議の議長も務める。 ==== ルシファースピア ==== : モアが惑星を破壊する時に使う惑星破壊用の神器。片方の先端には隕石のようなものが付いている(反対側は[[三日月]])。 : アニメでは普段は[[携帯電話]]の形をしており、コード「19997(1999年7の月)」と入力した後にモアが呪文を唱えると惑星破壊用の神器へ変形する。 : 神器で黙示録撃を起こすことができ、破壊力も無段階に調整できる。前述したとおりまたがって空を飛ぶことも可能である。 === 人間関係 === ==== ケロロとの関係 ==== ケロロとの出会いは、アニメ第116話Bパートの彼女の日記(後述)では捕われの身だった所にケロロが助けに来たとなっている(実際は父親に怒られて押入れに閉じ込められていた所を、ケロロが[[便所|トイレ]]と間違えて扉を開けただけ)。 小さいころ一緒に遊んでくれたケロロ軍曹を「おじさま」と呼んで慕い(元ネタは『[[ルパン三世 カリオストロの城]]』のクラリスか?)、[[ケロロ小隊]]の手伝いをしている。「'''隊長=おじさま'''」の認識があるらしく、[[タママ]]が手違いから隊長になったときは気が動転していた。 ケロロのことが好きなため、彼の不幸が彼女にとっての一番の不幸らしい(アニメ第96話Bパート)。ケロロが謎の病気(実際は[[夏バテ]]・アニメでは[[五月病]])にかかって倒れた時は、第二審判儀式装から繰り出される'''外典・黙示録撃(アポクリフ・ハルマゲドン)'''により周囲を巻き込んだ壮絶な自殺を遂げようとした(結局はドロロに止められている)。アニメではこの第二審判儀式装が登場せず、普通の審判衣装であった。 しかし、ケロボールの誤動作によって無数の複製ケロロが出現した時(アニメ第23話)は「おじさまがいっぱい」と言って小躍りをしながら何の疑念も持たずに喜び、そして複製版についていないケロンスターを理由にオリジナルのケロロを真っ先に偽者と断定した。 さらに「ケロロにひどいことをした者に対する報復攻撃」をすることがあるが、その攻撃にケロロが巻き込まれることに気づかないこともある。あまりに無垢なため気付かずにケロロを傷つけるような発言をしていることがまま見受けられる(その罵倒は比較的過激な場合があるが、タママよりはまだマシである)。また、ケロロの宝物である[[ガンプラ]]を最もたくさん破壊するキャラクターであり、彼の不精への腹いせとしてガンプラを爆破することの多い[[ギロロ]]が破壊した個数を遥かに上回る。ケロロが[[日向夏美|夏美]]からいじめられた時はある程度ケロロの自業自得である事を理解している為か何もしようとしないが、[[プレイステーション2|PS2]]の『[[ケロロ軍曹 メロメロバトルロイヤル]]』ではケロロをいじめた(ただしケロロは夏美に日頃の仕返しを考えていた)夏美達に対しケロロの仇を取るというストーリーがあったり、原作第117話で夏美がケロロのことをとやかく言った際には「オッサンの悪口言うの、そのくらいにしときなよ?」「あんまりオッサンの事、いじめんなよ?こんなんでも一応私の大切な奴なんだからさ」と言ったりした場面もある。 また、「'''ケロロが誰かと恋愛関係になった'''(と思い込んだ)'''場合'''」にも感情的になることがある。その時の彼女の行動は周りを巻き込むくらいの壮絶な自殺行為が多い。本人曰く、「おじさま(ケロロ)を失うくらいなら、死んだ方が良い」と言うくらいである。 例えばケロロの父親がお見合い相手の紹介に来た際(アニメ第63話Bパート)にはケロロがその場の勢いで夏美を婚約者だと紹介したのを聞いてしまい、それにショックを受けて[[涙]]を流しさらに自暴自棄になって「黙示録撃(ハルマゲドン)」100/1(つまり'''百倍''')の力で日向家もろとも全てを吹き飛ばそうとした事があった(要するに、全てを巻き込んだ[[自殺]]を行おうとしたのである。これは冬樹と夏美によって止められた)。 また、小説版第一巻では「恋愛指向性精神作用超分子配合飲料 チューチュードレイン」を奇禍により被ってしまったケロロとギロロが相思相愛になった結果、また自暴自棄になって「黙示録撃(ハルマゲドン)」100/1(百倍)で全てを破壊しようとしている。こちらは[[ドロロ]]に止められた。 アニメでは第212話Aパートでケロロがギロロと夏美の[[写真]]にいたずらをしたことを隠すため、ケロロがそれを「大切な写真」と言ってしまったせいで彼に対してついに「ボケガエル」と言ってしまった(一方ケロロはモアにまでボケガエルと言われるとは思ってもいなかったようで、「あの女ー…!!!」とタママのように言っていた)。 ==== ケロロ以外の登場人物との関係 ==== * [[日向夏美]] *: モアはケロロと同じぐらい夏美のことを慕っている。[[縁日]]の会場で彼女とケロロが喧嘩を始めた時には立場を決めかねていたが、[[りんご飴|林檎飴]]1個でたやすく夏美に買収されていた。 * [[タママ|タママ二等兵]] *: タママはケロロをめぐってモアに[[嫉妬]]しており、彼の頭の中では主に「あの女」もしくは「あのアマ」と認識されている。そのためタママはモアを呼ぶ場合においても名前で呼ぶことは皆無に等しく(原作では一度「モア」と呼んだこともある)、「おまえ」や「あんた」である。この嫉妬は一方的なものであり、モアはタママに対して嫉妬せずむしろ尊敬している模様である(ただし、アニメ216話Bパートでタママと喧嘩した際に彼の発言に対して「引っ込め!」と言っていた)。 *: ケロロとの仲を断ち切るためにタママがモアの失点を探ろうとするエピソードは頻繁に登場し、それに対する周囲の反応から彼が自分を「'''チッポケでミジメな存在'''」だと気付き絶望するのもまた日常茶飯事である。 *: タママはモアのことを'''[[ライバル]]'''としても認識しているらしく、原作の117話でモアが封印されたときは彼女が復活するまでずっと傍に付き添い、その事に気付いていたモアに礼を言われた時には頬を赤らめて顔を背けていた。 * [[クルル (ケロロ軍曹)|クルル曹長]] *: 優れた頭脳と冷静さ・そして異様にねじくれた根性・陰湿で陰鬱な性格を持つクルルが、唯一苦手にしているのがこのアンゴル=モアである。素直すぎる(というより[[天然ボケ]]か?)彼女とクルルの関係は原作でも「光と影」と認識されており、一緒にいるとクルルの方が怖気づいてしまう事が多い。特にじっと見られるだけで、耐えられなくなるくらいである。 *: しかし対極の存在であるがゆえにクルルがモアに対して特別な感情を持っているのは事実であり、原作の117話でモアが『衝動』を抑えきれなくなって自ら望んで封印されたときは「'''[[衛星]]の軌道を変え、地球に落下させる'''」という彼にしか思いつかないような、そしてモアにしか解決できない状況をセッティングすることで見事にモアを助けていた。 *: また、ケロン軍本部からの暗号電文の解読ミスでタママがケロロ小隊新隊長に就任した際にクルルはケロロとモアの監禁をタママに命じられたが、2人を共通の独房に監禁するという粋な計らいを見せている。もっとも監禁について詳細に指示しなかったのはタママだが、彼がケロロとモアの接近を嫌っているのは周知の事実であり、このクルルの行動にもタママへの嫌がらせという意図が多分に存在したと見られる。 * [[ギロロ|ギロロ伍長]]・[[ドロロ|ドロロ兵長]]との関係は不明。というより二人はモアに深く関係する要素がないので、単なるビジネスパートナーとして接していると考えた方がよさそうである。 === 口癖 === 「~っていうか、油断大敵?」のように、セリフの最後に[[四字熟語]]をつける口癖がある。なお、「~っていうか」の表記については、原作では「てゆーか」、アニメ第48話の日記では「ていうか」であった。またアクセントについては最近変わってきており、以前は「ゆ」にあったものが「か」に移動している。 <!--大抵は正しい四文字熟語を使っている。しかし四字熟語の使用法は微妙に間違っており、アニメでは冬樹に指導されたこともある。さらに最近では[[漢字]]5文字・6文字であったり、[[平仮名]]交じりであったりなど完全に四字熟語から逸脱している場合もあり、中でも「五十歩百歩」については読み方を「ごじ'''ゅ'''っぽひゃっぽ」と間違えていた(正しくは「ごじっぽひゃっぽ」)。このようなことはアニメに多いが、原作でも[[数字]]交じりのものがある。全く四字熟語ではないものもある(例:てゆーかモノオキ?)。ちなみに、-->この設定を加えた理由として公式ガイドブックに記載されていた作者のコメントによると、「外観で判断できない」を煮詰めた結果この四文字熟語語尾が設定されたという。 === その他のエピソード === * [[ケロロ小隊]]の地球侵略に参加することの多いモアだが、その素直な性格ゆえに日向家の面々からも信頼されている。例えば[[ケロロ]]のアリバイをモアが説明したことで彼に対する夏美の疑いが解けたことがあった(原作第77話・アニメ第46話)。 * 本部機関のシステム管理をしていることから、小隊では[[通信士|オペレーター]]の位置にある(アニメ第159話Bパートにてシュララもそう認識している)。現在では完全にケロロ小隊隊員と認識されているがお咎めを受けたことはほとんどない。おそらく、同盟関係にあるアンゴル族だからであると見られる。 * アニメでは[[日記]]をつけている(第116話Bパート)がその中ではケロロのことを極端に美化して書いており、彼の珍妙な侵略作戦が全て成功したかのような書かれ方をしている。それとは反対に、数少ないまともな計画(ウェットルキングやメカニョロロ)に関する作戦はすさまじくアバウトに書かれていた。ちなみに日記帳は[[畳]]一畳は有りそうな巨大な物で、[[鍵 (道具)|鍵]]はルシファースピアの月型の部分を使って開錠する。 * 原作ではかなりの[[酒乱]]で、[[酒]]が入れば酒樽を丸々飲み干せる。 ** 上記の『酒乱』のエピソードが元となったアニメ第40話では、ケロロ特製の[[雑煮|お雑煮]](だとケロロは言い張る謎の食物)を食べて変になった。また同じく元になったPS2のゲームではケロン星で人気のケロンミックスジュースなるものにも酔い易い体質とされている。 * [[趣味]]は[[断層|活断層]]の観察(どこをどう割れば地球が綺麗に割れるかを想像する。アニメ第195話Aパートでは想像にとどまらず活断層を割ろうとしたことがある)。アニメではケロロの手伝いも趣味と答えたこともある。 * 元々、惑星の破壊を使命として来た彼女にとっては掃除して綺麗にする事は新鮮に感じるらしい。これに対して[[日向秋|秋]]に「スケールが大きい」と言われた事がある。また、大げさな恋愛ドラマにはものすごい感動をしていた。 * ケロロ・ギロロ・タママと一緒に乗り込んだ飛行艇が演習中に夏美や桃華の攻撃によって爆発炎上したとき、同乗者3名が満身創痍になったにもかかわらず1人だけ無傷だった。かわしたのか効かなかったのかは不明。 * 恐怖の大王といえども怖い話は苦手らしい。ただし当初は[[怪談]]と[[猥談]](アニメでは[[講談]])を勘違いしていた。また激怒状態の冬樹の顔(通称:「伝説の顔」)を見て青褪め悲鳴を上げた事がある。 * アニメでは第74話で[[星占い]]が得意だと自認している。しかし実際には砕いた天体の個数の丁半を千切れた花びらの枚数の丁半に見立てた花占いを行っていた。また、彼女の一族の間では実際の[[占星術]]において重要視される[[グランドクロス]]が起こる時期に祭りが催されるという。 * ゲーム『[[ソウルキャリバーIV]]』に参戦するアンゴル・フィア(原作者デザイン)はモアの[[いとこ]]という設定になっている。(名前はノストラダムス予言にある気球の発明家[[モンゴルフィエ兄弟]]から取られたと思われる) == アンゴル=モアの呼称一覧 == 他の人を呼ぶときは「さん」をつけて呼ぶことが多く、地球人からは「モアちゃん」と呼ばれる場合が多い。 {| border !名前!!モアを呼ぶ際の呼称!!モアに呼ばれる際の呼称 |- |ケロロ||モア殿 あの女(現在1度のみ)||おじさま・オッサン・ボケガエル(現在1度のみ) |- |タママ||モア・あの女・この女・その女・あんた||タマちゃん・タママさん |- |ギロロ||モア||ギロロさん・伍長さん |- |クルル||モア||クルルさん・曹長さん |- |ドロロ||モア殿||ドロロさん |- |冬樹||モアちゃん||(アニメ)冬樹さん・(原作)フッキーさん |- |夏美||モアちゃん||(アニメ)夏美さん・(原作)ナッチーさん・あるいは様付も。 |- |秋||モアちゃん||お母様 |- |桃華||モアさん||(アニメ)桃華さん・(原作)モモッチさん |- |623/サブロー||モアちゃん||サブローさん |- |プルル||モアちゃん||プルルさん・おばさま(アニメのみ) |- |} * [[ケロロ]]のことは基本的に「おじさま」と呼ぶが、宇宙遊眠病にかかった時は[[#性格|前述]]したとおり「オッサン」になる。また、アニメ第185話Bパートでは[[タママ]]が使った[[DEATH NOTE|ノート]]の効果やアニメ第212話Aパートではケロロとの電話で「ボケガエル」と言っていた。 * タママからは「あのガングロハルマゲ女」と呼ばれたこともある。 * [[ギロロ]]はアニメ版のみ(ごく稀に)「モアちゃん」と呼ぶ。 *原作では当初、日向家の人を「様」づけで呼んでいた。 == コスプレ・変身 == ; 第二審判儀式装 : 通常の衣装の進化版。装飾が増え、露出度が上がる。髪の毛も通常より長くなる。さらにルシファースピアもデザインが変わる。 : この儀式装時は黙示録撃から外典・黙示録撃(アポクリフ・ハルマゲドン)に進化する。弾性波動([[地震]]現象)を起こさずに惑星を破壊できる。 : 外典・黙示録撃はアニメにも登場するが露出度が非常に高いため、前述したとおり衣装は原作の12巻と14巻のみの登場となる。 : 原作ではケロロが夏バテに倒れた時に駆けつけ、自暴自棄的な気持ちになってこの姿に変身した。滅多な事がない限りこの姿になる事は無い。 ; [[看護師|ナース]]服 : アニメ第10話にて、カリエス・ウォー([[虫歯]])の時の姿。他にも[[日向夏美|夏美]]が倒れたときなど、[[病気]]や怪我にかかわるストーリーになると看病を行うためナース服になる。 ; 海原モア : アニメ独自の設定。[[お笑い]]軍団「ハルマゲドン」のメンバーとして登場したモア。この姿は今や夏の定番になって来ている。青空ケロ子(ケロロ)の相方として初登場する。後に新規メンバーに南極タマ江(タママ)とククルス・ドアン(レオニード・アルモドバル)(ギロロ)が加わって相方という立場が有耶無耶な状態となり、現在はそのメンバーの一人となっている。 ; 怪盗モアピーチサマー : [[西澤桃華|桃華]](ピーチ)・夏美(サマー)とともに「ビーナスの降臨」を盗むために結成された。[[キャッツ・アイ]]のパロディ。[[東谷小雪|小雪]]が加わると「モアピーチサマースノー」になる。 ; [[不思議の国のアリス]] : アニメ第87話Bパートで、ジュリー人が地球に審判を下す基準に彼女を使った際この姿になった。ちなみにモアの世界に登場したキャラクターたちの人物関係は現実世界を完璧に模倣した物であり、彼女の人間観察力の高さが伺える。 ; 鬼娘/雷様 : チロロ(アニメでは[[カララ]])に「鬼娘専用変身銃(アニメでは名前が明かされず)」で変身させられた姿。アニメではさらに秘密基地に貯蔵されていた[[大豆]]製品の餌食となっている。 ; [[キューティーハニー]]風 : アニメ第95話で、「ケロロ小隊の新ユニフォーム」の一つのモデルとして着用していた。ちなみに、彼女はこの格好で『キューティーハニー』のオープニングテーマの一節を口にしている。 ; インストラクター : アニメ第99話Bパートで、ケロロたちが作った「ペコポン[[水族館]]」のショーであるケロッパーズのインストラクターを担当したときの格好。[[バニーガール]]風。 ; ノストラ亭極楽 : アニメ第100話において、記憶を取り戻すため大喜利のメンバーに扮したときのモアの名。[[三遊亭圓楽 (5代目)]]のパロディ。 ; [[司会]]のお姉さん : アニメ第113話・第166話で夏美や冬樹がウェットルキングと戦っていた最中のモア。また、第138話・第191話でもこの姿で司会をしていた。 ; [[農家]]のおばさん : アニメ第135話において、ケロロの夢の中でドロロと稲作をしていたモア。黙示録撃・無農薬分の一で[[害虫]](タママ)を駆除した。 ; [[冥王せつな#セーラープルート|セーラープルート]] : アニメ第146話において、人々が[[冥王星]]の存在を忘れないようにするため開催した「冥王星一座のお披露目公演」におけるモア。『[[美少女戦士セーラームーン]]』のパロディ。 ; ジョージ・ヤマナカ : アニメ第172話で登場。「ZZ(ダブルゼータ)[[モビルフォース ガンガル|ダンガル]]」のパイロットのコスプレ。 ; [[バー (酒場)|バー]]の店員/[[仲居]] : アニメ第177話Bパートに登場。侵略作戦シミュレーション「ペコポン一の[[ガンプラ]]男」内でのモア。それぞれタマカワ(タママ)とクルタ(クルル)の接待をしていた。また仲居の方は後の毛路論(ケロロ)と夏美の[[結婚式]]に参列していた(この場面を見たモアは「'''モアというものがありながら!'''」と怒っていた)。 ; 売り子 : アニメ第182話Aパートにおいて、ケロロが見ていた夢の中に登場したモア。[[和服]]を着ており、ケロロとギロロが立ち寄った「すみれ[[茶屋]]」で木彫りの[[武者ガンダム]]を売っていた。 ; [[携帯電話]] : アニメ第185話Aパートで、ロボボの機械化光線によって持っていた携帯電話と一体化したモア。画面に顔が映し出されていた。 ; [[書記]] : アニメ第207話Aパートに登場。ケロロ小隊が設立した「株式会社ゲロッヂ」の書記として登場している。 ; プリンセス=モア : 『[[ケロロ軍曹 (劇場版)#超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!|超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!]]』においてケロロが開催したプリンセスコンテストでプリンセスの衣装を身につけたモア。「現代の[[渋谷]]系[[女子高生]]プリンセス」というコンセプトであるため、プリンセスというより単なる女子高生の衣装で[[青|紺]]の[[ニーソックス#ハイソックス|ハイソックス]]を履いている。 : 身に着けている衣装は同じ[[角川映画]]である『[[時をかける少女 (アニメ映画)|時をかける少女]]』の[[主人公]]・紺野真琴のパロディであり、劇中でもタイムリープのシーンのパロディがあった。 : また、このコスプレは「[[エースアサルト|増刊エースアサルト]] 2007SUMMER」の表紙にも起用されている。 == 関連項目 == * [[ケロロ軍曹の登場人物一覧]] ** [[ケロロ小隊]] ** [[ケロロ]] ** [[タママ]] ** [[クルル (ケロロ軍曹)]] * [[ミシェル・ノストラダムス師の予言集#百詩篇第10巻72番]](以下用語が登場する) ** [[恐怖の大王]] ** [[アンゴルモア]] * [[ヨハネの黙示録]] ** [[ハルマゲドン]] {{DEFAULTSORT:あんこる もあ}} [[Category:ケロロ軍曹の登場人物]] [[Category:架空の地球外生命体の個体]] [[Category:ノストラダムス現象]] <div style="margin:0.5em 0;background-color:#f6f6f6;border:1px solid #ccc;padding:3px;font-size:80%"> このページは [http://ja.wikipedia.org/ Wikipedia日本語版]由来のコンテンツを利用しています。もとの記事は[http://ja.wikipedia.org/wiki/アンゴル=モア '''アンゴル=モア''']にあります。執筆者のリストは[http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=アンゴル=モア&action=history '''履歴''']をご覧ください。 [[Yourpedia]]と同じく、[http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia Wikipedia]は[http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html GFDLのライセンス]で提供されています。 コンテンツを再利用する際には同じくGFDLのライセンスを採用してください。 </div>