アンゴル=モア

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アンゴル=モアは、吉崎観音作の漫画ケロロ軍曹』およびその関連作品に登場する架空の宇宙人アニメ版声優能登麻美子

名前は「ミシェル・ノストラダムス師の予言集」(百詩篇)に登場する「アンゴルモアの大王 (le grand Roi d'Angolmois) 」に因んでおり、「アンゴル・モア」と表記されることもある。

綴りはAngol MoisまたはAngol Moaだが、グループ「モアピーチサマー」内ではMoreとされている。


注意以降に核心部分が記述されています。

人物[編集]

ケロン星と同盟関係にあるアンゴル族の少女で、ヒト宇宙人

冬樹たちと1999年7月に初めて会ったときの地球年齢は2000歳である(なおアニメでは地球に予定より500年早く到着してしまい、その間地球の衛星軌道上で眠っていて、4年10ヶ月寝過ごして2004年5月に登場したとしている)。

一人称は「私(わたし)」か「モア」だが、宇宙遊眠病に罹ったときは「私(あたし)」になっていた。

恐怖の大王[編集]

ノストラダムスの『予言集』(百詩篇集)第10巻72番の詩に記されていた「1999年の7の月に天から至る恐怖の大王」は、この作品では当初彼女のこととされていた。当時の日本における解釈例では良く見られたように、件の詩に登場する本来は別人とされる「恐怖の大王」と「アンゴルモアの大王」が混同されていたのである(彼女の初登場話である、原作第10話に掲載されていた第10巻72番の詩には、「アンゴルモアの大王」が出てくる3行目がカットされていて、2行目に当たる「恐怖の大王が降ってくる」という部分の「恐怖」の字に「アンゴルモア」のルビが振られるという改竄が施されていた。一方、アニメの初登場話である第7話では原作のような原詩の改竄はない)。

1999年7月末(上述したようにアニメでは2004年5月)に「500年前の約束」(ノストラダムスの予言のことと推定された。ただ年が正しければ、ノストラダムスが『予言集』(百詩篇)を著す1550年代はおろか、彼の生年である1503年よりも前の出来事となってしまうため、計算が合わなくなる)に従い地球を破壊するためにやってきたが、ガンプラ工場が壊れてガンプラが作れなくなると困るのでは、と冬樹に言われたケロロに止められて地球破壊は一旦中断した。

なお、予言集には「恐怖の大王」は「天から至る」(Du ciel Viendra) と記されている。これに「空から降ってきた少女」(宮崎駿の映画『天空の城ラピュタ』のオープニング曲。「少女」とはシータのこと)を掛け、予言通り「空から来た少女」とした - すなわちモアそのものがシータのパロディであった可能性も考えられる。

その後、原作第117話にて予言を成就出来ない事によるストレスから麻美(後述)のような性格にたびたび変貌し遂には衝動的に地球を破壊しそうになったため、アンゴルストーン内で眠りにつく。そのまま故郷に帰ることになるかと思われたが、クルルが彼女の身を案じて廃星登録済みの「フェアニウム鉱星」を地球への衝突コースに乗せたことで彼女は地球を救うために復活。第二審判儀式装になっていたことからおそらく外典・黙示録撃により廃星を破壊し、同時に衝動も解消された。

この一連の事件は、第10巻72番の詩の2・3行目にある「天から至る恐怖の大王が、アンゴルモアの大王を蘇らせる」(Du ciel Viendra un grand Roi d'effrayeur,Resusciter le grand Roi d'Angolmois) に忠実な事象であり、「恐怖の大王」はアンゴル=モアでなくこの廃星だと解釈が変更されていて、本作においてはこの一連の出来事がノストラダムスの予言の真実であるとほのめかしている。ただし話の名が「真説、黙示録予言・・・」、話中で出てくる予言集の名も「黙示録第十巻七十二番」(内容は五島勉の「ノストラダムスの大予言」における訳を用いている)となっていることから、ここで作者はノストラダムスの予言集と新約聖書ヨハネの黙示録を混同している可能性もある。

外見・服装[編集]

素はが色白で、も白っぽいショート。だが、普段は彼女が地球に来たときに最初に見かけた女子高生・麻美の姿を借りている。擬態中(麻美モード)は原作の時代を反映したガングロ女子高生で、黄色いショートの髪(金髪にも見える)に科学特捜隊の隊称の形をした★のピン留めをしている(麻美はこのピン留めがウルトラ警備隊の隊称の形になっている)。の色は黄土色でこれは擬態時・擬態解除時ともに同じであり、麻美との違いになっている。

いつもに黄色の★がついたリストバンドをしている(原作では両手首だが、アニメでは右手のみ)。これはケロロからもらったものである(超劇場版3より)。

身長は155cm(『ケロロ軍曹 ひみつ超ひゃっか』より)。アニメ第51話ではアンチバリアを装備している。

アニメではコスプレ水着以外の服装は基本的に1着のみで主要キャラクターの中で唯一、一年を通して衣替えしない(防寒具などを着ることはある)。

1stシーズンは麻美コピー時の白いブラウスにベージュのベストを重ね着して、ルーズソックスを履いている。2nd~4thシーズンの服装がセーラー服で、靴下は引き続きルーズソックス。超劇場版3・5thシーズン以降の現在では白いブラウスの上に紺色のベストを着て、ネクタイをつけている。靴下は紺のハイソックス。1年中冬場でも半袖である(超劇場版3・第207話では長袖のブラウス)。食品の生産作業などの時は吉祥学園の生徒でもないのになぜか同校の体操着をよく着用している。

その一方、原作ではジャージ・セーラー服などよりさまざまな服を着ている(ただし、学校の制服風なものが多い)。原作・アニメ共にイベントや作戦時にはバニーガールなどのコスプレをする。ちなみに審判衣装と第二審判儀式装はOKAMAがデザインしたものである。

麻美の姿を借りた理由は、彼女の「自分のためなら友達をも見捨てる」という勇気(アニメではこの理由が正反対になっている)に惹かれたからだという。これはウルトラセブン(モロボシ・ダン)が地球でモデルにした人物のパロディである。

性格[編集]

擬態の元になった麻美は自分勝手で乱暴な性格にもかかわらず、空から落ちて頭を打ったため性格だけは逆転してしまった(『ドラゴンボール』の孫悟空が谷に落ちて頭を打ち、性格が逆転したことのパロディ)。クルルはこれを「カカロット症候群」と名付けた。アニメ版では麻美の設定が異なり、表面的には周囲に対し乱暴に接していたが本心では素直な女の子だという性格がそのままコピーされた。

使命を果たせずにストレスがたまった際や宇宙遊眠病にかかった際には麻美の乱暴な性格が一部出ていた事もある。麻美の性格が出た時のモアはケロロを「オッサン」呼ばわりし言葉遣いや扱いも乱暴になるが、彼が好きという点には変化が無いためややツンデレ気味となる。

「恐怖の大王」であることを除けば、どこにでもいそうな女の子。ただし素直で純粋無垢(擬態時も先のようにコピー元と逆=素の性格がそのまま)でありすぎる故に、かなりの天然ボケ

自分以外の誰かが地球を破壊しようとするとひどく動揺し怯える。ケロロが誤って衛星兵器のボタンに手をかけたときには「極悪非道」と呟いてへたりと座り込んだ。

能力・戦闘力[編集]

  • アンゴル族の究極奥義『黙示録撃(ハルマゲドン)』によって、惑星を破壊することが出来る。
    • ハルマゲドンは力加減を調整出来る。通常は分数で調節するが、仮分数も設定可能。さらに数字を用いずに「死なない程度」などにもできる。
    • 惑星破壊は基本的にルシファースピアを打ち込んで行うが、隕石を落とすこともできる ちなみにこれは途中で中止もできる(超劇場版より)。
  • 宇宙空間でも活動可能で、擬態解除時には寒さや水圧にも耐えられる。さらにルシファースピアに乗って空を飛ぶこともできる。
  • 弱点はアンゴルストーンで、これがあると活動を封じられてしまう(スーパーマンのパロディ)。
  • 運動神経に関しては不明な点が多い。例えば「モアピーチサマースノー」の時に夏美にきちんとついていっている点からかなり良い様にも思われるが、アニメ第92話Bパートで桃華主催の羽根突き大会に参加したときの様子(慣れていなかったからかもしれないが)から見るとあまりよくないのではないかとも思われる。ちなみにドライビングテクニックはかなりある様子。少なくとも片方の先端に「無数のクレーターの開いた小惑星」状の重りがついたルシファースピアを通常のバトンであるかのように軽々と振り回すだけの腕力はある。
  • 全登場キャラクター中最強の攻撃力を持つモアであるが、その武器であるルシファースピアを自衛のために使うことはほとんどない。唯一の例外はアニメ第138話Aパートであったが、この時はタママの「嫉妬玉」をたまたま持っていたスピアではじき返しただけであった。つまりケロロが絡まない限り、自分自身がどれだけ窮地に立たされようがルシファースピアで身を守ることには思い至らない。
  • 他方、ケロロが絡んだ場合には、ルシファースピアを文字通り「武器」として用いる場面も見られる。キルルを一瞬で消滅させたメールの攻撃を1/1で相殺(超劇場版2)するなど、その威力はさすがに「恐怖の大王」に相応しい。大半が「専守防衛」目的ではあるが、アニメ第102話ではガルル中尉に対して1/10という「明確に殺意を伴った」攻撃を仕掛けたこともある(ガルル小隊がアンゴルストーンを携帯していたため未遂に終わった)。
  • クルルの電子工作の助手を務めるほどの頭脳を有しており、たびたび彼のアシスタントを勤めている。またケロン軍に正規配属はされていないはずなのに、時々ケロロ小隊の作戦会議の議長も務める。

ルシファースピア[編集]

モアが惑星を破壊する時に使う惑星破壊用の神器。片方の先端には隕石のようなものが付いている(反対側は三日月)。
アニメでは普段は携帯電話の形をしており、コード「19997(1999年7の月)」と入力した後にモアが呪文を唱えると惑星破壊用の神器へ変形する。
神器で黙示録撃を起こすことができ、破壊力も無段階に調整できる。前述したとおりまたがって空を飛ぶことも可能である。

人間関係[編集]

ケロロとの関係[編集]

ケロロとの出会いは、アニメ第116話Bパートの彼女の日記(後述)では捕われの身だった所にケロロが助けに来たとなっている(実際は父親に怒られて押入れに閉じ込められていた所を、ケロロがトイレと間違えて扉を開けただけ)。

小さいころ一緒に遊んでくれたケロロ軍曹を「おじさま」と呼んで慕い(元ネタは『ルパン三世 カリオストロの城』のクラリスか?)、ケロロ小隊の手伝いをしている。「隊長=おじさま」の認識があるらしく、タママが手違いから隊長になったときは気が動転していた。

ケロロのことが好きなため、彼の不幸が彼女にとっての一番の不幸らしい(アニメ第96話Bパート)。ケロロが謎の病気(実際は夏バテ・アニメでは五月病)にかかって倒れた時は、第二審判儀式装から繰り出される外典・黙示録撃(アポクリフ・ハルマゲドン)により周囲を巻き込んだ壮絶な自殺を遂げようとした(結局はドロロに止められている)。アニメではこの第二審判儀式装が登場せず、普通の審判衣装であった。

しかし、ケロボールの誤動作によって無数の複製ケロロが出現した時(アニメ第23話)は「おじさまがいっぱい」と言って小躍りをしながら何の疑念も持たずに喜び、そして複製版についていないケロンスターを理由にオリジナルのケロロを真っ先に偽者と断定した。

さらに「ケロロにひどいことをした者に対する報復攻撃」をすることがあるが、その攻撃にケロロが巻き込まれることに気づかないこともある。あまりに無垢なため気付かずにケロロを傷つけるような発言をしていることがまま見受けられる(その罵倒は比較的過激な場合があるが、タママよりはまだマシである)。また、ケロロの宝物であるガンプラを最もたくさん破壊するキャラクターであり、彼の不精への腹いせとしてガンプラを爆破することの多いギロロが破壊した個数を遥かに上回る。ケロロが夏美からいじめられた時はある程度ケロロの自業自得である事を理解している為か何もしようとしないが、PS2の『ケロロ軍曹 メロメロバトルロイヤル』ではケロロをいじめた(ただしケロロは夏美に日頃の仕返しを考えていた)夏美達に対しケロロの仇を取るというストーリーがあったり、原作第117話で夏美がケロロのことをとやかく言った際には「オッサンの悪口言うの、そのくらいにしときなよ?」「あんまりオッサンの事、いじめんなよ?こんなんでも一応私の大切な奴なんだからさ」と言ったりした場面もある。

また、「ケロロが誰かと恋愛関係になった(と思い込んだ)場合」にも感情的になることがある。その時の彼女の行動は周りを巻き込むくらいの壮絶な自殺行為が多い。本人曰く、「おじさま(ケロロ)を失うくらいなら、死んだ方が良い」と言うくらいである。

例えばケロロの父親がお見合い相手の紹介に来た際(アニメ第63話Bパート)にはケロロがその場の勢いで夏美を婚約者だと紹介したのを聞いてしまい、それにショックを受けてを流しさらに自暴自棄になって「黙示録撃(ハルマゲドン)」100/1(つまり百倍)の力で日向家もろとも全てを吹き飛ばそうとした事があった(要するに、全てを巻き込んだ自殺を行おうとしたのである。これは冬樹と夏美によって止められた)。

また、小説版第一巻では「恋愛指向性精神作用超分子配合飲料 チューチュードレイン」を奇禍により被ってしまったケロロとギロロが相思相愛になった結果、また自暴自棄になって「黙示録撃(ハルマゲドン)」100/1(百倍)で全てを破壊しようとしている。こちらはドロロに止められた。

アニメでは第212話Aパートでケロロがギロロと夏美の写真にいたずらをしたことを隠すため、ケロロがそれを「大切な写真」と言ってしまったせいで彼に対してついに「ボケガエル」と言ってしまった(一方ケロロはモアにまでボケガエルと言われるとは思ってもいなかったようで、「あの女ー…!!!」とタママのように言っていた)。

ケロロ以外の登場人物との関係[編集]

  • 日向夏美
    モアはケロロと同じぐらい夏美のことを慕っている。縁日の会場で彼女とケロロが喧嘩を始めた時には立場を決めかねていたが、林檎飴1個でたやすく夏美に買収されていた。
  • タママ二等兵
    タママはケロロをめぐってモアに嫉妬しており、彼の頭の中では主に「あの女」もしくは「あのアマ」と認識されている。そのためタママはモアを呼ぶ場合においても名前で呼ぶことは皆無に等しく(原作では一度「モア」と呼んだこともある)、「おまえ」や「あんた」である。この嫉妬は一方的なものであり、モアはタママに対して嫉妬せずむしろ尊敬している模様である(ただし、アニメ216話Bパートでタママと喧嘩した際に彼の発言に対して「引っ込め!」と言っていた)。
    ケロロとの仲を断ち切るためにタママがモアの失点を探ろうとするエピソードは頻繁に登場し、それに対する周囲の反応から彼が自分を「チッポケでミジメな存在」だと気付き絶望するのもまた日常茶飯事である。
    タママはモアのことをライバルとしても認識しているらしく、原作の117話でモアが封印されたときは彼女が復活するまでずっと傍に付き添い、その事に気付いていたモアに礼を言われた時には頬を赤らめて顔を背けていた。
  • クルル曹長
    優れた頭脳と冷静さ・そして異様にねじくれた根性・陰湿で陰鬱な性格を持つクルルが、唯一苦手にしているのがこのアンゴル=モアである。素直すぎる(というより天然ボケか?)彼女とクルルの関係は原作でも「光と影」と認識されており、一緒にいるとクルルの方が怖気づいてしまう事が多い。特にじっと見られるだけで、耐えられなくなるくらいである。
    しかし対極の存在であるがゆえにクルルがモアに対して特別な感情を持っているのは事実であり、原作の117話でモアが『衝動』を抑えきれなくなって自ら望んで封印されたときは「衛星の軌道を変え、地球に落下させる」という彼にしか思いつかないような、そしてモアにしか解決できない状況をセッティングすることで見事にモアを助けていた。
    また、ケロン軍本部からの暗号電文の解読ミスでタママがケロロ小隊新隊長に就任した際にクルルはケロロとモアの監禁をタママに命じられたが、2人を共通の独房に監禁するという粋な計らいを見せている。もっとも監禁について詳細に指示しなかったのはタママだが、彼がケロロとモアの接近を嫌っているのは周知の事実であり、このクルルの行動にもタママへの嫌がらせという意図が多分に存在したと見られる。
  • ギロロ伍長ドロロ兵長との関係は不明。というより二人はモアに深く関係する要素がないので、単なるビジネスパートナーとして接していると考えた方がよさそうである。

口癖[編集]

「~っていうか、油断大敵?」のように、セリフの最後に四字熟語をつける口癖がある。なお、「~っていうか」の表記については、原作では「てゆーか」、アニメ第48話の日記では「ていうか」であった。またアクセントについては最近変わってきており、以前は「ゆ」にあったものが「か」に移動している。 この設定を加えた理由として公式ガイドブックに記載されていた作者のコメントによると、「外観で判断できない」を煮詰めた結果この四文字熟語語尾が設定されたという。

その他のエピソード[編集]

  • ケロロ小隊の地球侵略に参加することの多いモアだが、その素直な性格ゆえに日向家の面々からも信頼されている。例えばケロロのアリバイをモアが説明したことで彼に対する夏美の疑いが解けたことがあった(原作第77話・アニメ第46話)。
  • 本部機関のシステム管理をしていることから、小隊ではオペレーターの位置にある(アニメ第159話Bパートにてシュララもそう認識している)。現在では完全にケロロ小隊隊員と認識されているがお咎めを受けたことはほとんどない。おそらく、同盟関係にあるアンゴル族だからであると見られる。
  • アニメでは日記をつけている(第116話Bパート)がその中ではケロロのことを極端に美化して書いており、彼の珍妙な侵略作戦が全て成功したかのような書かれ方をしている。それとは反対に、数少ないまともな計画(ウェットルキングやメカニョロロ)に関する作戦はすさまじくアバウトに書かれていた。ちなみに日記帳は一畳は有りそうな巨大な物で、はルシファースピアの月型の部分を使って開錠する。
  • 原作ではかなりの酒乱で、が入れば酒樽を丸々飲み干せる。
    • 上記の『酒乱』のエピソードが元となったアニメ第40話では、ケロロ特製のお雑煮(だとケロロは言い張る謎の食物)を食べて変になった。また同じく元になったPS2のゲームではケロン星で人気のケロンミックスジュースなるものにも酔い易い体質とされている。
  • 趣味活断層の観察(どこをどう割れば地球が綺麗に割れるかを想像する。アニメ第195話Aパートでは想像にとどまらず活断層を割ろうとしたことがある)。アニメではケロロの手伝いも趣味と答えたこともある。
  • 元々、惑星の破壊を使命として来た彼女にとっては掃除して綺麗にする事は新鮮に感じるらしい。これに対してに「スケールが大きい」と言われた事がある。また、大げさな恋愛ドラマにはものすごい感動をしていた。
  • ケロロ・ギロロ・タママと一緒に乗り込んだ飛行艇が演習中に夏美や桃華の攻撃によって爆発炎上したとき、同乗者3名が満身創痍になったにもかかわらず1人だけ無傷だった。かわしたのか効かなかったのかは不明。
  • 恐怖の大王といえども怖い話は苦手らしい。ただし当初は怪談猥談(アニメでは講談)を勘違いしていた。また激怒状態の冬樹の顔(通称:「伝説の顔」)を見て青褪め悲鳴を上げた事がある。
  • アニメでは第74話で星占いが得意だと自認している。しかし実際には砕いた天体の個数の丁半を千切れた花びらの枚数の丁半に見立てた花占いを行っていた。また、彼女の一族の間では実際の占星術において重要視されるグランドクロスが起こる時期に祭りが催されるという。
  • ゲーム『ソウルキャリバーIV』に参戦するアンゴル・フィア(原作者デザイン)はモアのいとこという設定になっている。(名前はノストラダムス予言にある気球の発明家モンゴルフィエ兄弟から取られたと思われる)

アンゴル=モアの呼称一覧[編集]

他の人を呼ぶときは「さん」をつけて呼ぶことが多く、地球人からは「モアちゃん」と呼ばれる場合が多い。

名前 モアを呼ぶ際の呼称 モアに呼ばれる際の呼称
ケロロ モア殿 あの女(現在1度のみ) おじさま・オッサン・ボケガエル(現在1度のみ)
タママ モア・あの女・この女・その女・あんた タマちゃん・タママさん
ギロロ モア ギロロさん・伍長さん
クルル モア クルルさん・曹長さん
ドロロ モア殿 ドロロさん
冬樹 モアちゃん (アニメ)冬樹さん・(原作)フッキーさん
夏美 モアちゃん (アニメ)夏美さん・(原作)ナッチーさん・あるいは様付も。
モアちゃん お母様
桃華 モアさん (アニメ)桃華さん・(原作)モモッチさん
623/サブロー モアちゃん サブローさん
プルル モアちゃん プルルさん・おばさま(アニメのみ)
  • ケロロのことは基本的に「おじさま」と呼ぶが、宇宙遊眠病にかかった時は前述したとおり「オッサン」になる。また、アニメ第185話Bパートではタママが使ったノートの効果やアニメ第212話Aパートではケロロとの電話で「ボケガエル」と言っていた。
  • タママからは「あのガングロハルマゲ女」と呼ばれたこともある。
  • ギロロはアニメ版のみ(ごく稀に)「モアちゃん」と呼ぶ。
  • 原作では当初、日向家の人を「様」づけで呼んでいた。

コスプレ・変身[編集]

第二審判儀式装
通常の衣装の進化版。装飾が増え、露出度が上がる。髪の毛も通常より長くなる。さらにルシファースピアもデザインが変わる。
この儀式装時は黙示録撃から外典・黙示録撃(アポクリフ・ハルマゲドン)に進化する。弾性波動(地震現象)を起こさずに惑星を破壊できる。
外典・黙示録撃はアニメにも登場するが露出度が非常に高いため、前述したとおり衣装は原作の12巻と14巻のみの登場となる。
原作ではケロロが夏バテに倒れた時に駆けつけ、自暴自棄的な気持ちになってこの姿に変身した。滅多な事がない限りこの姿になる事は無い。
ナース
アニメ第10話にて、カリエス・ウォー(虫歯)の時の姿。他にも夏美が倒れたときなど、病気や怪我にかかわるストーリーになると看病を行うためナース服になる。
海原モア
アニメ独自の設定。お笑い軍団「ハルマゲドン」のメンバーとして登場したモア。この姿は今や夏の定番になって来ている。青空ケロ子(ケロロ)の相方として初登場する。後に新規メンバーに南極タマ江(タママ)とククルス・ドアン(レオニード・アルモドバル)(ギロロ)が加わって相方という立場が有耶無耶な状態となり、現在はそのメンバーの一人となっている。
怪盗モアピーチサマー
桃華(ピーチ)・夏美(サマー)とともに「ビーナスの降臨」を盗むために結成された。キャッツ・アイのパロディ。小雪が加わると「モアピーチサマースノー」になる。
不思議の国のアリス
アニメ第87話Bパートで、ジュリー人が地球に審判を下す基準に彼女を使った際この姿になった。ちなみにモアの世界に登場したキャラクターたちの人物関係は現実世界を完璧に模倣した物であり、彼女の人間観察力の高さが伺える。
鬼娘/雷様
チロロ(アニメではカララ)に「鬼娘専用変身銃(アニメでは名前が明かされず)」で変身させられた姿。アニメではさらに秘密基地に貯蔵されていた大豆製品の餌食となっている。
キューティーハニー
アニメ第95話で、「ケロロ小隊の新ユニフォーム」の一つのモデルとして着用していた。ちなみに、彼女はこの格好で『キューティーハニー』のオープニングテーマの一節を口にしている。
インストラクター
アニメ第99話Bパートで、ケロロたちが作った「ペコポン水族館」のショーであるケロッパーズのインストラクターを担当したときの格好。バニーガール風。
ノストラ亭極楽
アニメ第100話において、記憶を取り戻すため大喜利のメンバーに扮したときのモアの名。三遊亭圓楽 (5代目)のパロディ。
司会のお姉さん
アニメ第113話・第166話で夏美や冬樹がウェットルキングと戦っていた最中のモア。また、第138話・第191話でもこの姿で司会をしていた。
農家のおばさん
アニメ第135話において、ケロロの夢の中でドロロと稲作をしていたモア。黙示録撃・無農薬分の一で害虫(タママ)を駆除した。
セーラープルート
アニメ第146話において、人々が冥王星の存在を忘れないようにするため開催した「冥王星一座のお披露目公演」におけるモア。『美少女戦士セーラームーン』のパロディ。
ジョージ・ヤマナカ
アニメ第172話で登場。「ZZ(ダブルゼータ)ダンガル」のパイロットのコスプレ。
バーの店員/仲居
アニメ第177話Bパートに登場。侵略作戦シミュレーション「ペコポン一のガンプラ男」内でのモア。それぞれタマカワ(タママ)とクルタ(クルル)の接待をしていた。また仲居の方は後の毛路論(ケロロ)と夏美の結婚式に参列していた(この場面を見たモアは「モアというものがありながら!」と怒っていた)。
売り子
アニメ第182話Aパートにおいて、ケロロが見ていた夢の中に登場したモア。和服を着ており、ケロロとギロロが立ち寄った「すみれ茶屋」で木彫りの武者ガンダムを売っていた。
携帯電話
アニメ第185話Aパートで、ロボボの機械化光線によって持っていた携帯電話と一体化したモア。画面に顔が映し出されていた。
書記
アニメ第207話Aパートに登場。ケロロ小隊が設立した「株式会社ゲロッヂ」の書記として登場している。
プリンセス=モア
超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!』においてケロロが開催したプリンセスコンテストでプリンセスの衣装を身につけたモア。「現代の渋谷女子高生プリンセス」というコンセプトであるため、プリンセスというより単なる女子高生の衣装でハイソックスを履いている。
身に着けている衣装は同じ角川映画である『時をかける少女』の主人公・紺野真琴のパロディであり、劇中でもタイムリープのシーンのパロディがあった。
また、このコスプレは「増刊エースアサルト 2007SUMMER」の表紙にも起用されている。

関連項目[編集]

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