常磐快速線

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常磐快速線(じょうばんかいそくせん)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線のうち、東京都千葉県北部・茨城県南部にまたがる複々線区間における快速線である。

複々線区間は(北千住駅 - )綾瀬駅 - 取手駅間であり、快速線は上野駅 - 綾瀬駅間および取手駅以北の複線区間と接続する。いわば複々線区間における各駅停車以外の列車が運行する線路である。

運転系統上の「常磐線快速」は上野駅 - 取手駅間を指している[1]。本記事では主にこの区間の「常磐線快速」および「常磐線(中距離列車)」の運行形態について記述する。

概要[編集]

東京地区の電車特定区間内の路線の一つであり、東京都心から、そのベッドタウンとなっている千葉県北部を経由して茨城県南部の取手市へ伸びる。JRの前身である日本国有鉄道(国鉄)の時代、通勤客の増大に伴う通勤五方面作戦の一環として1971年昭和46年)に綾瀬駅 - 我孫子駅間の複々線化が行われ、同時にそれまで各駅停車として上野駅 - 取手駅間を運転していた電車の緩急分離が行われた[2]。以降、各駅停車が走行する線路が常磐緩行線、新設の快速電車と中距離列車優等列車貨物列車が走行する線路が常磐快速線と呼ばれるようになった。その後1982年(昭和57年)には複々線区間が取手駅まで延伸されている[2]

2009年度におけるピーク1時間(ラッシュ時)の松戸駅北千住駅間の輸送量は、快速電車が34,480人、中距離列車が32,240人で合計66,720人である。同時間帯・同区間の混雑率は快速電車が173%、中距離列車が179%であり、両者の平均は176%となっている[3]。これはおおよそ「体が触れ合うが新聞は読める」程度の目安とされている180%[4]に近い数字である。

歴史[編集]

複々線化までの沿革参照

運行形態[編集]

北千住駅 - 取手駅間は全区間が線路別運転で、快速線は綾瀬駅 - 金町駅間では緩行線の南側、金町駅 - 取手駅間では緩行線の北側に配置されており、緩行線との乗り換えにはホーム間の移動を要する。すべての旅客扱い駅にホームが設置されている緩行線に対し、快速線は快速電車の停車駅にのみ設置されている。

常磐快速線で運転されている旅客列車は、特急以外では大きく分けて、上野駅 - 取手駅間の電車特定区間内のみで運転される「快速電車」と、取手駅以北の土浦駅・水戸駅方面に運転される中距離列車(“普通”と“特別快速”)の2系統が存在する。現在では特別快速を除き停車駅が統一され、案内上の種別も「快速」に統一されており、発車ホームも両端の上野駅と取手駅以外では区別されていないが、車両運用は両者で区別されており、快速電車はエメラルドグリーンと黄緑の2色()の帯が巻かれたグリーン車の無い車両、中距離列車はグリーン車を組み込んだ青一色()の帯が巻かれた車両が使用されている。前者は直流電化区間のみで運用されることから直流電車、後者は取手駅以北の交流電化区間に乗り入れることから交直流電車が用いられている。

以下、本記事では特に区別する必要のない基本停車パターンで運転する列車(特に2004年以降のもの)は「快速」と記述する。

停車駅表

上野駅 - 取手駅間の快速の標準的な所要時間は約40分だが、列車によってはこれよりも速いものがある(最速は快速で39分、普通で38分)。

2006年3月18日ダイヤ改正で、日中時間帯(11時台から14時台)のダイヤが間隔は不等ながらもパターン化され、上野駅 - 我孫子駅間では快速が1時間に6本(快速電車と中距離列車が3本ずつ)、それに加え特別快速が1本の運転となった[5]。我孫子駅 - 取手駅間は成田線直通電車が絡むことから昼間の快速は合わせて5本であり、その部分は運転間隔も上りで15分、下りで20分開く。日中時間帯は快速電車と中距離列車がほぼ交互に運転されるが、それ以外の時間帯では快速電車の運転比率が高い。

各駅停車の運転区間との兼ね合いから、終日にわたり快速運転を行うため、早朝や夜間でも所要時間は昼間と大きく変わらない。このため、終電の発車時刻も比較的遅めに設定されている一方、到着時刻はさほど遅くない。上りの上野行き最終快速電車(取手駅0時08分発)は、都区外から都心に乗り入れるJRの近距離電車の始発時刻としては最も遅い。

快速電車[編集]

この節で述べる快速電車は、取手以南の電車特定区間内を走る近距離電車としての(各駅停車に対しての)快速電車であり、かつての国電、のちのE電である。運転系統としては「常磐線(快速)」に相当する。1971年4月20日の複々線化によって上野駅 - 取手駅間を運転していた各駅停車が系統分離され、全て地下鉄千代田線直通となったことにより、上野駅発着列車の輸送力不足を解消するために新設された。列車番号の末尾は「H」。エメラルドグリーン一色の車体を持つ103系電車が主力だった頃は、国鉄監修・JTB時刻表の常磐快速線のページには「青色の電車」と記載があり、「青電」と呼ばれることもあった。

停車駅は1972年10月2日柏駅が追加されて以降、変更はない。1982年11月15日の我孫子駅 - 取手駅間の複々線化の際、当初は天王台駅を通過とする予定であったが、利用者からの反発により同駅にも停車することになった[6]

データイム(11 - 14時)の上野発は毎時02分・22分(共に取手行き)・42分(成田行き)に統一されている。取手発は毎時03分・28分で、もう1本が成田線からの直通電車である(我孫子発毎時57分)。途中駅で始発・終着電車の設定があるのは松戸駅と我孫子駅で、共に上野駅との間の運行がメインである。かつては途中駅(主に我孫子駅)で折り返す電車の設定もあったが、現在は設定されていない。

一部の電車は、我孫子駅から成田線に乗り入れ、成田駅まで直通運転している。同線への直通運転は、一時期は朝夕のみだったが、2006年3月18日のダイヤ改正で日中の時間帯の直通運転が再開された。一部の成田線直通電車は、松戸駅発の快速取手行きや、我孫子駅 - 取手駅間の各駅停車との接続が図られている(特にその旨の案内はなされていない)。

大晦日から元日にかけての終夜運転は実施されず、常磐線各駅停車のみ(我孫子駅発着)の運転となる。

中距離列車[編集]

運転系統としては「常磐線」に相当する。列車番号の末尾は「M」。かつてはアズキ色の塗装が施されていたため、快速電車の「青電」との対比において「赤電」と呼ばれることもあった。その後、国際科学技術博覧会の開催決定(1985年に茨城県で開催)を機に白地に青帯の塗装に変更された[7]ため、「白電」と呼ばれるようになった。また、現在はラインカラーが青であるため「青電」(快速電車は「緑電」)、中距離電車の略で「中電」とも呼ばれる。

現在、中距離列車は“普通”のほか、2005年7月9日より設定された“特別快速”の2種別が運行されている。前者は前述の快速電車と停車駅が同一となったことから、常磐快速線内の案内名称が「快速」に変更されている[8]。データイム(11 - 14時)の上野駅発は毎時10分(特別快速/10時 - 15時)・12分・32分・52分に、取手発は毎時16分・25分(特別快速/10時 - 15時台)・40分・55分に統一されている。

上野駅 - 取手駅間のみで運転される快速電車とは、列車の性格の違いから運転系統が別系統であるが、事実上、快速線における輸送力の一部を担っている。中距離列車の始発・終着駅は、終電と朝の下りの各1本の我孫子発着列車を除いてすべて上野駅発着であり、上りの終電は直後の快速電車上野行に接続している。さらにこの快速電車から松戸駅で北千住行最終各駅停車にも接続している。

特別快速は、2005年7月9日の設定当初は5.5往復で[9]、2006年3月18日以降は6往復が運転されている。上野駅 - 取手駅間では日暮里駅・松戸駅・柏駅のみに停車し、取手駅以北は各駅に停車する。最高速度は首都圏の普通列車で初の130km/hとされ、標準の所要時間は上野駅 - 土浦駅間55分、当線内の停車駅と上野駅間の所要時間は松戸駅15分、柏駅23分、取手駅31分である[9]。運行開始の背景には並行路線となった首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの開業が挙げられる。

また過去には、1991年3月改正より、平日の朝の上りと毎日夕方の下りに通勤快速が運行されていた[10]。本数は朝上り最大3本・夕方下り1本であった[10]が、2005年7月9日より朝上り2本のみに削減され、2006年3月18日改正をもってすべて廃止された。上野駅 - 取手駅間では特別快速と同様の停車駅だが、取手駅 - 土浦駅間でも通過運転(牛久駅のみ停車)を行う点が異なっていた[10]

このほか、毎年8月にはひたちなか市国営ひたち海浜公園で開催されるROCK IN JAPAN FESTIVALの帰宅の足として臨時快速列車が運転されている。2011年までの当線内の停車駅は、上りは取手駅・我孫子駅・柏駅・松戸駅・北千住駅・日暮里駅・上野駅である[11]。2012年は、天王台駅・南千住駅・三河島駅にも停車した(2013年は取手止まり)。2008年と2009年に運転された下り列車は、快速と同じ停車駅であった。

呼称統一までの沿革[編集]

常磐快速線では、複々線化直後から中距離列車(普通列車)と快速電車には停車駅の相違があった。取手駅以南の区間において案内は“普通”でありながら快速電車よりも通過駅が多く、さらに並行して“各駅停車”も運行されているという、利用者にとっては紛らわしい状況であった[8]

中距離列車は1971年4月20日の複々線化当初、南千住駅・三河島駅・北千住駅・柏駅[12]・天王台駅を通過していた。快速線ホームが供用された1972年10月2日から日中は上下とも柏駅停車となり、1980年10月1日からは全列車が柏駅停車に、さらに1985年3月14日からは北千住駅停車となった。1985年までは、我孫子駅や松戸駅の待避設備を利用し快速電車を追い越すこともしばしばあったほか、1982年11月まで存在した客車による普通列車については柏駅・北千住駅は通過[13]であった。

民営化後の1988年3月13日より中距離列車が天王台駅に終日停車となって日中のみ三河島駅・南千住駅にも停車するようになり、日中時間帯は上野駅 - 取手駅間で快速電車と停車駅が同一になった。その後2004年3月13日より中距離列車が南千住駅と三河島駅に終日停車するようになり[14]、上野駅 - 取手駅間で快速電車と停車駅の差異がなくなった。これを受けて同年10月16日から取手駅以北直通の中距離列車も、取手駅以南では“快速”と案内されるようになった[8]

しかし、これは案内上の措置であり、列車種別が快速になったわけではない。旅客向けの全国版『JR時刻表』『JTB時刻表』においては現在でも両者は区別されている。上野駅 - 取手駅間の快速電車は巻末に初電と終電の時間帯のみ掲載され[15]、中距離列車は特急列車とともに一般路線の「常磐線」として掲載され「快速」の表記はなされていない。一方、快速電車の全列車を掲載している『MY LINE 東京時刻表』(交通新聞社)では、中距離列車と快速電車が「常磐線・常磐線(快速)」として同一ページで扱われている。

また、JR東日本のプレスリリースでは、案内呼称統一後も中距離列車は「快速」ではなく「普通電車(中距離電車)」[16]や「普通列車」「中距離電車(列車)」と呼ばれている。取手以駅北の常磐線を管轄するJR東日本水戸支社の公式サイトなどでは、IR情報やイベント案内などでも一部を除いて特に「上野・取手間快速運転」などの注釈はされておらず、たとえ上野駅の時刻を掲載する場合でも「普通列車」と案内しており、場合によっては「各駅停車」になっているなど、支社によって対応が異なっている。

1971年複々線化以後の停車駅の変遷
停車駅 上野 日暮里 三河島 南千住 北千住 松戸 我孫子 天王台 取手 備考
快速電車 1971年  
1972年 柏駅停車
普通 1971年 北千住駅は朝上りのみ停車
1972年 日中のみ柏駅停車
1980年 終日柏駅停車
1985年 終日北千住駅停車
1988年 終日天王台駅停車、日中のみ三河島駅・南千住駅停車となり、快速と停車駅が同じになる。
2004年 終日三河島駅・南千住駅停車、完全に快速と停車駅が同じになる。
特別快速 2005年  
2015年 北千住駅停車

凡例 ●:停車 △:朝上り(上野駅行)のみ停車 ◇:日中のみ停車 ―:通過

特急[編集]

東京都心と茨城県福島県浜通りなどの常磐線沿線地区を結ぶ特急列車「スーパーひたち」「フレッシュひたち」も快速線上を走行する。常磐快速線内では、松戸駅に「スーパーひたち」(朝の下り7号)、柏駅に「フレッシュひたち」(朝の通勤時間帯の上り列車を除く)が停車する。詳細は「ひたち (列車)」の項を参照。

貨物列車[編集]

日本貨物鉄道(JR貨物)によって運行される貨物列車も、複々線のうちの快速線上を走行する。比較的本数が多い。ただし、馬橋駅 - 金町駅間では千葉方面へのコンテナ列車とガソリン輸送車扱貨物列車は、南流山駅 - 蘇我駅間の武蔵野線京葉線経由に変更した列車が設定されたため、本数が削減された。

使用車両[編集]

現在の使用車両[編集]

特急
  • E657系勝田車両センター所属)
  • 651系(同) - 2013年10月から2015年3月頃までの暫定運用(E657系への指定席発売状況を表示するLEDランプを取り付ける工事を行い、車両が不足するため)。また、2014年秋からは臨時列車にも充当されている。
快速電車
  • E231系松戸車両センター所属)
    • 片側4ドア10両または15両編成で運用されている。成田線内では10両または5両編成で運転される。103系が主力だった頃は、昼間の時間帯は10両編成が多かったが、2006年3月18日のダイヤ改正で大部分の列車が15両編成化され、10両編成は成田線直通に関連する一部列車のみに限定されている。また、他線区で運用されているE231系とは異なり、車外LED式表示器に路線名「常磐線(または成田線)」や「快速」の種別などは通常は表示されない(路線名・種別のみを表示させることはできる)。
    • 我孫子駅で増解結をする列車が成田線直通関連を中心に設定されており、停車時間が長めに取られている列車もある(この長時間停車には、取手方面に発着する列車との接続や特急の通過待ちを行う場面に充てられている)。
中距離列車
  • E531系勝田車両センター所属)
    • 10両または15両編成で運用されている。普通車は片側4ドアで、各編成ともセミクロスシートの車両がある。2007年3月18日のダイヤ改正よりグリーン車の営業を開始した。グリーン車は2007年1月6日より連結され、同年3月17日の終電までは普通車扱いとされた。
    • 当区間内は「快速」と案内されるが、車両の方向幕や種別表示部に「快速」と表示されることはない。2005年7月9日の運用開始時点では通勤快速の運用にも就いていたが、翌年3月のダイヤ改正で通勤快速自体がなくなっている。また、前後の部分は路線名である「(運用番号) 常磐線」、特別快速運用時は「(運用番号) 特別快速 常磐線」と表示する。
快速電車用 E231系の編成
← 上野
取手・成田 →
基本編成 付属編成
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15
  • 数字は号車番号を表す。
  • 全車普通車
  • 8・14号車は弱冷房車
中距離列車用 E531系の編成
← 上野
勝田・高萩 →
基本編成
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
付属編成
11 12 13 14 15
  • 数字は号車番号を表す。
  • 4・5号車はグリーン車
  • 8・14号車は弱冷房車
  • 1・2・10・13・14・15号車はセミクロスシート、3・6・7・8・11・12号車はロングシート。
9号車は編成により異なる。

過去の使用車両[編集]

特急
  • 485系
  • E653系
    E653系は、定期運用離脱後も臨時列車として2014年夏季まで乗り入れていた。
快速電車
  • 103系
    長らく103系で統一されていたが、同系列の老朽化によりE231系への置き換えが実施され、最後まで残っていた10両編成1本と5両編成2本は2006年3月17日で定期運用を終了した。
中距離列車
  • 403・415系
    3ドアで、11両または15両編成で運転されていた。2005年7月8日までは7・8・12両編成での運用も存在した。昼間時間帯に土浦を越えて運転する列車は11両編成が基本であった。2007年3月17日に上野口での営業運転を終了した。2004年10月16日に普通列車の当区間内での案内が「快速」となって以降は、車両前後の種別幕は空白となっていた。
  • E501系
    4ドア、15両編成(基本編成10両と付属編成5両)。中距離列車ながら快速電車の車両と同様にオールロングシートトイレなしとなっていた。この系列のみ、車体の帯の色はエメラルドグリーンと白の2色()だった。2007年3月18日のダイヤ改正からの運用変更に伴い、同年2月21日をもって上野口での定期営業運転から離脱したが、ダイヤ改正前日の3月17日に、改正後の運用に移行する関係で上野口で運転された。末期にはトイレが設置された編成もあった。
  • データ[編集]

    路線データ[編集]

    上野駅 - 取手駅間のもの。

    駅一覧[編集]

    上野駅 - 取手駅間の快速線上に設置されている旅客駅と特別快速停車駅・接続路線・所在地を以下に一覧形式で示す。

    • 日暮里駅 - 東京駅間の営業キロは5.8km
    • 特定都区市内制度適用範囲の駅 : [山]東京山手線内[区]=東京都区内
    • 停車駅
      • 快速電車:下表のすべての駅に停車
      • 中距離列車:“普通”は下表のすべての駅に、“特別快速”は●印の駅にのみ停車
      • 特急:「ひたち (列車)」参照
    • 接続路線 : 東日本旅客鉄道の路線名は運転系統上の名称(正式路線名とは異なる)。駅名が異なる場合は⇒印で駅名を示す。
    • 各駅停車は「常磐緩行線#駅一覧」、貨物線および貨物取扱駅については「常磐線#駅一覧」を参照

    </div>

    正式路線名 駅名 駅間営業キロ 日暮里
    からの

    営業
    キロ
    特別快速 接続路線・備考 所在地
     
    東北本線 [区][山] 上野駅 - 2.2 東日本旅客鉄道東北新幹線山形新幹線秋田新幹線上越新幹線長野新幹線山手線京浜東北線宇都宮線東北線)・高崎線
    東京地下鉄銀座線日比谷線
    京成電鉄本線京成上野駅
    東京都 台東区
    [区]山 日暮里駅 2.2 0.0 東日本旅客鉄道:山手線・京浜東北線[* 1]
    京成電鉄:本線
    東京都交通局日暮里・舎人ライナー
    荒川区
    常磐線
    [区] 三河島駅 1.2 1.2  
    [区] 南千住駅 2.2 3.4 東京地下鉄:日比谷線
    首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス
    [区] 北千住駅 1.8 5.2 東日本旅客鉄道:常磐線(各駅停車)[* 2]
    東京地下鉄:千代田線・日比谷線
    東武鉄道:伊勢崎線(東武スカイツリーライン)
    首都圏新都市鉄道:つくばエクスプレス
    足立区
    松戸駅 10.5 15.7 東日本旅客鉄道:常磐線(各駅停車)
    新京成電鉄新京成線
    千葉県 松戸市
    柏駅 11.2 26.9 東日本旅客鉄道:常磐線(各駅停車)
    東武鉄道:野田線
    柏市
    我孫子駅 4.4 31.3 東日本旅客鉄道:成田線・常磐線(各駅停車)[* 3] 我孫子市
    天王台駅 2.7 34.0 東日本旅客鉄道:常磐線(各駅停車)[* 3]
    取手駅 3.4 37.4 東日本旅客鉄道:常磐線土浦方面〉
    関東鉄道常総線
    茨城県
    取手市
    1. 日中の快速運転時間帯は通過。
    2. 運賃計算については「常磐緩行線#運賃計算の特例」を参照
    3. 3.0 3.1 日中時間帯は我孫子駅 - 取手駅間には運行されない。

    今後の予定[編集]

    • 2015年3月14日より、現在上野駅止まりとなっている列車の一部が、宇都宮線・高崎線と共に東京駅を経由して品川駅まで乗り入れる予定(上野東京ライン[17]
    • 取手駅南方の利根川橋梁が架け替え工事(上りが2013年12月8日、下りは2014年11月9日供用開始)に併せて防風柵の設置が予定されている[18]
    • 2015年度の使用開始を目標として、金町駅 - 松戸駅間の江戸川橋梁に防風柵が設置される予定である[19]

    参考文献[編集]

    脚注[編集]

    1. 路線ネットワーク(東京近郊路線図)PDF  東日本旅客鉄道、2012年3月17日。同年9月8日閲覧。
    2. 2.0 2.1 「特集・短絡線ミステリー10 都心を貫く直通運転をさぐる」、『鉄道ファン』第50巻第5号、交友社、2010年5月、 25-27頁。
    3. JR東日本 会社要覧2010PDF  - 東日本旅客鉄道 p.32
    4. 混雑率-民鉄用語辞典 - 日本民営鉄道協会
    5. 2006年3月 ダイヤ改正について - 東日本旅客鉄道プレスリリース 2005年12月9日付、2013年4月29日閲覧PDF 
    6. RP2003-09 pp.14-15 「大都市圏での快速運転の発達 ―国鉄時代を中心に―」
    7. 「東京・大阪 国鉄電車 運転の現状」、『鉄道ジャーナル』第205号、鉄道ジャーナル社、1984年3月、 21頁。
    8. 8.0 8.1 8.2 RJ2007-01 p.43「大都市圏輸送の花形 快速電車考」
    9. 9.0 9.1 2005年7月 ダイヤ改正について - 東日本旅客鉄道プレスリリース 2005年4月12日付、2013年4月29日閲覧PDF 
    10. 10.0 10.1 10.2 RP2003-09 pp.34-35「JR東日本 東京圏の「通勤快速」」
    11. 夏の臨時列車のお知らせ - 東日本旅客鉄道水戸支社プレスリリース 2011年6月20日PDF 
    12. 当初は、柏駅に快速線ホーム自体が設置されなかったことによる。
    13. 上野駅・日暮里駅・松戸駅・我孫子駅・取手駅以北の各駅に停車。
    14. 2004年3月ダイヤ改正について III.首都圏輸送 - 東日本旅客鉄道プレスリリース 2003年12月7日付、2013年4月29日閲覧PDF 
    15. ただし、成田線直通電車については、上野駅 - 我孫子駅間の時刻も成田線のページで掲載している。
    16. 常磐線普通電車(中距離電車)におけるグリーン車サービス開始及び宇都宮線・高崎線におけるグリーン車サービス拡大について - 東日本旅客鉄道プレスリリース 2006年3月7日PDF 
    17. 「上野東京ライン」開業により、南北の大動脈が動き出します〜開業時期、直通運転の概要について〜 .東日本旅客鉄道PDF 
    18. 羽越本線列車事故に伴う対策の実施状況についてPDF  - 2012年12月4日 東日本旅客鉄道 プレスリリース
    19. 防風柵の設置についてPDF  - 2013年9月12日 東日本旅客鉄道 プレスリリース

    注釈[編集]


    関連項目[編集]