山口放送

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山口放送(やまぐちほうそう)は山口県の中波・テレビジョン放送事業者。テレビはNNN系列、ラジオはJRNNRN系列。

目次

概要[編集]

山口県で最も歴史の長い民放局であり、在山局唯一のテレビ・ラジオ兼営局である。兼営局のメリットを生かしたテレビとラジオの共同企画も多い。略称のKRYは、1956年の開局当初、株式会社ラジオ山口KK.RADIO YAMAGUCHI)という社名であったことに由来する。テレビ放送開始後、1961年に現在の社名となった。開局当初から本局が県庁所在地の山口市ではなく県東部の周南市(旧・徳山市)にあり、地元の徳山商工会議所などが大株主として参加している。そのためか、特に周南地域の情報を取り上げることが多い。

下関の関門テレビ放送局は、開局当初はローカル主体で周南テレビ放送局(本局)とは別内容という変則的な番組編成だった[1]。これは当時関門地区で先発のテレビ西日本 (TNC) が日本テレビ (NTV) 系列だった[2]ことに伴うものだったが、1964年にテレビ西日本がフジテレビ系列へネットチェンジした[2]ことで、関門テレビ局も本局とほぼ同編成に統一された(詳細は後述)。このこともあり、1969年福岡放送 (FBS) が開局するまでの間、NTV系列にとって山口・福岡の情報を届けるという意味で重要な役割を果たしていた。

また、開局当初朝日放送 (ABC) から支援を受けていた関係でANNとの関連もあり、1993年山口朝日放送 (yab) が開局するまではNNNとANNのクロスネット局であった。「ANNニュース」のネットは昼のみであったがANNに加盟はしていたので、「ANNニュース」への入中や素材送りを行い、年末のANN特番である「全国おもしろニュースグランプリ」にも参加していた。

かつては地方局では珍しく、正社員アナウンサーの数が多いことで知られた。かつては隣接する福岡放送の2倍に及ぶこともあったが、現在は有期契約化や退職者の不補充により数を減らしつつある。

開局以来基本的にCIを行っていないが、略称ロゴは1994年当時小文字の "kry" を平行四辺形で囲んだものであった。現在は大文字 (KRY) ベースの斜体で表記しており、"Y" の字が小文字の "y" をモチーフとしたものとなっている。

局データ[編集]

ファイル:KRY yamaguchi.JPG
山口放送 山口支社
  • 会社名:山口放送株式会社
  • 本社:〒745-8686 山口県周南市徳山5853-2
    • 正式住所は上記の通りだが、地区の通称名を用いた『山口県周南市公園区』(合併前は「徳山市公園区」)で案内されることが多い。
  • 支社:山口下関東京大阪広島福岡
  • 支局:宇部岩国

沿革[編集]

  • 1956年3月 - 徳山市(当時)に「株式会社ラジオ山口」設立
  • 1956年4月1日 - 全国38番目の民放ラジオ局として放送開始。当初の周波数…徳山局 560kc
  • 1957年9月4日 - 略称をKRYと定める
  • 1959年10月1日 - 「ラジオ山口テレビ」としてテレビ放送開始
  • 1961年6月1日 - 「山口放送株式会社」に社名を変更
  • 1961年7月14日 - 下関市に山口放送関門テレビ局開局。以後、複雑なネットワーク変遷をたどる(別項参照)。
  • 1965年5月3日 - ラジオNRN(National Radio Network)に加盟
  • 1966年4月 - テレビNNN(Nippon News Network)に加盟
  • 1967年10月1日 - テレビカラー放送開始
  • 1972年 - テレビNNS(日本テレビネットワーク協議会)に加盟。
  • 1978年 - ラジオ周波数変更。kcから現在のkHzに変更された
  • 1979年12月1日 - テレビ音声多重放送開始
  • 1982年10月26日 - ラジオJRN(Japan Radio Network)に加盟。同時期に、RFラジオ日本との回線として、「RFライン」開設。いくつかのRF制作番組の放送開始
  • 1993年10月1日 - 山口朝日放送が開局しテレビ朝日の番組が全部移行。これにより日本テレビ系列マストバイ局に(クロスネット解消)
  • 2000年1月1日 - テレビ24時間放送を開始
  • 2006年10月1日 地上デジタル放送開始

ラジオ[編集]

特徴[編集]

  • テレビでも深夜番組の『11PM』や『ウィークエンダー』などのネットを拒否した影響もあってか、深夜放送に対しては反対論が根強く長年平日は1:00で終了という状況が続いた。これは、初代社長だった野村幸祐が山口県教育長を兼ねていた事があり、山口県教育委員会との関係が深かったことも影響している。
  • 1982年頃(恐らくJRN加盟前後)に『ヤングタウンAM』(文化放送制作の地方局向け番組)をネット開始して3:00終了に変更(その後2:00終了に変更)。1988年4月、『オールナイトニッポン』の同時ネットを開始した。終夜放送開始はFM山口よりも2年遅い1990年4月のことであった。
    • この時中国地方の民間中波放送局では、KRYと同じく終夜放送ではなかった山陰放送ラジオも終夜放送に移行したが、こちらは放送区域が広大なこともあって土曜日深夜(日曜日早朝)の放送休止は存続され、現在も1時間の放送休止が実施されている(なおBSSは初期には土曜朝5:00-6:00にも休止時間を設けていた)。
  • 番組のネット比率としてはNRN系(特にニッポン放送制作)が多く日曜昼の番組でも、TBSラジオ制作のラ・ラ・ラ♪日ようびのネットはしなかったものの、ニッポン放送裏送り制作の中村こずえのみんなでニッポン日曜日!をネットしている。また、ナイターオフシーズンのネット番組もLF系が多い。なお、ラジオ日本とも提携しており、RF制作の番組も一部放送している(テレビのキー局が日本テレビでラジオ日本と提携があるため)。
  • 1990年代はじめまで、全国的に珍しく、平日朝ワイドの存在しないAM局であった。

ラジオ周波数[編集]

  • 萩局(萩市椿東)
    • コールサイン:JOPL
    • 周波数:1485kHz
    • 空中線電力:1kW
  • 下関局(下関市上田中町)
    • コールサイン:JOPM
    • 周波数:918kHz
    • 空中線電力:1kW
  • 岩国局
    • コールサイン:JOPN
    • 周波数:918kHz
    • 空中線電力:1kW
  • 山口局(山口市黒川)
    • コールサイン:JOPO
    • 周波数:765kHz(※2009年4月27日。1458kHzから、変更。)
    • 空中線電力:300W(2009年4月27日より100wから300wへと増力された。)
  • 須佐田万川局
    • 周波数:765kHz
    • 空中線電力:300W
備考
  • 周南・下関・岩国・須佐田万川の4送信所は海沿い、あるいは県境に近い所に設置されており、隣県にも電波がよく届いている為、これらの地域でもリスナーが多い。
  • 本局は山梨放送本局と周波数が同一のため、東日本での夜間の遠距離受信は至難。また熊本県内ではNHK熊本第一756kHzの影響で受信が困難。また音声は聞こえても、混同するため聞きにくい。さらに萩局は一部地域でKBCラジオ行橋局との混信がある。

ネットワークの変遷[編集]

ラジオニュース[編集]

  • 元は、朝日新聞毎日新聞中国新聞の3社が提供していた。一時期、平日11時、12時、16時、22時、0時などの「朝日新聞ニュース」は、KBC九州朝日放送とのサイマル放送で、KBCのニュースをそのまま放送していた。
  • しかしその後、関西地区のテレビ「腸捻転」ネット解消を契機に、テレビネットワークがラジオニュースにも影響を与えるようになり、1976年に毎日新聞が抜けた。
  • 1993年10月以降、山口朝日放送(yab)開局に伴い朝日新聞も枠縮小(事実上撤退)。その穴を埋めるように読売新聞も提供するようになり、現在は読売新聞をメインとしている。
  • なお、中国新聞はローカルニュースを提供している。

現在放送中の番組[編集]

  • 放送時間は日曜深夜25:00~28:00を除く24時間(月曜のみ4時開始、他は5時基点)
  • 放送時間は2019年11月時点のもの

自社制作番組[編集]

平日
土曜日
日曜日
その他
以前は、中国放送(幹事局)とテレビ山口の共同制作によるテレビ中継もあった。

ネット番組[編集]

TBSラジオ制作[編集]
文化放送制作[編集]
ニッポン放送制作[編集]
その他[編集]
宗教番組[編集]
備考[編集]

特別編成[編集]

山口放送は基本的に日曜深夜は25:00で放送終了するが、選挙特番や年末年始は臨時の終夜放送を行うことがまれにある。

過去に放送した番組[編集]

自社制作番組[編集]

  • 朝は採れ生パパラジオ(1990年代前半~1999年3月)
  • 情報畑~勇気栽培(1999年4月~2003年3月)
  • KRYジョイジョイ・アフタヌーン(開局初期~?)
  • あんたのんたの昼からワイド
  • KRYわくわくワイド“ひるらじ”(~2001年3月)
  • きららWave(2001年4月~2002年3月)
  • Neo Colla!(ネオコラ)
  • 演歌パラダイス(?~2005年3月)
  • からくりじゃもん
  • 宇宙船かたつむり発進!!(?~2001年3月)
  • 週刊サタデーストリーム
  • 吉田治美の今日もハッピー(2001年4月~2003年3月)
  • KRYウィークリーチャート“サンデー・キス”
  • なべ&やすべぇの向かうところ敵なし
  • ヤスベェの沸騰王-フッキン-
  • やまぐち(西暦)(ラジオドキュメント)
  • 笑福亭小つるのネットDEドタキャン(1998年4月~2000年4月1日)
  • Swing Saturday ねぎって行こう!(1975年10月~2006年9月23日;県内を代表する長寿番組だった)
  • Boon!Boon!(2003年~2006年10月)
  • わっしょい!にちようび(1975年~1993年10月3日)
  • 日曜治美ランド(1995年~2000年)
  • ミッドナイトブレイク

ネット番組[編集]

(工事中。)

テレビ[編集]

特筆事項[編集]

  • 朝~夜に放送されている日本テレビ系の番組の終了時もしくは前番組後の次番組のダイジェスト放送中にはマウとKRYのロゴが画面右上に挿入されるのが慣例となっている。
  • 自社ワイドニュースは過去はモノラルだったが、2006年4月よりスタジオのHD化に伴いすべてステレオ放送となった。
  • 山口きらら博の際、情報カメラをきらら博会場に設置していた(県内他局も同様)。
  • 地上デジタル放送のサイマル放送を開始してからは、全自社ワイド番組はすべてステレオ放送になった。
  • 県内での視聴率もゴールデンタイムプライムタイム全日ノンプライムの4部門すべてにおいて、トップに輝くほどである。
  • 県内では一番早く終夜24時間放送を開始した。2000年1月1日から「NNN24-NTV NONSTOP NEWS-」、2000年1月6日から「あさ天5」のネットによって開始した。
  • 2008年5月12日から地上デジタル放送でウォーターマークを導入。

アナログ放送[編集]

※直接受信可能なエリアは山口県全域と福岡県島根県広島県愛媛県大分県の一部地域。

デジタル放送[編集]

リモコンキーID:4

編成の特徴[編集]

  • 山口県内に民放が3局(NTV・TBS・テレビ朝日)しかないため、フジテレビやテレビ東京の番組を一部番販ネットしているが、フジテレビの番組をtysが多くネットしている為、フジテレビ系の番組に関してはテレビ山口の編成から外れたものが中心となっている。逆にテレビ東京系に関してはアニメ番組を除き積極的にネットしている(もっとも、民放2局時代はアニメ番組も放送してはいた)。平日16時台の「マウ印特選バラエティ」枠は原則的にテレビ東京系のバラエティの放送枠である。
    • 過去に『サザエさん』(フジテレビ)をネットしていたが、報道力強化のために同枠に『NNN日曜夕刊』を放送させ、結果『サザエさん』の放送日時を変更、さらに放送を中止(当時クロスネットながら本来の系列局だったtysに移動。この影響でtysでは一時東芝提供ではなかった)した。
  • 一方、UHFアニメの放送実績は全くなく、深夜アニメについても、日テレの番組である「デジタル所さん」「NANA」および「花田少年史」を放送したのみ(もっとも、「花田少年史」以外の2作品はNNN加盟局全局ネットの番組ではあった)である。
  • 週末の日中はほぼ再放送枠で埋まっており、土曜は11:55 - 17:00、日曜は11:40 - 13:30と15:00 - 17:30にかけて、日テレからのネットを受けていない(ゴルフなどのスポーツ中継が行われる場合を除く)。土曜は「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)、土曜サスペンス劇場および再放送枠になっている。日曜はたかじんのそこまで言って委員会ytv)以外は再放送かミニ番組になっている。
  • 山口県の民放各局のうち番組の自社制作比率が最も高い。
  • 山口県の民放他局に比べNNN・NNSの九州地区のブロックネットとの関係はあまり強くなく、異常気象時などにNNN報道特別番組福岡放送発の番組をネットする程度。反面中四国ブロックネットへの参加が多い。

ネットワークの変遷[編集]

ネットチェンジ#大規模なネットチェンジ も参照 山口放送は地理的状況から、複雑なネットワーク変遷をたどった。

開局当初[編集]

開局当初はオープンネットだった(メインは日本テレビ系列)。そのため、ニュースも各系列から供給された。

関門テレビ局開局[編集]

  • 関門テレビ局は1961年7月14日下関市火の山4chの予備免許を受けたが、その際に電波と番組に規制が入った。主なものは、以下のとおり。
  1. 少ない電波事情から、他局4チャンネル視聴者保護の為、西と南方向の電波を規制する。
  2. エリアを共通とする他民放局(RKB毎日放送(RKB)、テレビ西日本(TNC)、九州朝日放送(KBC))と内容を同じくする番組は1日の放送時間に対して3分の1以下とし、代わりに徳山(現・周南)局からのフィルム番組・自主制作番組を50%以上放送する(当時他社では、80%のマイクロネットが通常だった)。
  • こうして、関門局は事実上独立した親局状態となり、民放一社が2つの独立する親局を受け持つ(1局2波体制)という全国初の出来事となった。
  • その為、番組ラテ欄は、『山口テレビ(徳山・萩・岩国)』と『山口放送関門』のように並列で掲載され、全国でも前例のない事態になった。
  • 関門局は、当初40%がマイクロだったが、次第にマイクロネットが減り、2、3年後にはついに100%がフィルム番組となってしまった。この事態は1964年10月1日にTNCが日テレ系列を離脱し、徳山局と同じ番組が放送できるようになるまで続いた。
  • この当時のニュースも、徳山局と関門局とで別のものが放送された。
  • 1962年5月21日KRY テレビ夕刊」第I世代スタート(自社制作なので徳山・関門の両方で放送)。

周南・関門局編成一本化[編集]

  • 関門局が開局した当初、北九州市(開局当時~1963年2月までは門司市小倉市など)側では、RKBがTBSと、TNCがNTVと、KBCがフジテレビおよびNET(現在のテレビ朝日)とそれぞれテレビネットワークを結んでいた。
  • 1964年9月23日読売新聞が九州での新聞発行を開始。これに西日本新聞が態度を硬化した。元々西日本新聞はその沿革から読売と協力関係にあったが、以降その一切を解消した。また、KRY関門テレビ局の開設や福岡県内に予定されていたテレビ新局開設運動の背後にいずれもNTVが関わっていた。これらの要因により、西日本新聞系でもあるTNCはNTVとのネットを解消。結果、TNCがフジテレビと、KBCがNETと組むようにネットを明確化した。これにより、NTV系で競合がほとんど消滅したKRY関門テレビ局の番組規制が無くなったため、周南本局と同時ネットになった。
  • その後、当時の名残もあってか、放送局からのコールサインは1990年代後半まで『JOPF-TV山口放送テレビジョン』『JOPM-TV山口放送関門テレビジョン』と並列してアナウンスされる状態が続き、ごく一部の番組では関門局での番組差し替えが行われていた(現在は解消している)。
  • 24時間放送を開始する前、また後も、「オープニング」「クロージング」画面に『JOPF-TV』『JOPM-TV』と周南・下関両局のコールサインが並列して表示されている。しかし、地上デジタルテレビジョン放送では、周南局のみが親局となるため、2011年7月24日までには、この表示も消えることとなる。

1970年代以降、ネットの変動・NNNとの関係[編集]

  • 1970年4月、テレビ山口(当時TYS;現tys)が開局したが、TYSがTBS系列メインのフジテレビ系列およびNETテレビ(現テレビ朝日)系列のトリプルネットで開局したため、KRYは番組ソースを大きく失うことになる。その為、トリプル編成でTYSの編成から漏れたフジテレビ・NET・TBSの番組を放送することになる[4]
  • 1972年1月 NNNニュース大改編に伴い、18時台の『テレビ夕刊』(第II世代、12分)を軸に昼前、午後にそれぞれ、「KRYニュース」をおいた。
  • 1975年6月、山口県出身の佐藤栄作首相が死去した際、KRYはNNNキー局のNTVに報道特別番組の制作を打診したが、当初はNNNでの報道特番制作の予定はなかった。この間にFNN(フジテレビ系)で2時間の報道特番が放送されることになり、KRYは「FNN特番のネットを了解してほしい。その際にニュースのネットを求められれば応ぜざるを得ない」旨を申し合わせのうえ伝えた。これを受けたNTVは急遽報道特番を制作。当然のことながらKRYはNNNの報道特番を同時ネットした。
  • 1976年 KRYテレビ夕刊(第III世代)が、30分に拡大。『毎日新聞ニュース』終了。
  • NTVで放映されていた『11PM』、『ウィークエンダー』 、『ミセス&ミセス』、『お昼のワイドショー』などの内容低俗化を訴えたが改善されず、KRYは最終手段として『11PM』と『ミセス&ミセス』の放送を打ち切った(『ウィークエンダー』はゴールデンタイム番組のため継続、『お昼のワイドショー』は打ち切り保留)。なお、朝番組のネット再開は1979年4月スタートの『ルックルックこんにちは』から、深夜11時台の日テレバラエティのネット再開はテレビ朝日系脱退(クロスネット解消)に伴う『EXテレビ』放送開始からである。
  • その後KRYでは『11PM』の後番組として、当時テレビ山口(tys)がクロスネットを組んでいたフジ系の『プロ野球ニュース』をネットした。これと同様の処置が当時フジ系のない地域のNTV系の局(高知放送など)でも取られたが、フジ系のある地域はやむなく『11PM』のネットを続けた局が多い。
    • KRYでこうした措置を取ることができたのは、当時tysはTBS系メインのクロスネット(ただしフジ系は番組ネットのFNSのみの加盟)で、この時間帯にJNN協定適用番組の『JNNスポーツデスク』を編成していた時期がある他、『JNNニュースデスク』が編成によっては繰り下がるケースがあり、『プロ野球ニュース』の編成が物理的に難しかったためとも考えられる。ただし、KRYは系列外だった事に加え、『きょうの出来事』との間に別番組を挟まなかったため、5分間のディレイネットのために特別な機材を導入する必要に迫られるなど、ネットは予想以上に難航した。
  • 1978年10月、TYSのネット系列からANB(全国朝日放送)が外れる。その為、昼間のANNニュースなどの新規ネット開始とともに、TYSで放送されていたANB系列番組の一部が翌年4月までにKRYへ移行してくる。逆にKRYで放送されていたTBS系列の番組が全てTYSへ移行する。
  • 1993年10月1日、ANNマストバイ局である山口朝日放送(yab)が開局したことにより、民教協関係以外のテレビ朝日制作の番組が全てyabへ移行。これをもって、KRYはNTVのマストバイ局となった。
  • 氏家齊一郎と親交のある赤尾嘉文(現会長)が社長に就任して以降、日本テレビとの関係は急速に改善された。赤尾は日本テレビの社外取締役も務めたことがある。

クロスネット時代の編成[編集]

ここまで述べたとおり、山口放送はかなり複雑にネットをたどったが、報道キー局は長らく日本テレビ一本だった。しかし末期にはANNへの入中や加盟局参加番組への参加など、正式にANNにも加盟していた。ここで1992年秋頃(山口朝日放送開局約1年前)の平日の編成を掲載しておく。

朝~夕方[編集]

11:00~11:10 NTV キユーピー3分クッキング(土曜10:50~11:00)
基本的には16時台は同時ネットが出来ないテレビ朝日ドラマの遅れネット(集中放送)枠、17時台は子供向け番組2本立て

夜~放送終了[編集]

  • 19:00~23:55 火曜の21時台、月曜と火曜の22時台以外はほぼ日テレ系同時
  • 23:55 CX プロ野球ニュース
  • 25:00 曜日別
    (通常は1時台か2時台に終了、映画を放送する場合は大抵午前3時前後に放送を終了した)

月曜日

火曜日

またクロスネットの為1982年には火曜日に

と、3時間連続で時代劇が放送されていた。

放送時間[編集]

  • テレビ 原則24時間365日休み無し(メンテナンスによる休止の場合あり。基点は平日が4:00の『Oha!4』、土・日はOP放送時)

現在放送中の番組[編集]

注意:この項目・一覧は最新・正確な番組情報を提供するものではありません。録画・録音などの際には放送局の公式Webサイトなどで確認してください。免責事項もあわせてご覧ください。

自社制作番組[編集]

※HD…ハイビジョン制作

  • 山口放送のハイビジョンテロップは白縁に「HV ハイビジョン制作」となっている。日テレや読売テレビ、隣県の広島テレビでは「HV ハイビジョン番組」だが山口放送ではTBS系列局で使用しているものとなっている。逆にその広島県では中国放送(TBS系)が日本テレビ系と同様の「番組」表示である。
ブロックネット番組[編集]
ローカル番組[編集]
(土 10:25)続々情報館、(土 17:55)情報ストリート愛しき街から
(月 11:45)街角タイムリー
(金 11:48)山口・九州週末スポット情報
時差ネット・再放送枠[編集]

全国放送内ローカル枠[編集]

  • ズームイン!!SUPER(月~金6:50頃/7:20頃)、ズームイン!!サタデー(土曜6:25頃/6:50頃)
    • 天気予報の時間帯には、ネット枠の共通BGMを使用し、ナレーションをつけて地域の天気予報(山口県及び周辺各県、大阪・東京)を放送。ただし、平日の6時台は「JAバンク山口」のCMソングである「ちょきんサンバ」をBGMに放送している。過去には自社で別のBGMをつけていた。
    • 「ズームイン!!SUPER」は「KRYさわやかモーニング」放送のために第2部(6:30~)のみ放送。年末は「さわやかモーニング」の制作を休む代わりに「ズームイン!!SUPER」を第1部からネットするが、5:50頃・6:09頃・6:28頃のいずれもローカル天気を行っている(ナレーション無し)。過去には「さわやか」で使用されているBGMや別のBGMを使用していたが、2006年度以降は全国天気と同じBGMを使用するようになった。
  • 24時間テレビ 「愛は地球を救う」(毎年8月)
    • 山口放送では24時間テレビの前に「24時間テレビ直前特番」(「TVおじゃマンボウ24時間テレビ直前スペシャル」(終了)など)のほか、山口県内のスポンサーのロールが流れる。また、24時間テレビのローカル枠では夕方自社制作ワイドの24HTV Ver.が流れることがある。
    • 24時間テレビの中では、ローカルとネットの入れ替わりが唐突である場合が多い。2004年度24HTVで昼間の企画途中に“熱血テレビ24HTVスペシャル”に差し替えたため途中で中断してしまった。そのためお断りアナウンスを入れた後、当日夕方の笑点チャリティ大喜利前に振替放送した。
    • 山口県担当はKRYアナウンサーの中谷隆宏脇田美代河野康子がメイン。そのほか、福谷、荒石は県内リポートを行っている。ローカル枠に入るとき「サライ」のインストゥルメンタル曲と共に「KRYチャリティコーナー」の表示とともに放送。過去に「24時間熱血スペシャル」を放送する際は「KRYスペシャル」と表示もあったが、現在はない。深夜早朝はチャリティコーナーの代わりに「山口県の募金活用レポート」を放送している。

日テレNEWS24の放送について[編集]

沿革で述べたとおり、山口放送では2000年1月1日から24時間放送を開始した。放送開始当初、割と遅くまでテレビショッピング等を編成していた金曜深夜・土曜深夜を除き、2:30頃にはフィラー放送のNNN24(当時)に突入していた。その際、月曜深夜には1:55~2:15にフィラー扱いで天気予報を編成していた事がある(番組名は「KRYお天気情報」)。オリジナルでマウ・ミウの登場するOP・EDを制作し、天気図やレーダー、県内の天気等を放送していた。基本的に何かしらの編成により時間繰り下げの場合も天気予報はよほどの事がない限り休止はせずに後番組のNNN24を短縮していた(そもそもフィラーに入る時間が早い為NNN24休止は殆ど無かった)。ただし天気枠で時刻出しはなく、NNN24ではCSと同じ時刻表示を行なっている(現在も同様)。NNN24開始当初の数ヶ月はNNN24の時刻表示に自社の興和フォント(当時)と「マウ+KRYロゴ」を合わせて表示していた。現在はない。ちなみに局名告知は天気予報の後に放送した。他曜日のイベント・ダイアリー放送後での放送に合わせたものと思われる。
余談だが、平日の起点はNNN24開始から6日間5:30、あさ天5開始の1月6日からは5:28、ニュース朝いち430になってからは4:30、日テレNEWS24になってOha!4 NEWS LIVEになってからは4:00になっている。

ネット番組[編集]

NTV系全国同時ネット[編集]

※自社でCMを差替える番組(ステブレPTの番組は除く)のみ記載。19時台~23時台は基本的にNTV系の全番組を同時ネットで放送している。ここで、“自社でCMを差替え”とは、ローカルスポンサーの提供クレジットが出ていることを指す。また、一部の報道・情報番組においてはローカル枠として地域ニュース・天気予報を放送している。

以前は平日のNNNきょうの出来事もローカルスポンサーがあったほか、日曜放送のNNN昼のニュースNNNニュースダッシュ前期まではローカルスポンサーがついていた。その他、同時ネットではないが遠くへ行きたい(日曜朝6時に放送)も自社でCMを差替えている。

民間放送教育協会(民教協)制作番組[編集]
テレビ東京系列局制作番組[編集]
  • 平日15:55~16:50
この時間帯に関しては、「マウ印特選バラエティ」という帯タイトルがついている。しかし、番組宣伝のCM以外で使われることがないばかりか、一時期その帯タイトルすら使われない時期があった。さらに、この時間帯は、NNN加盟局製作の番組(特にytv制作の「秘密のケンミンSHOW」の再放送)に差し替えられることがある。
フジテレビ系列局制作番組[編集]
その他[編集]
NNS系列局制作番組(全国ネットを除く)[編集]

その他の番組はホームページの番組表を参照。

過去に放送した番組[編集]

自社制作番組[編集]

全国ネット番組(レギュラー、いずれも東京支社制作)[編集]
ローカル番組[編集]

ネット番組[編集]

※印は現在も放送している番組。 〇印は「マルキュウサンデー劇場」枠での放送

NNS系列局制作番組(時差ネットのみ)[編集]
その後番組である「ジャパン☆ウォーカー」も遅れネット
フジテレビ系列局制作番組[編集]
ハクション大魔王いなかっぺ大将科学忍者隊ガッチャマンてんとう虫の歌ポールのミラクル大作戦一発貫太くん科学忍者隊ガッチャマンII科学忍者隊ガッチャマンFとんでも戦士ムテキングダッシュ勝平未来警察ウラシマン
テレビ東京系列局制作番組[編集]
テレビ朝日系列局制作番組[編集]
巨獣特捜ジャスピオン時空戦士スピルバン超人機メタルダー世界忍者戦ジライヤ機動刑事ジバン特警ウインスペクター特救指令ソルブレイン特捜エクシードラフト特捜ロボ ジャンパーソン
おはようワイド・土曜の朝に土曜だエブリバディ!桂三枝のにゅーすコロンブス海江田万里のパワフルサタデー朝だ!生です旅サラダ
とんがり帽子のメモルは~いステップジュンメイプルタウン物語新メイプルタウン物語 パームタウン編ビックリマン新ビックリマンまじかる☆タルるートくんスーパービックリマンGS美神
TBS系列局制作番組[編集]
TBS系(tys開局後)[編集]
民間放送教育協会(民教協)制作番組[編集]
その他[編集]

ケーブルテレビ再送信局[編集]

以下のケーブルテレビではテレビが再送信されている。

島根県

大分県

アナウンサーレポーター[編集]

在籍中[編集]

男性アナウンサー

女性アナウンサー

パーソナリティ


気象予報士

以前の在籍者[編集]

男性[編集]

女性[編集]

イメージキャラクター[編集]

「マウ」は放送開始40周年の時に制定(1995年8月25日)
「ミウ」はその後にマウのガールフレンドとして登場  

キャッチフレーズ[編集]

  • 「地域果汁100%」
放送開始40周年の時に制定
  • 「夢中・熱中・放送中」
「ミウ」の登場時に変更。(2001年には「夢中・熱中・感謝中」とアレンジ)
  • 「TRY KRY」
2009年春の改編時に変更。現在使用中

技術関係資料[編集]

放送開始・放送終了[編集]

放送開始[編集]

2006年10月1日 - 現在

  • 風景映像。左上に赤字で「KRY山口放送」、暫くして右下に白字で「JOPF-TV」「JOPM-TV」と表示。
  • 月曜日~金曜日早朝は日テレNEWS24からそのまま「Oha!4 NEWS LIVE」、「KRYさわやかモーニング」に突入するため、放送なし。(フィラーは土曜・日曜早朝も放映)
    ※ただし、前日に放送休止した場合は「NNN24」(現・日テレNEWS24)は休止し、「KRYさわやかモーニング」から放送開始する。

2002年頃 - 2006年9月30日

  • 舞台は宇宙。イメージキャラクターの「マウ」型の宇宙船から2匹のマウが飛び出し、宇宙遊泳。
    チャンネルや山口放送のコールはなし。音楽と画像のみ。

1990年代 - 2002年頃

  • 山口放送社歌をバックにして県内各地の名所や放送局のスタジオ、番組の模様を収録した映像が放送された。
    なお、映像内容は何度も変更されている。

このパターンの末期は、山口の風景と風景に山口放送社屋と「山口放送」ロゴを挟んだ。また、当時放送されていた朝ワイド夕方ワイド夕方ニュースの放送風景を乗せていた。

- 1990年代

  • 山口放送社歌にのせて、白いオブジェの静止画が次々と表示され、一枚ごとに各局のIDとチャンネルが記されていた。演奏f/outでおわり。

- 1970年代

  • チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第一番」冒頭部にのせて、白いオブジェの静止画が次々と表示され、一枚ごとに各局のIDとチャンネルが記されていた。演奏f/outでおわり。

放送終了[編集]

2006年10月1日 - 現在

  • 一面の高原をマウとミウが飛び回るCGアニメーション。「KRY山口放送」「JOPF-TV」「JOPM-TV」という立体物がある(デジタル放送の場合、「KRY山口放送」「4ch」「JOPF-DTV」)。コール、アナウンスは無し。音楽は旧来のものを使用。
  • なお、放送開始の方にもある通り、月曜日 - 金曜日深夜は放送していない。

2002年頃~2006年9月30日

  • 舞台は遊園地(誰もいない)。マウ型のジェット・コースターやメリー・ゴーラウンドが登場し、花火が上がる。それをマウが見守って終了。
    最後に画面中央に「KRY山口放送」、下のほうに「JOPF-TV」「JOPM-TV」と表示。コールやアナウンスなし。

日テレNEWS24放送時
本編→引き続き日テレNEWS24を放送します(の画面)→(アナログ放送のみ)地上アナログ放送終了告知画面(30秒)→日テレNEWS24
日テレNEWS24休止時
本編→日テレNEWS24は送信所設備点検のため休止致しますと記載した静止画→(アナログ放送のみ)地上アナログ放送終了告知画面(30秒)→黒色画面→停波

開局時? - 2002年頃

その他[編集]

  • 現在、深夜にフィラーとして日テレNEWS24を放送しているが、音声がフェード・インフェード・アウトするため、最後まで聞き取れないこともある。また24時間放送開始初期にはNNN24の時刻表示に自社の時刻表示をかぶせて、マウとKRYのロゴを入れていた。
  • 最近では、平日放送休止時は、次のようなパターンで放送されるようになった。
    • 前番組の終わり、クロージングの画像の中盤に「大平山テレビ送信所(○○テレビ中継所)の設備点検の為まもなく放送を終了いたします。ご了承ください。」とでて、停波。
    • 朝テストパターン前からは時刻表示が出て、放送開始10分前にテストパターンが表示、それをバックに「ただいま、大平山テレビ送信所設備点検の為放送を休止しております。このあと5:20「KRYさわやかモーニング」から放送を開始します。 KRY山口放送」とでる。

テレビ時刻出し・ラジオ時報[編集]

テレビ平日[編集]

土曜早朝のオープニングでは一旦オフ

テレビ土曜[編集]

日曜早朝のオープニングでは一旦オフ

テレビ日曜[編集]

天気ループ[編集]

2006年10月1日~
[山口西]>[山口中]>[山口東]>[山口北]>[福岡]>[大分]>[愛媛]>[広島]>[島根]>[大阪]>[東京]の順。
~2006年9月30日
山口西部→山口中部→山口東部→山口北部の順に表示される

※デジタル化に伴い、テレビの時報は廃止された。
※また、17:00と19:00の表示と時報は地デジ開始以降休止となった。
※テストパターン中も時刻出しを行う。 ※1990年代後半まで前の数字体に黒縁がかけられていなかった為、特に携帯テレビで見る場合、背景が白色や灰色だと見づらかった。

ラジオ時報[編集]

全て自社送り出しである。

  • 毎時59分50秒 「KRYラジオが、○時をお知らせします。」(中谷アナ)
  • 毎時59分55秒 ♪ ~鐘の音~
  • 毎時00分00秒 ♪ ~時報~

情報カメラ設置ポイント[編集]


映画[編集]

近年、KRYは映画制作にも積極的に参加している(いずれも佐々部清監督作品)。

  • チルソクの夏(2003年)
  • カーテンコール(2004年)
  • 出口のない海(2006年)
  • 夕凪の街 桜の国(2007年)
    • 「チルソク~」と「カーテン~」には、井上雪彦アナが端役ながら出演している。「出口のない海」にも同様の出演が予定されていた(佐々部監督の公式サイトでの日記による)が、井上アナの急逝のため叶わなかった。
    • 「出口のない海」制作にはテレビ朝日およびその系列局(朝日放送、名古屋テレビなど)が加わっているが、本来のANN系列局であるyabではなくKRYが制作に加わっているのは、映画の舞台が(KRYラジオ親局の送信所がある)周南市の大津島であることと、過去2作での佐々部監督との縁がある事が理由ではないかと推測される。

関連項目[編集]

山口県の放送局[編集]

脚注[編集]

  1. このような経緯もあり、関門テレビ放送局は中継局ではなくコールサインを持つ独立した親局である。
  2. 2.0 2.1 テレビ西日本のネットチェンジはNNN発足前だったため、テレビ西日本はNNNに加盟したことがない。NNNの項目も参照のこと。
  3. ただし以前は中京テレビやytvやFBSでも同様の措置を取っていた。また、四国放送では後半部を自社編成に差し替えている。
  4. ほとんどが番販であったが、『ズバリ!当てましょう』、『サザエさん』、ナショナル劇場等、スポンサードネットで放送されたものもあった。

外部リンク[編集]

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