「中国地方」の版間の差分

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{| align="right" border=1 cellspacing=0 cellpadding=2 style="border: solid 2px #000000; margin-left: 16px"|
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| colspan=2 align="center" style="border-style: none none solid; background: #9900cc"|'''中国地方'''のデータ
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| colspan=3 align="center" style="border-style: solid none solid; background: #cc99ff"|5県の合計
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| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0"|面積
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| align="right" style="border-style: none none solid solid"|'''31,917.37'''km²
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| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0"|総人口
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| align="right" style="border-style: none none solid solid"|'''7,679,939'''人<br>(2006年3月31日)
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| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0"|人口密度
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| align="right" style="border-style: none none solid solid"|'''240.62'''人/km&sup2;<br>(2006年3月31日)
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| colspan=3 align="center" style="border-style: solid none solid; background: #cc99ff"|位置
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| colspan=3 align="center" style="border: none; font-size: smaller"|[[画像:Chugoku-region_Small.png|right|中国地方の位置]]
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|}
  
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'''中国地方'''(ちゅうごくちほう)は、[[本州]]の西部に位置する、[[日本の地域]]の一つ。
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行政区分としては、[[鳥取県]]・[[島根県]]・[[岡山県]]・[[広島県]]・[[山口県]]の5[[都道府県|県]]より構成される。
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==概要==
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便宜的に、[[兵庫県]]の西部(旧[[播磨国]])と北部(旧[[但馬国]])を含める場合がある。[[山口県]]、特に西部の旧[[長門国]]は、古くから[[九州]]との繋がりが深い点から、[[九州・山口地方]]として広域九州圏に入れる場合もある。又、山口県東部(旧[[周防国]])・広島県西部(旧[[安芸国]])・島根県西部(旧[[石見国]])を広域九州圏に入れる場合もある<!--例:朝日新聞の九州本社-->。
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[[延喜式]]による「近国」「中国」「遠国」の三区分のうち、「中国」に属していたのが名の由来。
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文献上の早い例は、1394年に足利直冬が備中、備後、安芸、周防、長門、出雲、伯耆、因幡の8カ国を成敗する「中国探題」としてみえる(「師守記」「太平記」)こと、翌50年に高師泰が足利直冬討伐に「発向中国(ちゅうごくにはっこうす)」(「祇園執行日記」)、54年に将軍義詮が細川頼有に「中国凶徒退治」を命じた(「永青文庫文書」)こと等。南北朝時代中頃には中央の支配者層に、現在の中国地域がほぼ「中国」として認識されていた。また中央政治権力にとって敵方地、あるいは敵方との拮抗地域であった。(岸田裕之執筆「中国」の項、『日本史大事典4』平凡社、1993)
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旅行業などを中心に「[[中国|China]]」([[中華人民共和国]])と区別するために、[[日本海]]側の称である'''[[山陰地方|山陰]]'''と、[[瀬戸内海]]側の称である'''[[山陽地方|山陽]]'''を合わせて'''山陰山陽地方'''(さんいんさんようちほう)の呼称を用いることもある。(まれに「[[陰陽]](いんよう)」とも)
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東国に対して'''西国'''(さいごく)と呼ぶこともあるが、例外的である。
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より広域的に[[四国|四国地方]]と合わせて、[[中国・四国地方]](中四国)と呼ぶこともある。
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== 地理 ==
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[[脊梁山脈]]である[[中国山地]]が、[[山口県]]東部から[[島根県]]南部/[[広島県]]北部を抜けて[[鳥取県]]南部/[[岡山県]]北部まで延びる。最高峰は鳥取県の[[大山 (鳥取県)|大山]]で1729m。
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[[気候]]は、山陰と山陽で大きく異なる。山陰は[[日本海側気候]]で、[[冬]]には[[雪]]が比較的多い。一方、山陽は[[瀬戸内海式気候]]で、年間を通して[[雨]]が少ない。
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*[[山]]:[[大山 (鳥取県)|大山]]、[[三瓶山]]、[[蒜山]]
 +
*[[川]]:[[江の川]]、[[日野川 (鳥取県)|日野川]]、[[千代川]](日本海へ流れる川)、[[太田川 (広島県)|太田川]]、[[旭川 (岡山県)|旭川]]、[[高梁川]]、[[吉井川]]、[[芦田川 (広島県)|芦田川]]、[[沼田川]](瀬戸内海へ流れる川)
 +
*[[平野]]:[[出雲平野]]、[[岡山平野]]
 +
*[[盆地]]:[[津山盆地]]、[[三次盆地]]
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*[[砂丘]]:[[鳥取砂丘]]
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==地域==
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===主な地域圏===
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{|
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|valign="top"|
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;[[広島経済圏]]
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*[[広島都市圏]]([[広島市]]・[[東広島市]]・[[廿日市市]])
 +
*[[呉都市圏]]([[呉市]])
 +
*[[岩国都市圏]]([[岩国市]])
 +
 +
;[[東瀬戸経済圏]]
 +
*[[岡山都市圏]]([[岡山市]]・[[倉敷市]])
 +
*[[福山都市圏]]([[福山市]]・[[尾道市]])
 +
*[[三原都市圏]]([[三原市]])
 +
*[[津山都市圏]]([[津山市]])
 +
 +
;[[関門都市圏]]([[福北大都市圏]])
 +
*[[下関都市圏]]([[下関市]])
 +
*[[宇部都市圏]]([[宇部市]])
 +
|valign="top"|
 +
;[[中海・宍道湖経済圏]]
 +
*[[米子都市圏]]([[米子市]])
 +
*[[松江都市圏]]([[松江市]])
 +
*[[出雲都市圏]]([[出雲市]])
 +
 +
;その他
 +
*[[山口都市圏]]([[山口市]])
 +
*[[鳥取都市圏]]([[鳥取市]])
 +
*[[徳山都市圏]]([[周南市]])
 +
*[[防府都市圏]]([[防府市]])
 +
|}
 +
 +
== 歴史 ==
 +
''(本節では、「中華人民共和国」と区別するために、「中国地方」を「山陰山陽」と表記する。)''
 +
===古代===
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[[6世紀]]に[[近畿地方|近畿]]で[[ヤマト王権]]が成立すると、近畿に近い山陰山陽の政治勢力は、早々とヤマト王権に参加した。当時の二大勢力圏であった、山陽の[[吉備国]]や山陰の[[出雲国]]は、独立性を保つ一方でヤマト王権とのパワーバランスも保ち、奈良時代には[[吉備真備]]などの高官を輩出した。しかし、吉備国の繁栄に危機感を覚えたヤマト王権によって、吉備国は分割され、勢力を削がれた。
 +
 +
===[[平安時代]]===
 +
[[10世紀]]の940年頃に、[[関東地方|関東]]で[[平将門]]が[[畿内]]政権に対して[[平将門の乱|反乱]]を起こすと、山陽では[[藤原純友]]が畿内政権に対して反乱を起こした([[承平天慶の乱]])。
 +
 +
===鎌倉時代~室町時代===
 +
[[鎌倉時代]]から[[室町時代]]にかけては、[[村上水軍]]が瀬戸内海を本拠地とした。室町時代に[[勘合貿易]]が執られるまでは、瀬戸内海の[[海賊]]たちは、[[倭寇]]となって[[朝鮮半島]]近辺で略奪を行った。
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 +
===戦国時代~江戸時代===
 +
[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]には、[[大内氏]]や[[尼子氏]]や[[毛利氏]]や[[小早川氏]]といった戦国大名が、山陰山陽を領するようになった。[[16世紀]]前半には、[[大内義隆]]が山陰山陽から[[北部九州]]に跨がって勢力圏を伸ばし、その本拠地たる[[山口市|山口]]は、「[[西京]]」(西の[[京都]])と呼ばれるまでに繁盛した。[[大内義隆]]が謀反で自害すると、安芸国人衆の中で勢力を伸ばした[[毛利元就]]が、[[陶氏]]や[[尼子氏]]を滅ぼし山陰山陽を統一した。毛利氏は山陽中南部の[[広島市|広島]]に拠点を定め、それ以来広島は、山陰山陽に及ぶ広大な毛利氏支配域で随一無二の都市となる。
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ところが、1600年の[[関ヶ原の戦い]]で、西軍の[[石田三成]]が[[徳川家康]]率いる東軍に敗れ[[毛利輝元]]も[[大坂城]]を退去すると、本拠地を広島から[[萩市|萩]]に移され([[長州藩]])、領地も東軍に内応した[[吉川広家]]に宛がわれる予定だった[[周防国|周防]]・[[長門国|長門]]の2国に削減された。
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 +
[[江戸時代]]になると、大小様々な大名が領するようになった。[[鳥取藩]]は徳川将軍家との関係が強く(鳥取藩初代藩主、池田光仲は父が[[徳川家康]]の外孫にあたり、12代藩主慶徳は[[徳川慶喜]]の兄)、全国有数の石高を誇った。又、[[池田光政]]・[[池田綱政|綱政]]といった名君を出した[[岡山藩]]、[[松平治郷]]の下で発展を遂げた[[松江藩]]を初めとして、徳川幕府が中国・九州地方の幕府拠点として幕命で[[備後福山藩]]を興し、その初代藩主には徳川家康の母方の従兄弟である猛将[[水野勝成]]を配した。また[[浅野氏]]が治める[[広島藩]]は、[[頼山陽]]といった歴史家を出した。殊に[[岡山市|岡山]]と[[広島市|広島]]は、藩内経済の進展も手伝って、江戸時代後期には日本で十指に入る[[城下町]]<!--江戸時代後期、三都(江戸、京都、大坂)以外の十大都市は、鹿児島、熊本、長崎、広島、岡山、徳島、堺、名古屋、金沢、仙台の十都市であった。-->へと成長した。
 +
 +
===幕末から第二次大戦まで===
 +
[[幕末]]から[[明治維新]]にかけての動乱期には、[[江戸幕府]]への敵対心を燃やしていた[[長州藩]]が、時代をリードする事となった。時代を同じくして、[[津和野藩]]は、4万石でありながら、[[石高]]の二倍三倍もの経済力を持ち、明治初期には[[西周 (啓蒙家)|西周]]や[[森鴎外]]などの知識人を輩出した。
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欧米列強による[[植民地]]化が世界中で進む中、[[明治政府]]は[[富国強兵]]政策を執って植民地化を免れた。当時、[[朝鮮半島]]や[[中国]]にも近い山陽や[[北九州地区|北九州]]は、[[経済]]や[[軍事]]における要衝ともなった。[[1894年]]に[[日清戦争]]が起こると、[[帝国議会]]と[[大本営]]が臨時に[[広島市|広島]]へ移転し、これ以来、広島は[[兵站]]も置かれて軍需都市ともなった。又、広島近郊に位置する[[呉市|呉]]や[[江田島市|江田島]]も、帝国海軍の本拠地ともなった。この影響か、[[第二次世界大戦]]の終結直前には、軍都たる広島には[[アメリカ軍]]によって[[原子爆弾]]が投下され、岡山、呉、徳山、下関、福山などの当時の主要都市は軒並み激しい空襲を受けた。
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 +
===第二次大戦後===
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[[高度経済成長]]期には、概して[[東日本]]で[[首都|中央]]たる[[東京都|東京]]への人口流入が起こったために、山陰山陽では大きな地殻変動を招くには至らなかった。
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1970年代に、[[田中角栄]]政権が「地方への再分配」を掲げると、山陰山陽でも交通網が整備されるようになる。[[山陽新幹線]]は、1972年に[[岡山駅]]まで開通し、[[1975年]]に全通した。
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又、高度経済成長期以後は、「[[過疎]]と[[過密]]」が顕在化するようになり、山陰山陽を横断する幹線[[高速道路]]の一つである[[中国自動車道]]は、[[津山市|津山]]や[[三次市|三次]]などの山間部を経由するルートとして建設された。[[山陽自動車道]]の全通は、[[1997年]]末であった。これと前後して、[[1988年]]には[[瀬戸大橋]]が、[[1999年]]には[[しまなみ海道]]が開通したものの、山陰と山陽の格差が大きくなる結果となった。
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 +
更に、[[バブル経済]]が破綻すると、[[1996年]]以後の[[デフレーション]]の進行や[[不良債権]]の処理、[[郊外]]型[[ショッピングセンター]]の隆盛などとも相まって地方全体が不況に悩まされた。
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 +
近年は、山陽側の各都市において再び好景気となる反面、山陰側の都市や中山間地域では引き続いて厳しい状況が続いており、早急な格差是正対策が求められている。
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 +
<!--== 主な[[市町村]] ==
 +
<table border="0" cellpadding="5" width="100%">
 +
<tr valign="top">
 +
<td width="20%">[[鳥取県]]</td>
 +
<td width="20%">[[島根県]]</td>
 +
<td width="20%">[[岡山県]]</td>
 +
<td width="20%">[[広島県]]</td>
 +
<td width="20%">[[山口県]]</td></tr><tr><td valign="top">
 +
*'''[[鳥取市]]'''
 +
 +
*[[倉吉市]]
 +
*[[境港市]]
 +
*[[米子市]]
 +
*[[岩美郡]]
 +
*[[八頭郡]]
 +
*[[東伯郡]]
 +
*[[西伯郡]]
 +
*[[日野郡]]
 +
</td><td valign="top">
 +
*'''[[松江市]]'''
 +
 +
*[[出雲市]]
 +
*[[雲南市]]
 +
*[[大田市]]
 +
*[[江津市]]
 +
*[[浜田市]]
 +
*[[益田市]]
 +
*[[安来市]]
 +
*[[八束郡]]
 +
*[[仁多郡]]
 +
*[[飯石郡]]
 +
*[[簸川郡]]
 +
*[[邑智郡]]
 +
*[[鹿足郡]]
 +
*[[隠岐郡]]
 +
</td><td valign="top">
 +
*'''[[岡山市]]'''
 +
 +
*[[赤磐市]]
 +
*[[浅口市]]
 +
*[[井原市]]
 +
*[[笠岡市]]
 +
*[[倉敷市]]
 +
*[[瀬戸内市]]
 +
*[[総社市]]
 +
*[[高梁市]]
 +
*[[玉野市]]
 +
*[[津山市]]
 +
*[[新見市]]
 +
*[[備前市]]
 +
*[[真庭市]]
 +
*[[美作市]]
 +
*[[御津郡]]
 +
*[[赤磐郡]]
 +
*[[和気郡]]
 +
*[[都窪郡]]
 +
*[[浅口郡]]
 +
*[[小田郡]]
 +
*[[真庭郡]]
 +
*[[苫田郡]]
 +
*[[勝田郡]]
 +
*[[英田郡]]
 +
*[[久米郡]]
 +
</td><td valign="top">
 +
*'''[[広島市]]'''
 +
 +
*[[安芸高田市]]
 +
*[[江田島市]]
 +
*[[大竹市]]
 +
*[[尾道市]]
 +
*[[呉市]]
 +
*[[庄原市]]
 +
*[[竹原市]]
 +
*[[廿日市市]]
 +
*[[東広島市]]
 +
*[[福山市]]
 +
*[[府中市 (広島県)|府中市]]
 +
*[[三原市]]
 +
*[[三次市]]
 +
*[[安芸郡]]
 +
*[[山県郡]]
 +
*[[豊田郡]]
 +
*[[世羅郡]]
 +
*[[神石郡]]
 +
</td><td valign="top">
 +
*'''[[山口市]]'''
 +
 +
*[[岩国市]]
 +
*[[宇部市]]
 +
*[[下松市]]
 +
*[[山陽小野田市]]
 +
*[[下関市]]
 +
*[[周南市]]
 +
*[[長門市]]
 +
*[[萩市]]
 +
*[[光市]]
 +
*[[防府市]]
 +
*[[美祢市]]
 +
*[[柳井市]]
 +
*[[大島郡]]
 +
*[[玖珂郡]]
 +
*[[熊毛郡]]
 +
*[[美祢郡]]
 +
*[[阿武郡]]
 +
</td><td valign="top">
 +
</td></tr>
 +
</table>
 +
 +
=== 主要都市 ===
 +
*[[広島市]](広島県)[[政令市]]・県庁所在地 人口116万人
 +
*[[岡山市]](岡山県)[[中核市]]・県庁所在地 人口 67万人  
 +
*[[倉敷市]](岡山県)中核市 人口 47万人
 +
*[[福山市]](広島県)中核市  人口 47万人
 +
*[[下関市]](山口県)中核市  人口 30万人
 +
*[[呉市]](広島県)[[特例市]] 人口 25万人
 +
*[[鳥取市]](鳥取県)特例市・県庁所在地 人口 20万人
 +
*[[松江市]](島根県)特例市・県庁所在地 人口 19万人
 +
*[[東広島市]](広島県)人口 18万人
 +
*[[宇部市]](山口県)人口 18万人
 +
-->
 +
 +
==主な高等教育機関==
 +
;国公立大学
 +
{|
 +
|valign="top"|
 +
*[[鳥取大学]]
 +
*[[島根大学]]
 +
*[[島根県立大学]]
 +
*[[岡山大学]]
 +
*[[岡山県立大学]]
 +
|valign="top"|
 +
*[[広島大学]]
 +
*[[県立広島大学]]
 +
*[[広島市立大学]]
 +
*[[尾道大学]]
 +
|valign="top"|
 +
*[[山口大学]]
 +
*[[下関市立大学]]
 +
*[[山口県立大学]]
 +
|}
 +
 +
;私立大学
 +
{|
 +
|valign="top"|
 +
*[[鳥取環境大学]]
 +
*[[岡山学院大学]]
 +
*[[岡山商科大学]]
 +
*[[岡山理科大学]]
 +
*[[川崎医科大学]]
 +
*[[川崎医療福祉大学]]
 +
*[[吉備国際大学]]
 +
*[[倉敷芸術科学大学]]
 +
*[[くらしき作陽大学]]
 +
*[[山陽学園大学]]
 +
*[[就実大学]]
 +
*[[中国学園大学]]
 +
|valign="top"|
 +
*[[ノートルダム清心女子大学]]
 +
*[[美作大学]]
 +
*[[エリザベト音楽大学]]
 +
*[[呉大学]]
 +
*[[日本赤十字広島看護大学]]
 +
*[[比治山大学]]
 +
*[[広島経済大学]]
 +
*[[広島工業大学]]
 +
*[[広島国際大学]]
 +
*[[広島国際学院大学]]
 +
*[[広島修道大学]]
 +
|valign="top"|
 +
*[[広島女学院大学]]
 +
*[[広島文教女子大学]]
 +
*[[福山大学]]
 +
*[[福山平成大学]]
 +
*[[安田女子大学]]
 +
*[[宇部フロンティア大学]]
 +
*[[東亜大学]]
 +
*[[徳山大学]]
 +
*[[梅光学院大学]]
 +
*[[萩国際大学]]
 +
*[[山口東京理科大学]]
 +
|}
 +
 +
;大学校
 +
*[[海上保安大学校]](海上保安庁所管)
 +
*[[水産大学校]](農林水産省所管)
 +
 +
;短期大学
 +
*[[鳥取短期大学]]
 +
*[[福山市立女子短期大学]]
 +
*下関短期大学
 +
*[[順正短期大学]]
 +
*[[就実短期大学]]
 +
*[[岡山短期大学]]
 +
*[[川崎医療短期大学]]
 +
 +
==交通==
 +
===概要===
 +
中国地方は、[[平野]]や[[盆地]]が狭く少ないため、交通網の整備が遅れを取っている。
 +
 +
[[高速道路]]は、南北間の連絡線(''山陰と山陽'')は、[[ジャンクションターミナル|ジャンクション]]一回毎に東西の幹線(''中国地方対[[近畿地方|近畿]]・[[九州]]'')に入ってから再び連絡線に入る構造の路線が多い。更に、山陰・山陽間の連絡線となる高速道路は、[[一般国道|幹線国道]]([[国道53号]]、[[国道54号]])から大きく外れたルートで建設されたため、利便性と地域間の連帯に乏しい。
 +
 +
現在は[[中国横断自動車道]]の[[広島県|広島]]と[[島根県|島根]]を結ぶ尾道松江線、[[兵庫県|兵庫]]と[[鳥取県|鳥取]]を結ぶ姫路鳥取線の2路線が、[[新直轄方式]]で建設中で、開通後は通行料が無料となることから、沿線の市町村では、地域の活力向上に期待を寄せている。また[[山陰自動車道]]についても、一部区間が[[地域高規格道路]]としての整備が決まるなど、全線開通に向けた取り組みが積極的に行われている。
 +
 +
高速道路と同じく、鉄道も南北間の移動には不便な場合が多い。主な路線としては、[[伯備線]]や[[智頭急行智頭線]]などが主に使われるが、地方内の移動よりも、[[東京都|東京]]・[[大阪府|大阪]]方面に向かうルート設定であるため、場所によっては遠回りになる事もある。実際、[[松江市|松江]]方面から[[広島市|広島]]方面に抜ける場合には、[[木次線]]・[[芸備線]]経由の方が明らかに近回りであるが、列車の便数が少ないため、利用者は高速バスに流れている。
 +
 +
1990年代以降、都市型近郊輸送を行う[[広島シティネットワーク]]と、特急列車本数の多い[[瀬戸大橋線]]を除き、中国地方の全JR在来線が、基準輸送密度を下回る不採算路線となる状況が続いている。
 +
 +
この地方が抱える交通基盤整備の遅れは経済界からも問題視されており、5県の県庁所在地相互間を可能な限り短時間で結ぶことを目的として、[[在来線]]と[[新幹線]]を直通できる[[軌間可変電車|フリーゲージトレイン]]や、[[広島西飛行場]]を中心とした[[コミューター]]航空網による、新しい交通体系整備の要望が挙がっている。
 +
 +
=== 鉄道 ===
 +
;[[西日本旅客鉄道]]
 +
{|
 +
|valign="top"|
 +
*[[山陽新幹線]]
 +
*[[山陽本線]]
 +
*[[山陰本線]]
 +
*[[赤穂線]]
 +
*[[因美線]]
 +
*[[宇野線]]
 +
|valign="top"|
 +
*[[宇部線]]
 +
*[[小野田線]]
 +
*[[可部線]]
 +
*[[岩徳線]]
 +
*[[姫新線]]
 +
*[[木次線]]
 +
|valign="top"|
 +
*[[吉備線]]
 +
*[[呉線]]
 +
*[[芸備線]]
 +
*[[境線]]
 +
*[[三江線]]
 +
*[[瀬戸大橋線]]
 +
|valign="top"|
 +
*[[津山線]]
 +
*[[伯備線]]
 +
*[[福塩線]]
 +
*[[美祢線]]
 +
*[[山口線]]
 +
|}
 +
 +
;一般私鉄
 +
{|
 +
|valign="top"|
 +
*[[智頭急行智頭線]]
 +
*[[若桜鉄道若桜線]]
 +
*[[一畑電車]]
 +
**[[一畑電車北松江線]]
 +
**[[一畑電車大社線]]
 +
*[[水島臨海鉄道]]
 +
*[[井原鉄道井原線]]
 +
*[[岡山電気軌道]]
 +
**[[岡山電気軌道東山本線]]
 +
**[[岡山電気軌道清輝橋線]]
 +
|valign="top"|
 +
*[[広島電鉄]]
 +
**[[広島電鉄宇品線]]
 +
**[[広島電鉄江波線]]
 +
**[[広島電鉄白島線]]
 +
**[[広島電鉄本線]]
 +
**[[広島電鉄皆実線]]
 +
**[[広島電鉄宮島線]]
 +
**[[広島電鉄横川線]]
 +
*[[錦川鉄道錦川清流線]]
 +
|}
 +
 +
=== 道路 ===
 +
(→[[中国地方の道路一覧]])
 +
 +
=== 空港 ===
 +
国内旅客数は、中国地方全体でここ数年若干の減少傾向があり、2005年には700万の大台を割り込んで697.9万人/年度となった。国際線旅客数は53.8万人/年度に及び、増加傾向を示している。
 +
 +
{| class="wikitable"
 +
|-bgcolor="#a4aaf9"
 +
|rowspan="2" align="center" bgcolor=ffcc99|'''[[空港]]'''
 +
|rowspan="2" align="center" bgcolor=ff9966|'''旅客合計'''
 +
|colspan="2" align="center" |'''国内線'''
 +
|colspan="2" align="center" bgcolor=ccccff|'''国際線'''
 +
|-
 +
|align="center" bgcolor=cccccc|旅客数
 +
|align="center" |定期便
 +
|align="center" bgcolor=cccccc|旅客数
 +
|align="center" |定期便
 +
 +
|-
 +
|align="center" bgcolor=ffffff|[[広島空港|広島]]
 +
|align="right" bgcolor=ffffcc|329<font size=-1><sup>万</sup>1063人
 +
|align="right"|297<font size=-1><sup>万</sup>7868人
 +
|<font size=-1>[[新千歳空港|新千歳]]・[[仙台空港|仙台]]・<br>'''[[東京国際空港|東京]]'''・'''[[成田国際空港|成田]]'''・<br>[[那覇空港|那覇]]
 +
|align="right"|31<font size=-1><sup>万</sup>4035人
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|<font size=-1>[[北京首都国際空港|北京]]・[[上海浦東国際空港|上海]]・[[大連]]<br>・[[仁川国際空港|ソウル]]・[[台湾桃園国際空港|台北]]・<br>[[スワンナプーム国際空港|バンコク]]・[[グアム国際空港|グアム]]
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|align="center" bgcolor=ffffff|[[岡山空港|岡山]]
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|align="right" bgcolor=ffffcc|157<font size=-1><sup>万</sup>4589人
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|<font size=-1>新千歳・'''東京'''・<br>[[鹿児島空港|鹿児島]]・那覇
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|align="right"|18<font size=-1><sup>万</sup>2433人
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|<font size=-1>ソウル・上海<br>・グアム
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|align="center" bgcolor=ffffff|<font size=-1>[[山口宇部空港|山口宇部]]
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|align="right" bgcolor=ffffcc|92<font size=-1><sup>万</sup>8159人
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|align="right"|92<font size=-1><sup>万</sup>3314人
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|<font size=-1>'''東京'''
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|align="right"|<font size=-1>4845人
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|align="center" bgcolor=ffffff|[[出雲空港|出雲]]
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|align="right" bgcolor=ffffcc|71<font size=-1><sup>万</sup>6419人
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|align="right"|71<font size=-1><sup>万</sup>4733人
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|<font size=-1>(新千歳)・'''東京'''・<br>'''[[大阪国際空港|大阪]]'''・[[隠岐空港|隠岐]]・[[福岡空港|福岡]]
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|align="right"|<font size=-1>1646人
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|-
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|-
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|align="center" bgcolor=ffffff|[[美保飛行場|米子]]
 +
|align="right" bgcolor=ffffcc|47<font size=-1><sup>万</sup>8252人
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|align="right"|44<font size=-1><sup>万</sup>1745人
 +
|<font size=-1>'''東京'''・'''[[中部国際空港|中部]]'''
 +
|align="right"|3<font size=-1><sup>万</sup>6507人
 +
|<font size=-1>ソウル
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|-
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|align="center" bgcolor=ffffff|[[鳥取空港|鳥取]]
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|align="right" bgcolor=ffffcc|33<font size=-1><sup>万</sup>4366人
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|align="right"|33<font size=-1><sup>万</sup>2119人
 +
|<font size=-1>'''東京'''・'''中部'''
 +
|align="right"|<font size=-1>2247人
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|-
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|align="center" bgcolor=ffffff|[[石見空港|石見]]
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|align="right" bgcolor=ffffcc|8<font size=-1><sup>万</sup>1282人
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|align="right"|8<font size=-1><sup>万</sup>1282人
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|<font size=-1>'''東京'''・'''大阪'''
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|align="right"|<font size=-1>0人
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|align="center" bgcolor=ffffff|<small>[[広島西飛行場|広島西]]
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|align="right" bgcolor=ffffcc|6<font size=-1><sup>万</sup>7059人
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|align="right"|6<font size=-1><sup>万</sup>7059人
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|<font size=-1>[[宮崎空港|宮崎]]・鹿児島
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|align="right"|<font size=-1>0人
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|-
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|align="center" bgcolor=ffffff|[[隠岐空港|隠岐]]
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|align="right" bgcolor=ffffcc|4<font size=-1><sup>万</sup>5243人
 +
|align="right"|4<font size=-1><sup>万</sup>5243人
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|<font size=-1>'''大阪'''・[[出雲空港|出雲]]
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|align="right"|<font size=-1>0人
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|align="center" bgcolor=ffffff|[[岡南飛行場|岡南]]
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:※出典は[[国土交通省]]航空局・[http://www.mlit.go.jp/koku/04_outline/10_data/03_kanrijoukyoucyousyo/h17.pdf 空港管理状況調書](2005年度)
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:※[[チャーター]]便の旅客数含む
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:※[[三大都市圏]]への便は'''太字'''
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:※全国の空港の乗降客数は[[日本の空港#乗降客数]]参照
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==経済==
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;[[農業]]
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[[鳥取砂丘]]では[[梨]]の栽培が、[[岡山平野]]では[[マスカット (ブドウ)|マスカット]]や[[桃]]の栽培が、[[広島湾]]などでは[[牡蛎]]の養殖が、それぞれ盛んに行われている。
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;[[工業]]
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[[瀬戸内海]]沿岸には軽重様々の工場が立地し、[[瀬戸内工業地域]]を形成している。この内、[[重工業]]地帯としては、[[倉敷市|水島]]、[[福山市|福山]]、[[周南市|徳山]]などに見られる。
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;「中国」を冠する企業名
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*[[中国電力]]
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*[[中国銀行 (日本)|中国銀行]]
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*[[西中国信用金庫]]
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*[[中国バス]]
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==方言==
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一般的に、[[中国方言]]が話される地方である。主な方言としては、[[出雲弁|出雲辯]]や[[広島弁|広島辯]]などが代表的である。
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== スポーツ ==
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=== 野球 ===
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;[[プロ野球]]
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* [[広島東洋カープ]]
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;[[社会人野球]]
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<table width="90%"><tr><td valign=top width="50%">
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* [[鳥取キタロウズ]]
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* [[倉敷オーシャンズ]]
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* [[棚原クラブ]]
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* [[倉敷ピーチジャックス]]
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* [[JFE西日本硬式野球部|JFE西日本]]
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* [[JR西日本硬式野球部|JR西日本]]
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* [[三菱重工広島硬式野球部|三菱重工広島]]
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* [[ワイテック]]
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* [[伯和ビクトリーズ]]
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* [[リアルプロフェッショナルクラブ広島]]
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* [[広島鯉城クラブ]]
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</td><td valign=top>
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* [[三菱三原硬式野球クラブ]]
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* [[常石鉄工]]
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* [[広島ウェルネススポーツ学院]]
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* [[広島医療体育学院専門学校]]
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* [[MSHアカデミー]]
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* [[山口きららマウントG]]
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* [[光シーガルズ]]
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* [[岩国五橋クラブ]]
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* [[海上自衛隊岩国クラブ]]
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* [[航空自衛隊防府クラブ]]
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</td></tr></table>
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=== サッカー ===
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<table width="90%"><tr><td valign=top width="50%">
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;[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]
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* [[サンフレッチェ広島]]
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</td><td valign=top>
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;[[日本女子サッカーリーグ|Lリーグ]]
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* [[岡山湯郷Belle]]
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</td></tr></table>
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;[[Jリーグに将来参加を目指しているチーム|Jリーグ加盟を目指すクラブ]]
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* [[ガイナーレ鳥取]]
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* [[ファジアーノ岡山FC]]
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* [[FCセントラル中国]]
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* [[レノファ山口FC]]
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* [[鳥取キッカーズFC]]
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* [[FCバレイン下関]]
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;[[日本フットボールリーグ|JFL]]
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* ガイナーレ鳥取
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* [[三菱自動車水島FC]]
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<table width="90%"><tr><td valign=top width="50%">
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;[[中国社会人リーグ|中国リーグ]]
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* FCセントラル中国
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* ファジアーノ岡山FC
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* [[広島フジタSC]]
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* [[佐川急便中国サッカー部|佐川急便中国]]
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* [[JFEスチール西日本サッカー部|JFE西日本]]
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* [[日立笠戸]]
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* レノファ山口FC
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* [[マツダSC]]
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</td><td valign=top>
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;中国女子サッカーリーグ
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* [[吉備国際大学]]
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* [[FCキートス]]
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* [[ブランカス]]
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* [[青崎SC]]
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* [[広島フジタSC]]
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* [[広島大河フットボールクラブ|大河FC]]
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* [[大和撫子 (サッカー)|大和撫子]]
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* [[FCレーベェ]]
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</td></tr></table>
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=== ラグビー ===
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;[[トップキュウシュウ]]
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* [[三菱自動車水島]]
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* [[マツダ]]
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* [[中国電力]]
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=== バレーボール ===
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<table width="90%"><tr><td valign=top width="50%">
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;[[プレミアリーグ (バレーボール)|プレミアリーグ]](男子)
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* [[JTサンダーズ]]
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</td><td valign=top>
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;[[プレミアリーグ (バレーボール)|プレミアリーグ]](女子)
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* [[岡山シーガルズ]]
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;[[チャレンジリーグ (バレーボール)|チャレンジリーグ]](女子)
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* [[大野石油広島女子バレーボール部|大野石油広島]]
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* [[健祥会]]
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</td></tr></table>
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=== ハンドボール ===
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<table width="90%"><tr><td valign=top width="50%">
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;[[日本ハンドボールリーグ|日本リーグ]](男子)
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* [[湧永製薬ハンドボールクラブ|湧永製薬]]
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</td><td valign=top>
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;[[日本ハンドボールリーグ|日本リーグ]](女子)
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* [[広島メイプルレッズ]]
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</td></tr></table>
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=== ソフトボール ===
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<table width="90%"><tr><td valign=top width="50%">
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;男子西日本リーグ
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* [[ホシザキ電機]]
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* [[平林金属]]
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</td><td valign=top>
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;女子リーグ
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* [[島根三洋]]
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</td></tr></table>
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=== アメフト ===
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;[[Xリーグ]]
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* [[セリオスタンディングベアーズ]]     
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* [[広島UCSホークス]]
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=== ホッケー ===
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<table width="90%"><tr><td valign=top width="50%">
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;[[ホッケー日本リーグ|日本リーグ]](男子)
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* [[Selrio島根]]
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;西日本リーグ(男子)
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* [[八頭クラブ]]
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* [[岡山クラブ]]
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;関西リーグ
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* [[山口クラブ]]
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</td><td valign=top>
 +
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;[[ホッケー日本リーグ|日本リーグ]](女子)    
 +
* [[コカ・コーラウエストレッドスパークス (ホッケー)|コカ・コーラウエストレッドスパークス]]     
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;西日本リーグ(女子)
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* [[鳥取短期大学]]
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* [[ニッポー]]
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</td></tr></table>
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=== 陸上競技 ===
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<table width="90%"><tr><td valign=top width="50%">
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;[[駅伝]](男子)
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* [[ホシザキ電機]]
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* [[中国電力陸上競技部|中国電力]]
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* [[JFE]]
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* [[中電工]]
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* [[マツダ]]
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* [[自衛隊海田]]
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</td><td valign=top>
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;[[駅伝]](女子)
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* [[天満屋]]
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* [[デオデオ]]
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== 人口 ==
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※順位・人口・割合は2003年10月1日のデータによる。
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{{中国地方/5歳階級別人口}}
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== 関連項目 ==
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*[[中国・四国地方]]
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*[[瀬戸内地方]]
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*[[瀬戸内工業地域]]
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*[[西国]]
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{{日本の地域}}
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[[Category:中国地方|*]]
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{{japan-geo-stub}}

2007年6月27日 (水) 08:47時点における版

中国地方のデータ
5県の合計
面積 31,917.37km²
総人口 7,679,939
(2006年3月31日)
人口密度 240.62人/km²
(2006年3月31日)
位置

中国地方(ちゅうごくちほう)は、本州の西部に位置する、日本の地域の一つ。

行政区分としては、鳥取県島根県岡山県広島県山口県の5より構成される。

概要

便宜的に、兵庫県の西部(旧播磨国)と北部(旧但馬国)を含める場合がある。山口県、特に西部の旧長門国は、古くから九州との繋がりが深い点から、九州・山口地方として広域九州圏に入れる場合もある。又、山口県東部(旧周防国)・広島県西部(旧安芸国)・島根県西部(旧石見国)を広域九州圏に入れる場合もある。

延喜式による「近国」「中国」「遠国」の三区分のうち、「中国」に属していたのが名の由来。 文献上の早い例は、1394年に足利直冬が備中、備後、安芸、周防、長門、出雲、伯耆、因幡の8カ国を成敗する「中国探題」としてみえる(「師守記」「太平記」)こと、翌50年に高師泰が足利直冬討伐に「発向中国(ちゅうごくにはっこうす)」(「祇園執行日記」)、54年に将軍義詮が細川頼有に「中国凶徒退治」を命じた(「永青文庫文書」)こと等。南北朝時代中頃には中央の支配者層に、現在の中国地域がほぼ「中国」として認識されていた。また中央政治権力にとって敵方地、あるいは敵方との拮抗地域であった。(岸田裕之執筆「中国」の項、『日本史大事典4』平凡社、1993)

旅行業などを中心に「China」(中華人民共和国)と区別するために、日本海側の称である山陰と、瀬戸内海側の称である山陽を合わせて山陰山陽地方(さんいんさんようちほう)の呼称を用いることもある。(まれに「陰陽(いんよう)」とも)

東国に対して西国(さいごく)と呼ぶこともあるが、例外的である。

より広域的に四国地方と合わせて、中国・四国地方(中四国)と呼ぶこともある。

地理

脊梁山脈である中国山地が、山口県東部から島根県南部/広島県北部を抜けて鳥取県南部/岡山県北部まで延びる。最高峰は鳥取県の大山で1729m。

気候は、山陰と山陽で大きく異なる。山陰は日本海側気候で、にはが比較的多い。一方、山陽は瀬戸内海式気候で、年間を通してが少ない。

地域

主な地域圏

広島経済圏
東瀬戸経済圏
関門都市圏福北大都市圏
中海・宍道湖経済圏
その他

歴史

(本節では、「中華人民共和国」と区別するために、「中国地方」を「山陰山陽」と表記する。)

古代

6世紀近畿ヤマト王権が成立すると、近畿に近い山陰山陽の政治勢力は、早々とヤマト王権に参加した。当時の二大勢力圏であった、山陽の吉備国や山陰の出雲国は、独立性を保つ一方でヤマト王権とのパワーバランスも保ち、奈良時代には吉備真備などの高官を輩出した。しかし、吉備国の繁栄に危機感を覚えたヤマト王権によって、吉備国は分割され、勢力を削がれた。

平安時代

10世紀の940年頃に、関東平将門畿内政権に対して反乱を起こすと、山陽では藤原純友が畿内政権に対して反乱を起こした(承平天慶の乱)。

鎌倉時代~室町時代

鎌倉時代から室町時代にかけては、村上水軍が瀬戸内海を本拠地とした。室町時代に勘合貿易が執られるまでは、瀬戸内海の海賊たちは、倭寇となって朝鮮半島近辺で略奪を行った。

戦国時代~江戸時代

戦国時代には、大内氏尼子氏毛利氏小早川氏といった戦国大名が、山陰山陽を領するようになった。16世紀前半には、大内義隆が山陰山陽から北部九州に跨がって勢力圏を伸ばし、その本拠地たる山口は、「西京」(西の京都)と呼ばれるまでに繁盛した。大内義隆が謀反で自害すると、安芸国人衆の中で勢力を伸ばした毛利元就が、陶氏尼子氏を滅ぼし山陰山陽を統一した。毛利氏は山陽中南部の広島に拠点を定め、それ以来広島は、山陰山陽に及ぶ広大な毛利氏支配域で随一無二の都市となる。

ところが、1600年の関ヶ原の戦いで、西軍の石田三成徳川家康率いる東軍に敗れ毛利輝元大坂城を退去すると、本拠地を広島からに移され(長州藩)、領地も東軍に内応した吉川広家に宛がわれる予定だった周防長門の2国に削減された。

江戸時代になると、大小様々な大名が領するようになった。鳥取藩は徳川将軍家との関係が強く(鳥取藩初代藩主、池田光仲は父が徳川家康の外孫にあたり、12代藩主慶徳は徳川慶喜の兄)、全国有数の石高を誇った。又、池田光政綱政といった名君を出した岡山藩松平治郷の下で発展を遂げた松江藩を初めとして、徳川幕府が中国・九州地方の幕府拠点として幕命で備後福山藩を興し、その初代藩主には徳川家康の母方の従兄弟である猛将水野勝成を配した。また浅野氏が治める広島藩は、頼山陽といった歴史家を出した。殊に岡山広島は、藩内経済の進展も手伝って、江戸時代後期には日本で十指に入る城下町へと成長した。

幕末から第二次大戦まで

幕末から明治維新にかけての動乱期には、江戸幕府への敵対心を燃やしていた長州藩が、時代をリードする事となった。時代を同じくして、津和野藩は、4万石でありながら、石高の二倍三倍もの経済力を持ち、明治初期には西周森鴎外などの知識人を輩出した。

欧米列強による植民地化が世界中で進む中、明治政府富国強兵政策を執って植民地化を免れた。当時、朝鮮半島中国にも近い山陽や北九州は、経済軍事における要衝ともなった。1894年日清戦争が起こると、帝国議会大本営が臨時に広島へ移転し、これ以来、広島は兵站も置かれて軍需都市ともなった。又、広島近郊に位置する江田島も、帝国海軍の本拠地ともなった。この影響か、第二次世界大戦の終結直前には、軍都たる広島にはアメリカ軍によって原子爆弾が投下され、岡山、呉、徳山、下関、福山などの当時の主要都市は軒並み激しい空襲を受けた。

第二次大戦後

高度経済成長期には、概して東日本中央たる東京への人口流入が起こったために、山陰山陽では大きな地殻変動を招くには至らなかった。

1970年代に、田中角栄政権が「地方への再分配」を掲げると、山陰山陽でも交通網が整備されるようになる。山陽新幹線は、1972年に岡山駅まで開通し、1975年に全通した。

又、高度経済成長期以後は、「過疎過密」が顕在化するようになり、山陰山陽を横断する幹線高速道路の一つである中国自動車道は、津山三次などの山間部を経由するルートとして建設された。山陽自動車道の全通は、1997年末であった。これと前後して、1988年には瀬戸大橋が、1999年にはしまなみ海道が開通したものの、山陰と山陽の格差が大きくなる結果となった。

更に、バブル経済が破綻すると、1996年以後のデフレーションの進行や不良債権の処理、郊外ショッピングセンターの隆盛などとも相まって地方全体が不況に悩まされた。

近年は、山陽側の各都市において再び好景気となる反面、山陰側の都市や中山間地域では引き続いて厳しい状況が続いており、早急な格差是正対策が求められている。


主な高等教育機関

国公立大学
私立大学
大学校
短期大学

交通

概要

中国地方は、平野盆地が狭く少ないため、交通網の整備が遅れを取っている。

高速道路は、南北間の連絡線(山陰と山陽)は、ジャンクション一回毎に東西の幹線(中国地方対近畿九州)に入ってから再び連絡線に入る構造の路線が多い。更に、山陰・山陽間の連絡線となる高速道路は、幹線国道国道53号国道54号)から大きく外れたルートで建設されたため、利便性と地域間の連帯に乏しい。

現在は中国横断自動車道広島島根を結ぶ尾道松江線、兵庫鳥取を結ぶ姫路鳥取線の2路線が、新直轄方式で建設中で、開通後は通行料が無料となることから、沿線の市町村では、地域の活力向上に期待を寄せている。また山陰自動車道についても、一部区間が地域高規格道路としての整備が決まるなど、全線開通に向けた取り組みが積極的に行われている。

高速道路と同じく、鉄道も南北間の移動には不便な場合が多い。主な路線としては、伯備線智頭急行智頭線などが主に使われるが、地方内の移動よりも、東京大阪方面に向かうルート設定であるため、場所によっては遠回りになる事もある。実際、松江方面から広島方面に抜ける場合には、木次線芸備線経由の方が明らかに近回りであるが、列車の便数が少ないため、利用者は高速バスに流れている。

1990年代以降、都市型近郊輸送を行う広島シティネットワークと、特急列車本数の多い瀬戸大橋線を除き、中国地方の全JR在来線が、基準輸送密度を下回る不採算路線となる状況が続いている。

この地方が抱える交通基盤整備の遅れは経済界からも問題視されており、5県の県庁所在地相互間を可能な限り短時間で結ぶことを目的として、在来線新幹線を直通できるフリーゲージトレインや、広島西飛行場を中心としたコミューター航空網による、新しい交通体系整備の要望が挙がっている。

鉄道

西日本旅客鉄道
一般私鉄

道路

(→中国地方の道路一覧

空港

国内旅客数は、中国地方全体でここ数年若干の減少傾向があり、2005年には700万の大台を割り込んで697.9万人/年度となった。国際線旅客数は53.8万人/年度に及び、増加傾向を示している。

空港 旅客合計 国内線 国際線
旅客数 定期便 旅客数 定期便
広島 3291063人 2977868人 新千歳仙台
東京成田
那覇
314035人 北京上海大連
ソウル台北
バンコクグアム
岡山 1574589人 1392156人 新千歳・東京
鹿児島・那覇
182433人 ソウル・上海
・グアム
山口宇部 928159人 923314人 東京 4845人
出雲 716419人 714733人 (新千歳)・東京
大阪隠岐福岡
1646人
米子 478252人 441745人 東京中部 36507人 ソウル
鳥取 334366人 332119人 東京中部 2247人
石見 81282人 81282人 東京大阪 0人
広島西 67059人 67059人 宮崎・鹿児島 0人
隠岐 45243人 45243人 大阪出雲 0人
岡南 0人 0人 0人
※出典は国土交通省航空局・空港管理状況調書(2005年度)
チャーター便の旅客数含む
三大都市圏への便は太字
※全国の空港の乗降客数は日本の空港#乗降客数参照

経済

農業

鳥取砂丘ではの栽培が、岡山平野ではマスカットの栽培が、広島湾などでは牡蛎の養殖が、それぞれ盛んに行われている。

工業

瀬戸内海沿岸には軽重様々の工場が立地し、瀬戸内工業地域を形成している。この内、重工業地帯としては、水島福山徳山などに見られる。

「中国」を冠する企業名

方言

一般的に、中国方言が話される地方である。主な方言としては、出雲辯広島辯などが代表的である。

スポーツ

野球

プロ野球
社会人野球

サッカー

Jリーグ
Lリーグ
Jリーグ加盟を目指すクラブ
JFL
中国リーグ
中国女子サッカーリーグ

ラグビー

トップキュウシュウ

バレーボール

プレミアリーグ(男子)
プレミアリーグ(女子)
チャレンジリーグ(女子)

ハンドボール

日本リーグ(男子)
日本リーグ(女子)

ソフトボール

男子西日本リーグ
女子リーグ

アメフト

Xリーグ

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人口

ISO 3166-2 都道府県名 順位 人口 割合
JP-31 鳥取県 47 611,073 0.50%
JP-32 島根県 46 753,135 0.60%
JP-33 岡山県 21 1,950,952 1.50%
JP-34 広島県 12 2,878,677 2.30%
JP-35 山口県 25 1,511,112 1.20%
7,704,949 6.10%

※順位・人口・割合は2003年10月1日のデータによる。

年齢構成

テンプレート:中国地方/5歳階級別人口

関連項目


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東北地方

東日本

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琉球地方テンプレート:japan-geo-stub