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一般的には、[[近畿地方]]または[[東海地方]]に含まれる。国土整備行政上は、[[福井県]]、[[滋賀県]]と同様、[[近畿圏]]、[[中部圏]]のいずれにも含まれている。
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詳しくは[[三重県の廃止市町村一覧]]を参照
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*[[2006年]][[1月10日]]に[[宮川村 (三重県)|宮川村]]と[[鵜殿村]]がそれぞれ[[大台町]]、[[紀宝町]]と合併しているため、三重県内から村がなくなっている。
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|[[大宮町 (三重県)|大宮町]]、[[紀勢町]]、[[大内山村]]
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|津市、[[久居市]]、[[芸濃町]]、[[安濃町]]、[[河芸町]]、[[香良洲町]]、[[一志町]]、[[白山町]]、[[美里村 (三重県)|美里村]]、[[美杉村]]
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|紀宝町、鵜殿村
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* [[木曽三川]]([[木曽川]]、[[長良川]]、[[揖斐川]])
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* [[鈴鹿川]]
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* [[雲出川]]
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* [[櫛田川]]
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* [[宮川 (三重県)|宮川]]
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* [[熊野川]]
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* [[木津川 (京都府)|木津川]]
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* [[五十鈴川]]
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* 大又川
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==== 主な山 ====
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[[鈴鹿山脈]]:
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* [[藤原岳]](1,140m、[[いなべ市]])
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* [[竜ヶ岳 (三重県・滋賀県)|竜ヶ岳]](1,099m、いなべ市)
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* [[釈迦ヶ岳 (鈴鹿)|釈迦ヶ岳]](1,092m、[[菰野町]])
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* [[御在所岳]](1,212m、菰野町)
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* [[鎌ヶ岳]](1,161m、菰野町)
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[[養老山地]]:
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* [[多度山]](403m、[[桑名市]])
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[[布引山地]]:
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* [[笠取山(三重県)|笠取山]](842m、[[伊賀市]])
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* [[霊山(三重県)|霊山]](766m、伊賀市)
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[[台高山脈]]:
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* [[大台ヶ原山]](日出ヶ岳)(県内最高峰、1,695m、[[大台町]])
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* [[高見山]](1,248m、[[松阪市]])
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* [[国見山(三重県・奈良県)|国見山]](1,419m、松阪市)
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* [[桧塚奥峰]](1,420m、松阪市)
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その他:
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* [[朝熊山]](555m、[[伊勢市]]・[[鳥羽市]])
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==== 主な島 ====
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[[鳥羽市]]:
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*[[答志島]]
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*[[神島 (三重県)|神島]]
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*[[菅島]]
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*[[坂手島]]
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*[[大築海島]]
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*[[小築海島]]
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[[志摩市]]:
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*[[賢島]]
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*[[間崎島]]
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*[[座賀島]]
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*[[和具大島]]
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*[[矢取島]]
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*[[渡鹿野島]]
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*[[三島山 (三重県)|三島山]]
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[[紀北町]]:
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*[[鈴島]]
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==== 湾 ====

2011年4月30日 (土) 10:09時点における版

三重県(みえけん)は、日本都道府県の一つで、日本最大の半島である紀伊半島の東側に位置する。

県庁所在地は県中部にある津市

概要

の豊富な自然に恵まれ、農業漁業が盛んである。また観光で江戸時代(御伊勢参り)から現在(F1日本グランプリや、8耐など)に至るまで、観光を産業として成り立たせており、京都奈良と並び稀有な県である。

北勢伊賀中勢南勢伊勢志摩東紀州の5地域で構成されている。江戸時代から、お伊勢参り(お蔭参り)の名で知られる伊勢神宮を擁する地域として発展した。令制国では、伊勢国志摩国伊賀国の全域と、紀伊国(当初は熊野国)の一部より構成される。旧律令国を4国も包括している県は珍しく、5国を包括している兵庫県についで2位である。このことは兵庫県同様三重県も、地域間の文化の違いや、習慣が多様であることを物語っている。

人口は22番目で、面積は25番目、人口密度は23番目である。三重県内で最大人口を持つ市町村四日市市の約31万人で、国から特例市に指定されている。県庁所在地である津市は、平成の大合併前の時点で、約16万人で県庁所在地のなかで人口が一番少なかったが、合併により人口が急激に増え、現在の人口は約28万人である。三重県は東紀州を中心に過疎地域があり、津市や松阪市の一部も過疎地域に指定されている。三重県の総人口は約180万人であり、熊本県鹿児島県岡山県等と同規模である。しかしそれらの県と比較して、三重県には人口の規模が大きな都市が存在しない。今日でこそ、平成の大合併で、人口が10万を超える市も全国的に珍しくなくなったが、以前から三重県には人口10万人以上の規模の市が、伊勢湾沿いに6市も存在している。大都市圏を含む都道府県以外では珍しいことである。このことから三重県の都市人口の特徴として、中規模の都市が複数存在し、人口が比較的分散していることがうかがえる。

三重県の北中部は中京工業地帯であり、主要企業が多い。四日市市では自動販売機が年間で約12万台生産されており、自動販売機の生産量が全国で最も多い。また全国的に有名な石油化学コンビナート四大公害病の一つである四日市ぜんそくが問題になったが、現在は法整備や汚染防止技術向上などの対策が格段に進み、工業地帯周辺の大気状態は良好になっている。亀山市にはカメヤマローソク(本社は大阪市に移転)や、三重県のハイテク企業誘致策により建設されたシャープ亀山工場がある。なお、三重県はローソクの生産量との生産量が全国一である。

伊勢神宮伊賀上野二見浦世界遺産熊野古道などの観光地やナガシマスパーランドなばなの里志摩スペイン村鈴鹿サーキットなどのテーマパークがある。三重県は、関西圏中京圏の中間に位置しているため、両地域からの観光客が多い。

桑名郡木曽岬町は、愛知県と地続きになっていることから、郵便配達などは愛知県弥富市にある弥富支店が行っている。また、町内の郵便番号は三重県のものではなく、愛知県のものが使われ、市外局番も愛知県のものを使用する。

方言三重弁が話されており、その中でも伊勢弁伊賀弁志摩弁紀州弁に分けることができる。三重弁は近畿方言に属しており、大部分の地域が京阪式アクセントまたはその変種である。三重県は、特に北部において、愛知県および東海地方との文化面や経済面での共通性が見られるが、方言においては愛知県・岐阜県との間に大きな断絶がある。方言の境界は長良川にあり、その東側の旧桑名郡長島町と桑名郡木曽岬町は東京式アクセントで、愛知県と同じ方言圏に属している。

三重県は、滋賀県福井県岐阜県とともに「日本まんなか共和国」を設立し、知事サミットや文化交流事業などを行っている。

名古屋名物になっている天むすは元々は三重県発祥のものである。他に、ひつまぶしも三重発祥との説がある。

地理

三重県は南北の長さは約180km、東西の幅は108kmと、非常に細長い形をしているため、地形も、伊勢平野をはじめとする平野部から、山脈、青山高原などの高地、盆地、低地など様々な地形を有する。伊勢湾から松阪市飯高町にかけて中央構造線が通っており、飯高町月出では大規模な露頭が見つかっている。2002年に「月出の中央構造線」として国の天然記念物に指定された。2007年には、長野県大鹿村とともに日本の地質百選に選定された(「中央構造線(月出)」)。

行政区分

隣接都道府県とその市町村

括弧内はその市町村に隣接する三重県の市町村。

三重県の分類

一般的には、近畿地方または東海地方に含まれる。国土整備行政上は、福井県滋賀県と同様、近畿圏中部圏のいずれにも含まれている。

合併済みの市町村

詳しくは三重県の廃止市町村一覧を参照

市町村合併
新行政名 旧行政名 合併期日
いなべ市 員弁町北勢町大安町藤原町 2003年12月1日
志摩市 阿児町浜島町磯部町大王町志摩町 2004年10月1日
伊賀市 上野市阿山町伊賀町青山町大山田村島ヶ原村 2004年11月1日
桑名市 桑名市、多度町長島町 2004年12月6日
松阪市 松阪市、嬉野町三雲町飯南町飯高町 2005年1月1日
亀山市 亀山市、関町 2005年1月11日
四日市市 四日市市、楠町 2005年2月7日
大紀町 大宮町紀勢町大内山村 2005年2月14日
南伊勢町 南勢町南島町 2005年10月1日
紀北町 海山町紀伊長島町 2005年10月11日
伊勢市 伊勢市、小俣町二見町御薗村 2005年11月1日
熊野市 熊野市、紀和町 2005年11月1日
津市 津市、久居市芸濃町安濃町河芸町香良洲町一志町白山町美里村美杉村 2006年1月1日
多気町 多気町、勢和村 2006年1月1日
大台町 大台町、宮川村 2006年1月10日
紀宝町 紀宝町、鵜殿村 2006年1月10日

地形

主な川

主な山

鈴鹿山脈

養老山地

布引山地

台高山脈

その他:

主な島

鳥羽市

志摩市

紀北町

紀宝町